北海道

沼ノ原山

自然絶景

標高1,459m。 その頂に広がるのは、湿原だ。 山の上に、水と草と空だけがある。 そんな場所が北海道にある。 大雪山国立公園の奥、沼ノ原山。 冬は雪と風が支配する別世界になる。 来るたびに、地球の広さを思い知らされる。

Best Season 夏(7〜8月)は高山植物が満開で歩きやすい。 秋(9月下旬)は草紅葉と霜の朝が美しい。 冬(11〜3月)はスノーシューで別世界を歩ける。 春の雪解け直後は足元が悪いので注意。

沼ノ原山のおすすめスポット

01

沼ノ原山|山頂に湿原がある、それだけで十分すぎる

登山口は国道273号沿い。

駐車スペースから歩き始める。

最初は針葉樹の森が続く。

足元はぬかるみがちで、慎重に進む。

1時間ほど歩くと、空が開けてくる。

そこで息を呑んだ。

湿原が、山の上に広がっている。

池塘と草紅葉と、その奥に連なる峰々。

冬が近い9月末、霜がうっすら降りている。

ほとんど誰もいない。

風の音しか聞こえない。

夏は高山植物が咲き乱れると聞いた。

でも、この枯れた静けさもたまらない。

往復約5時間。

難易度は中級程度。

トレッキングポールがあると安心だ。

山頂付近は風が強く、体感温度は低い。

夏でも防寒着は必須だと実感した。

■ 沼ノ原山 住所:北海道上川郡上川町(大雪山国立公園内) 登山口:国道273号沿い・層雲峡方面から約40分 入山料:無料 所要時間:往復約5〜6時間 駐車場:登山口付近に数台分あり(無料)
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02

冬の沼ノ原|白に塗りつぶされた世界へ

10月下旬から雪が積もり始める。

11月にはほぼ冬山になる。

その時期にスノーシューで入った。

足が沈む、ズボズボと。

でも不思議と怖くない。

広大な雪原が、静かに迎えてくれる感じがした。

湿原が雪で平らになって、どこが池塘かわからない。

踏み抜かないように、ガイドと一緒に歩いた。

層雲峡のガイド会社で手配して、1人8,000円ほど。

半日で行けるコースだ。

樹氷が木の枝にびっしり張り付いている。

青空に白い枝が映えて、写真を撮り続けた。

手がかじかんで、シャッターを押すのが辛かった。

それでも、立ち止まってまた撮った。

冬の沼ノ原は、夏とは完全に別の山だ。

■ 冬期スノーシューツアー(参考) 拠点:層雲峡温泉エリア(上川町) 料金目安:8,000円〜10,000円/人(ガイド付き) 催行期間:11月中旬〜3月頃 装備:スノーシュー・アイゼンはレンタル可 ※冬期の単独入山は危険。必ずガイド同行を
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03

層雲峡温泉|登山後の体を、湯が溶かしてくれる

沼ノ原から下りてきたとき、足が限界だ。

向かったのは層雲峡温泉。

登山口から車で約40分。

日帰り入浴を受け付けている宿が何軒かある。

1人600円〜1,000円程度で入れた。

お湯はナトリウム塩化物泉。

とにかく温まる。

冬は体の芯まで冷えているから、湯船で動けなくなる。

30分は出られない。

窓の外に石狩川が流れている。

川沿いの岩壁が夕日で赤く染まっている。

層雲峡の柱状節理は、近くで見ると圧倒される。

切り立った岩の壁が24km続く。

温泉に入って、それを眺めて、夕飯を食べる。

そのルーティンが最高だ。

沼ノ原だけじゃない。

層雲峡ごと旅の目的地にして正解だ。

■ 層雲峡温泉(日帰り入浴) 住所:北海道上川郡上川町層雲峡 料金目安:600円〜1,000円(施設による) 営業時間:13:00〜21:00頃(施設による) アクセス:旭川駅から車で約1時間30分 ※冬期は路面凍結に注意。スタッドレス必須
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モデルコース

Day Trip 旭川発(6:00)→ 沼ノ原登山口(8:00)→ 登山・山頂湿原(8:00〜14:00)→ 層雲峡温泉で日帰り入浴(15:00)→ 旭川着(17:30)
1 Night 1日目:旭川発 → 層雲峡散策・柱状節理見学 → 層雲峡温泉泊。2日目:早朝出発で沼ノ原登山(冬期はスノーシューツアー参加)→ 温泉で仕上げ → 旭川へ。山と湯を両方堪能できる2日間。
Travel Tips 登山口への道は冬期通行止めになる区間あり。 事前に北海道開発局の道路情報を確認すること。 層雲峡ビジターセンターで登山届を出せる。 クマ鈴は必ず持参。 天気の変わりが早いので、レインウェアは必須だ。

沼ノ原山への行き方

ICカード利用可
Access Time
東京から 約10時間8分
水戸から 約10時間53分
前橋から 約11時間8分
高崎から 約11時間8分
名古屋から 約11時間38分
備考 バス

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