北海道

流山温泉

温泉自然街歩き

函館から車で1時間ちょっと。 山の中に突然、湯けむりが見えてくる。 流山温泉は、派手さがない。 でも、着いた瞬間にわかる。 ここは本物だ、と。 冬に来ると特にいい。 雪に包まれた原野の中で、熱い湯に浸かる。 そのコントラストが、ここの全てだ。

Best Season 断然、冬。12月〜2月がベスト。 雪原と湯煙のコントラストは、この季節にしか見られない。 混雑もなく、静けさが極限まで深まる。 ただし防寒対策と滑り止め靴は必ず。

流山温泉のおすすめスポット

01

流山温泉駅|列車が来る、それだけで絵になる

JR江差線の終着駅、流山温泉駅。

無人駅だ。

ホームに降り立つと、まず静けさが来る。

風の音だけが聞こえる。

駅舎は小さな木造。

待合室には薪ストーブが一台。

冬はそこに火が入っていて、

旅人を黙って温めてくれる。

列車は1日数本しか来ない。

時刻表を見て、思わず笑った。

こんなに少ないのか、と。

でも不思議と焦らない。

ここに来ると、時間の感覚が変わる。

次の列車まで2時間あるなら、

2時間かけてゆっくりすればいい。

そう思えてくる。

ホームから見える山並みは、冬は真っ白だ。

雪煙が風に流れて、ずっと眺めている。

乗客は自分ひとりだけ。

それでよかった。

■ 流山温泉駅 住所:北海道上磯郡知内町字湯の里 JR江差線・流山温泉駅(無人駅) 列車本数:1日上下各3〜4本程度 待合室:薪ストーブあり(冬季) 入場無料
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02

流山温泉|雪の中に、白い湯煙だけが立つ

駅から歩いて5分。

温泉の建物が見えてくる。

日帰り入浴は600円。

受付のおばさんが一言、「ゆっくりしてね」と言った。

それだけで、来た甲斐がある。

湯はナトリウム塩化物泉。

無色透明で、じわじわと体の芯まで染みてくる。

熱めの設定で、42度くらいはあった気がする。

露天風呂が特別だ。

目の前に広がるのは、雪原と木立だけ。

遮るものが何もない。

湯の中から空を見上げると、

灰色の冬空に、白い湯煙が混じっていった。

30分は出られない。

というより、出たくない。

内湯は古くて広い。

地元のじいさんたちが何人かいて、

誰も喋らず、ただ湯に浸かっている。

その空気が、ちょうどよかった。

休憩室には畳があって、

昼寝している人もいた。

正解だ。

■ 流山温泉 住所:北海道上磯郡知内町字湯の里18-1 電話:01392-6-2211 営業時間:10:00〜21:00(最終受付20:30) 定休日:不定休(要確認) 日帰り入浴:大人600円、子ども300円 宿泊プランあり(要予約)
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03

知内の里・冬の散歩|何もないが、それが全部だ

温泉の周辺をぶらぶら歩いた。

30分もあれば全部まわれる。

そのくらい、小さな集落だ。

雪道に足跡をつけながら歩く。

自分の足跡だけが続いている。

誰も来ない。

川沿いに出ると、

流れる水が黒々と見える。

両岸が雪で真っ白だから、余計に黒く見える。

カモが数羽、川の中にいた。

寒くないのか、とつぶやいた。

知内は松前藩の歴史とも縁が深い土地だ。

近くに知内川があって、

昔はサケが大量に遡上した場所だという。

地元の人に聞いた話で、

今は数が減ったが、秋にはまだ来る、と言っている。

冬の散歩に目的地はいらない。

雪を踏む感触と、

静かな空気と、

湯上がりの体がほんのり暖かいこと。

それだけで十分だ。

1時間歩いて、また温泉に戻った。

2回目も入った。

■ 知内川周辺の散策 流山温泉駅から徒歩5〜15分圏内 特別な施設なし・入場無料 冬期は滑りやすいため、防水・滑り止め付きの靴が必須 周辺に商店はほぼないため、飲食物は事前に準備を
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モデルコース

Day Trip 函館駅9:00発→JR流山温泉駅11:00着→徒歩で温泉へ→日帰り入浴&昼食→川沿い散策→再入浴→15:00発の列車で帰路
1 Night 1日目:函館発→流山温泉チェックイン→夕食・夜の温泉→就寝。2日目:朝風呂→朝食→知内川散策→もう一度入浴→チェックアウト→松前城方面へ足を延ばして帰路。温泉でぐだぐだする時間を惜しまないこと。
Travel Tips 函館からレンタカーが一番動きやすい。 冬は路面凍結が激しい。 スタッドレス必須。 日帰り入浴のタオルは持参か有料レンタル。 周辺にコンビニはないので、飲み物・軽食は函館で調達しておく。 列車利用なら時刻表を必ず事前確認。

流山温泉への行き方

ICカード利用可
Access Time
東京から 約8時間5分
水戸から 約8時間50分
前橋から 約9時間5分
高崎から 約9時間5分
名古屋から 約9時間17分
備考 バス

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