北海道

瀬石温泉

温泉自然街歩き

波の音がすぐそこにある。 潮の匂いがする。 そのすぐ隣に、湯が湧いている。 北海道・羅臼町の海沿いに、ひっそり存在する瀬石温泉。 脱衣所もない。 囲いもほぼない。 岩場に掘られた湯船が、ただそこにある。 冬に来ると、意味がわかる気がした。

Best Season 冬(12〜2月)がおすすめ。 雪景色と海と湯の組み合わせは、この季節にしかない。 流氷が接岸する1〜2月は特に。 防寒さえすれば、寒さが景色になる。

瀬石温泉のおすすめスポット

01

瀬石温泉|海と湯が、境界なく混ざる場所

知床半島の羅臼側、国道の脇に車を止める。

歩いて2分もしない。

岩場に降りると、そこに湯船があった。

天然の岩を掘っただけのような、飾り気ゼロの湯。

温度は43度前後。

熱くて、でも入れる。

目の前は根室海峡。

晴れた日には国後島が見える。

波が来るたびに湯船に塩水が入ってくる。

混浴の、完全野湯。

地元のおじさんが先に入っている。

「冬が一番いいんだ」と言っている。

意味はすぐわかった。

雪がちらついて、吐く息が白くて、

でも湯の中は熱い。

その温度差が、体の感覚を全部リセットしてくれる。

観光地じゃない。

誰かに勧められる場所でもない。

それでも、また来たい。

■ 瀬石温泉 住所:北海道目梨郡羅臼町瀬石 料金:無料 利用時間:制限なし(干潮時に入りやすい) ※混浴・脱衣所なし。タオル必須。高潮時は危険なので注意。
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02

羅臼の朝市・漁港エリア|獲れたての匂いが充満している

温泉の前に、羅臼漁港に寄った。

朝6時台。

まだ暗い。

水揚げされたばかりのタラが並んでいた。

1匹500円とか、そういう値段。

ホッケも、コンブも、量がおかしい。

漁師さんが「食ってけ」と切り身をくれた。

その場で食べた。

何もつけなくて、うまかった。

羅臼昆布の本場はここ。

スーパーで買うのとは話が違う。

1等昆布を手に持つと、ずっしりくる。

朝市的な場所は常設ではなく、

漁港周辺をうろうろするのが正解。

声をかけてみると、けっこう分けてもらえる。

冬の羅臼は人が少ない。

その分、地元の人と話しやすい。

それが一番の収穫だっただ。

■ 羅臼漁港周辺 住所:北海道目梨郡羅臼町港町 料金:散策無料 時間:早朝〜午前中がにぎわう ※冬季は路面凍結に注意。防寒必須。
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03

羅臼ビジターセンター|知床の「今」を知ってから動く

瀬石温泉に行く前に立ち寄った。

入場無料。

知床の生態系が丁寧に展示されている。

ヒグマ、シャチ、オジロワシ。

地図を見ながら、どのルートで野生動物を見たか話してくれるスタッフがいた。

「今日は海岸沿いにキタキツネが出てますよ」

その情報だけで、動き方が変わった。

冬季の道路状況や、流氷の接岸情報も教えてもらえる。

これ、実際に役立った。

国後島まで約25km。

展望台の方角を教えてもらって、後で見に行った。

天気次第ではっきり見える。

あの距離感は、地図で見るより全然リアルだ。

旅の最初に来て正解。

情報量が違う。

■ 知床羅臼ビジターセンター 住所:北海道目梨郡羅臼町湯ノ沢町6-27 料金:無料 営業時間:9:00〜17:00(冬季は変動あり) 休館日:火曜日(祝日の場合は翌日)
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モデルコース

Day Trip 羅臼ビジターセンターで情報収集→漁港で朝の空気を吸う→瀬石温泉で野湯→羅臼市街で昆布・海産物を買って帰路。所要5〜6時間。
1 Night 1日目:ビジターセンター→漁港散策→瀬石温泉(夕方がおすすめ)→羅臼の宿で夕食。2日目:早朝に漁港→冬なら流氷・野生動物の様子を確認→知床峠方面へドライブ。防寒と滑り止めは必須。
Travel Tips 冬の瀬石温泉は干潮タイミングが大事。 潮位が高いと入れないこともある。 潮汐表は事前に確認すること。 車は国道脇の路肩に停めて歩く。 着替えは車の中で。 タオルと替えの靴下は多めに持っていくべき。

瀬石温泉への行き方

ICカード利用可
Access Time
東京から 約11時間34分
水戸から 約12時間19分
前橋から 約12時間34分
高崎から 約12時間34分
甲府から 約13時間4分
備考 バス

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瀬石温泉へは札幌から日帰りがおすすめ

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