相泊温泉の相泊温泉
北海道

相泊温泉

温泉自然街歩き

Photo by Mamusi Taka / Wikimedia Commons (CC BY-SA 3.0)

絶景温泉ビーチ自然と過ごす街歩きグルメひとり旅向けカップル向け

道路の終わりに、温泉がある。 北海道・知床半島の最果て、相泊。 ここから先に道はない。 文字通り、日本の端っこだ。 熊が出る。波が荒い。冬は吹雪く。 それでも来てしまう理由が、あの湯にある。 無料で、野趣があって、海が目の前にある。 たどり着いた者だけが入れる、秘湯中の秘湯。

湯船の縁から手を伸ばせば、オホーツク海の波しぶきに触れる。潮の匂いと硫黄の湯気が混じり合う相泊温泉は、知床半島の最果て、羅臼町の相泊海岸に湧く日本で最も海に近い野趣あふれる露天風呂のひとつだ。開放は夏季限定。流氷が去った後の清澄な空気の中でしか味わえない、地の果ての湯浴みがここにある。国道334号線の終点近くの湯小屋で波音を聞きながら湯に沈み、直下に広がる相泊海岸で岩礁と砂浜の海辺を歩きたい。拠点は札幌駅で、現地の移動はバスが中心。レンタカーの利用もおすすめだ。

Best Season
7月〜9月が狙い目。 8月でも最高気温は22℃前後と涼しい。 本州の夏に疲れた体に、あの冷たい海風がちょうどよかった。 紅葉が始まる9月も美しい。
Stay
・2泊以上

相泊温泉のおすすめスポット

01
相泊温泉の相泊温泉|道の果てで、海を見ながら裸になる

相泊温泉|道の果てで、海を見ながら裸になる

国道334号線が終わる場所に、小屋がある。

小屋というか、ほぼ掘っ立て小屋だ。

脱衣所はある。でも、囲いは低い。

海風がふつうに吹き込んでくる。

湯は源泉かけ流し。

温度は40℃前後、ちょうどいい。

硫黄の匂いがほんのりして、肌がすべすべになる。

目の前はオホーツク海。

波の音だけが聞こえる。

料金は無料。

駐車場から歩いて1分もかからない。

でも、ここまで来るのに何時間もかかった。

その時間ぜんぶが、この湯に溶けていく感じがした。

注意点がある。

混浴だ。

水着着用が暗黙のルールになっている。

タオルと水着は必ず持参すること。

熊出没の看板が立っている。

笑えないが、それがここのリアルだ。

■ 相泊温泉 住所:北海道斜里郡羅臼町相泊 料金:無料 営業期間:6月上旬〜10月上旬(冬期は閉鎖) 営業時間:日中随時(夜間・荒天時は利用不可) 駐車場:あり(無料) ※混浴・水着着用推奨 ※熊の出没情報は事前に羅臼町へ確認
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02

相泊の浜|日本最東端の道が、ここで終わる

温泉の隣に、砂利浜がある。

誰もいない。

観光客向けの整備は何もない。

ただ、海がある。

知床半島の先端が、うっすら見える。

オホーツク海は、思ったより青くない。

鉛色というか、深い緑というか。

冷たそうな色をしている。

道路の終点の標識を見た。

ここから先、車では行けない。

その事実が、じわじわと効いてくる。

日本にはまだこういう場所がある。

整備されていない、手が届いていない場所が。

15分くらい浜に座っている。

何もしない。

それでよかった。

夏でも気温は20℃を下回る日がある。

ウィンドブレーカーは必須だ。

■ 相泊の浜 住所:北海道斜里郡羅臼町相泊 料金:無料・自由散策 ※遊泳禁止・波が高い日は浜に近づかないこと ※クマ出没に注意(鈴・スプレー携帯推奨)
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03

羅臼|知床の玄関口で、ウニとヒグマに出会う

相泊から車で30分ほど戻ると、羅臼の町がある。

人口5,000人ほどの小さな漁師町だ。

ここで食べたウニ丼が忘れられない。

道の駅「知床・らうす」の食堂で頼んだ。

2,200円。

夏限定で、朝8時から売り切れる日もある。

雲丹は塩水うに。

甘くて、濃くて、海の味がした。

道の駅の展望台から、羅臼岳が見える。

標高1,661m。雪が残っている。7月なのに。

ビジターセンターで聞いたら、

その週だけで3件のヒグマ目撃情報があると言われた。

なんてことのない顔で教えてくれた。

地元の人にとっては、日常なのだろう。

羅臼昆布の直売所も並んでいる。

1等昆布が1袋1,000円から買えた。

土産はここで決まり。

■ 道の駅 知床・らうす 住所:北海道目梨郡羅臼町本町361-1 営業時間:8:00〜17:00(季節により変動) 定休日:冬期は休業あり ウニ丼:約2,200円〜(時価・夏季限定) TEL:0153-87-4460
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モデルコース

Day Trip 羅臼着(9:00)→道の駅でウニ丼(9:00〜10:00)→知床峠経由→相泊温泉(12:00〜13:30)→浜散策→羅臼昆布を買って帰路(15:00)
1 Night 1日目:羅臼泊・夕食は地魚定食。2日目:早朝6時に相泊へ。誰もいない湯を独占できる。朝の浜は霧がかかって幻想的だ。羅臼でウニ丼を食べてから帰ると完璧。
Travel Tips 相泊温泉は冬期閉鎖(10月〜翌6月頃)。 夏でも天候が急変するので雨具・防寒具は必携。 クマ鈴とスプレーは絶対に持っていくこと。 ガソリンは羅臼で必ず満タンにする。 相泊周辺に給油所はない。

相泊温泉への行き方

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相泊温泉 駐車場:あり(無料)
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