飯生神社の風景
北海道

飯生神社

観光自然

鳥居をくぐった瞬間、空気が変わった。 北海道・乙部町にひっそりと立つ飯生神社。 観光地らしい喧騒は、ここにはない。 木々に囲まれた参道を歩いていくと、なぜか胸の奥がしんとする。 そんな静けさが、ここにはある。

Best Season 新緑の5〜6月と、紅葉が始まる9月下旬〜10月が特にいい。 杉の緑と差し込む光が美しく、参道歩きが一番気持ちいい時期だ。 冬は積雪に注意。

飯生神社のおすすめスポット

01

飯生神社|杉並木の奥に、時間が止まっている

参道に足を踏み入れると、空気がひんやりと変わる。

両側にそびえる杉の木は、樹齢何百年というものもある。

上を見上げると、枝葉が空をほぼ覆い尽くしている。

真夏でも、ここだけは涼しかった。

境内まで歩いて5分ほど。

距離は短いのに、なぜか遠くへ来た気がした。

本殿は木造で、飾り気がない。

それがかえって、古さの重みを感じさせた。

創建は江戸時代とも伝わる。

北海道でそれほど古い神社は、そう多くない。

参拝者はほとんどいない。

静寂の中に、鳥の声だけが響いている。

誰かと来るより、ひとりで来たい場所だ。

■ 飯生神社 住所:北海道爾志郡乙部町字富岡 参拝料:無料 参拝時間:自由(境内は終日開放) 駐車場:あり(無料)
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02

神社周辺の自然|森ごと、神域になっている

飯生神社は、神社単体というより森ごと神聖な場所だ。

境内を囲む木々は手つかずで、どこか原始的な雰囲気がある。

参道脇には小さな沢が流れている。

水の音が、静けさをさらに際立たせる。

苔むした岩も多く、カメラを向けたくなる場所が次々と出てきた。

乙部町自体が自然豊かな町で、海も山もすぐ近くにある。

神社から車で15分ほど走ると、日本海が見える海岸に出た。

同じ町の中で、森と海を両方感じられる。

それが乙部町の面白さだと実感した。

朝9時ごろに訪れたら、光が木漏れ日になって差し込んできる。

写真を撮るなら、午前中がいい。

あの光の角度は、午後には出ない。

■ 周辺自然スポット 乙部町海岸まで:車で約15分 最寄りのJR駅:江差駅(函館から約1時間30分) 乙部町への函館バス:1日数本運行、要事前確認
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03

乙部町の立ち寄りどころ|神社の帰り道で見つけた景色

神社を出た後、せっかくだからと海沿いの道を走った。

乙部町の海岸線は、ゴツゴツした岩場が続く荒々しい景観だ。

観光整備はほぼされていない。

それが正直、清々しかった。

町中には小さな食堂が数軒ある。

昼に入った定食屋では、ホッケの開きと地元産の米が出てきた。

800円だ。

シンプルなのに、妙においしかった。

乙部町は、ひとことで言えば「素のままの北海道」だ。

整えられていない。

だから本物がある。

函館から車で約1時間30分。

日帰りで十分に来られる距離だが、急いで帰るのがもったいなくなった。

帰り道、バックミラーに見えた山の稜線が、やけにきれいだ。

■ 乙部町周辺情報 函館市街から車:約1時間30分(国道228号経由) 近隣宿泊:江差町に複数あり(乙部町内の宿は少ない) 道の駅「ルート229元和台」:車で約10分(日本海を一望できる)
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モデルコース

Day Trip 函館を朝8時出発 → 飯生神社(10時着・参拝30分)→ 海岸線ドライブ → 町の食堂で昼食 → 道の駅ルート229元和台 → 函館に17時ごろ帰着
1 Night 1日目:函館発 → 飯生神社参拝 → 乙部町海岸散策 → 江差町泊(古い街並みも見られる) 2日目:江差の朝市 → 江差追分会館 → 昼食後に函館へ戻る。2日あれば道南の空気にどっぷり浸れる。
Travel Tips 乙部町内はコンビニがほぼない。 飲み物と軽食は函館か江差で調達しておくのが正解。 ガソリンも早めに入れておくこと。 参道は砂利道で、雨の後は足元が滑りやすい。 歩きやすい靴で行くべき。

飯生神社への行き方

ICカード利用可
Access Time
東京から 約8時間37分
水戸から 約9時間22分
前橋から 約9時間37分
高崎から 約9時間37分
名古屋から 約9時間42分
備考 バス

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