日本海の風が、思ったより強かった。 砂浜に降り立った瞬間、耳に波音だけが残る。 ここは因幡の白兎が傷を癒した場所。 神話の舞台は、絵本の中の話じゃない。 ちゃんとそこに、海があって、風があって、うさぎがいた。
白兎海岸のおすすめスポット
白兎神社|神話が、生活の中にまだ息をしている
鳥居をくぐると、すぐうさぎがいる。
石のうさぎが、あちこちに置かれている。
奉納されたものらしく、大きさも表情もバラバラだ。
拝殿は小ぶりで、派手さはまったくない。
でもなぜか、ここには空気がある。
神話の神様を祀る場所だからか、
それとも海からの風が独特なのか。
縁結びの神社としても知られていて、
若いカップルが絵馬を書いている。
御神体は白兎。傷ついて、助けられた、あの兎だ。
参拝は無料。駐車場も無料。
混雑する感じはなく、静かにゆっくりまわれた。
お守りは500円から。うさぎモチーフのデザインが多くて、
正直、全部かわいかった。
朝9時頃に着いたら、ほぼ誰もいない。
社務所が開くのは9時半くらいから。
お守りを買うならそれ以降に来るといい。
白兎海岸|神話の海は、ぜんぜん優しくない
海岸に出た瞬間、風に押された。
まっすぐ立っていられないくらい、風が強い。
砂は白くて細かい。
晴れた日は、砂が光ってまぶしいくらいだ。
沖に見える小島が「沖ノ島」。
白兎が渡ろうとして、サメを並べた、あの島だ。
神話の場所を、実際に目で見る。
それだけで、ちょっと頭がおかしくなりそうだ。
ここで本当に何かが起きた気がしてくる。
遊泳は夏季のみ可能で、7月〜8月が海水浴シーズン。
ただ波が強い日も多いので、事前に確認は必要だ。
シーズン外は、ほぼ地元の人しかいない。
夕方に来ると、光の色が変わって全然違う景色になる。
日本海の夕日は、太平洋とはスケールが違う。
水平線まで何もない。その広さが、ちょっと怖かった。
道の駅神話の里白うさぎ|うさぎまみれで、なぜか泣きそうになった
海沿いの国道9号線沿いにある道の駅だ。
駐車場から海がまともに見える。
車を停めて、ドアを開けた瞬間に波の音がする。
建物に入ると、うさぎグッズが圧倒的な量で並んでいる。
うさぎのぬいぐるみ、うさぎの焼き物、うさぎの和菓子。
ここまで徹底されると、清々しい。
フードコーナーでは「白うさぎソフト」が有名で、350円。
白いソフトクリームの上にうさぎの焼き印が押してある。
味はバニラベースでまろやか。普通においしかった。
地元の野菜や鳥取らしい土産も充実している。
二十世紀梨のジュースを2本買って飲んだ。
甘くて、さっぱりして、日本海の風に合っている。
営業は9時〜18時。年中無休が基本だが、
年始は休む場合もあるので確認を。
神社と海岸と3点セットで、ここで締めるのがちょうどいい。
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白兎海岸への行き方
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