名古屋から、フェリーで約20分。 そんなに近いのに、海の色が変わる。 潮の匂いが濃くなる。 日間賀島は、愛知にいることを忘れさせる島だ。 タコとフグで有名な、小さな漁師の島。 港に着いた瞬間、どこかの漁村に迷い込んだような感覚になった。
愛知県南知多町沖に浮かぶ小さな離島で、タコとフグの産地として知られる。師崎港からフェリーで約15分、名古屋からは乗り継いで約1時間30分で渡れる。島の玄関口・日間賀島港に降り立つと、漁港の光景が目に入る。名物はタコ料理で、姿煮定食は2,800円。フグは10月〜3月が旬で、民宿ではフルコースを1人前8,000円〜で提供している。宿泊もでき、ホテル日間賀荘は東港から徒歩5分、西港からは送迎にも対応する。予約は早めに入れておきたい。波止場に並ぶ、タコ壺と漁船。
日間賀島のおすすめスポット
日間賀島港|船を降りた10秒で、もう島の空気になる
河和港からフェリーに乗って約20分。
料金は大人片道730円。
あっという間すぎて、少し拍子抜けするくらいだ。
港に降りると、すぐにタコの旗が並んでいる。
干しダコが軒先にぶら下がっている宿もある。
観光地っぽい看板より、生活の匂いが先に来る。
東港と西港の2つがあって、フェリーは東港着。
島は小さい。
歩いて一周しても1時間かからない。
レンタサイクルは東港近くで借りられる。
料金は1時間500円ほど。
ただ、島が小さすぎて自転車だと乗り終わる前に着いてしまう。
結局、ほとんど歩いた。
港の周りに食堂や民宿が固まっているから、
着いたらとにかく歩いてみるのがいい。
どこに何があるか、5分で全部把握できる。
タコ料理|1匹丸ごと来たとき、笑ってしまった
日間賀島に来たなら、タコは絶対に食べる。
そういう島だから。
頼んだのはタコの姿煮定食、2,800円。
運ばれてきたとき、タコが1匹、皿の上に収まっている。
そのままの形で。
思わず写真を撮った。
箸を入れると、やわらかい。
でも歯ごたえがちゃんとある。
煮汁が濃いめで、ご飯が止まらなくなる。
タコ飯も頼んだ。
炊き込みご飯のタコの量が、想像の2倍くらい入っている。
タコを食べに来た、という満足感がすごい。
島のあちこちに干しダコが売っている。
1袋500円〜800円くらい。
おみやげに買って帰ったら、家族に好評だ。
島のタコは「マダコ」で、夏から秋が旬。
8〜10月に来ると、特に身がしっかりしているらしい。
地元のおじさんが教えてくれた話だ。
フグ料理|冬の島で食べるフグは、別物だ
フグのシーズンは10月〜3月。
冬に来るなら、フグを外す理由がない。
民宿でフグのフルコースを頼んだ。
1人前8,000円〜12,000円ほど。
決して安くない。
でも、島で食べるフグはそれだけの価値があった。
てっさ(刺身)は薄く引いてあって、皿の模様が透けて見える。
醤油とポン酢で食べると、コリコリした歯ごたえが心地いい。
くせがなくて、上品な味だ。
てっちり(鍋)は、出汁が澄んでいるのにしっかり旨みがある。
最後の雑炊まで、スープを1滴も残したくない。
民宿に泊まると、夕食でフグ料理が出てくるプランが多い。
日帰りで食べに来る人もいるけれど、
夜の島の静けさを知ったら、泊まらずにはいられない。
冬の日間賀島は人が少ない。
だから余計に、ゆっくりできる。
モデルコース
日間賀島への行き方
📍 Googleマップで見る →現地の駐車場情報は公式サイトでご確認ください
宿数が少ないため早めの予約を。
名古屋を拠点に日間賀島へ日帰り・宿泊の旅も便利です