北海道

函館

グルメ

夜景を見るために、山に登る。 朝市でイカを食べるために、早起きする。 函館はそういう街だ。 目的がはっきりしていて、全部が本物だ。 港町の塩の匂い、石畳の坂、洋館の窓から差し込む光。 どこを切り取っても絵になるのに、気取った雰囲気がまるでない。 それが函館の、いちばんの正体だ。

Best Season 夏(7〜8月)は涼しく過ごしやすく朝市も活気がある。 冬(12〜2月)は雪景色と夜景のコントラストが美しい。 どちらも別の函館がある。

函館のおすすめスポット

01

函館山夜景|夜8時、100万ドルは本当に存在した

ロープウェイは往復1800円。

山麓駅から3分で山頂に着く。

扉が開いた瞬間、声が出ない。

左右に広がる海峡と、中央にくびれた市街地。

夜景がまるで砂時計の形をしている。

「100万ドルの夜景」という言葉、何度も聞いて少し構えている。

でも実際に見たら、大げさじゃないと分かった。

混雑のピークは日没直後の18時〜19時台。

山頂の展望台は人でぎゅうぎゅうになる。

20時を過ぎると少し空いてくる。

そのタイミングを狙って、柵の正面に立った。

風が強くて寒かった。

11月は体感マイナスに近い。

薄手のコートで来たことを後悔した。

防寒具は必須だ。

■ 函館山展望台 住所:北海道函館市函館山 ロープウェイ料金:往復1800円(大人) 営業時間:10:00〜22:00(季節により変動あり) アクセス:函館駅前からバスで約20分
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02

函館朝市|朝6時、海鮮丼と目が合う

朝6時に宿を出た。

空気が刺さるように冷たい。

函館駅から徒歩5分、朝市はもう動いている。

海鮮丼の相場は1500円〜3000円ほど。

店によって値段も盛り方もぜんぜん違う。

いくつかのお店を見て回って、一番活気のある店に入った。

いくら・うに・ほたて・いか。

丼の上に全部乗ってて、箸を入れる場所を探した。

イカは活け造りで食べられる店もある。

透き通った身が皿の上で動いていて、少し怯んだ。

でも食べたら甘かった。

函館のイカは本当に甘い。

市場の中には「どんぶり横丁市場」がある。

20軒ほどの食堂が並んでいて、迷う楽しさがある。

観光客も地元の人も、同じ空間でご飯を食べている。

その混在した感じが、朝市らしかった。

■ 函館朝市 住所:北海道函館市若松町9-19 営業時間:6:00〜14:00頃(店舗により異なる) 定休日:店舗により異なる アクセス:JR函館駅から徒歩約3分
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03

金森赤レンガ倉庫|港に残った、本物の産業遺産

1909年築。

100年以上前に建てられた倉庫が、今もそこにある。

レンガの赤が、曇り空の港によく映えた。

観光施設になっているけれど、建物の空気は本物だ。

内部はショップやレストランになっていて、歩くだけで1時間以上過ごせる。

お土産を買うならここが揃っている。

北海道のチーズ、函館限定のスイーツ、昆布製品。

試食も多くて、気づいたら両手がふさがっている。

夜になるとライトアップされる。

レンガと光が海面に反射して、昼とは全然違う顔になる。

昼夜2回来て、正解だ。

近くに「西波止場」もあって、港を眺めながら歩ける。

風が強い日は体ごと持っていかれそうになるけれど。

その荒々しさも含めて、港町らしい。

■ 金森赤レンガ倉庫 住所:北海道函館市末広町14-12 営業時間:9:30〜19:00(季節・店舗により変動) 入場料:無料(各店舗の利用は別途) アクセス:函館駅前から市電で約10分「十字街」下車徒歩5分
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04

元町異人館|坂の途中で、時代が止まっている

石畳の坂を上る。

足が痛くなってきた頃、洋館が現れる。

元町エリアは、19世紀に外国人居留地だった場所だ。

ロシア領事館、旧英国領事館、ハリストス正教会。

それが今もそのまま残っている。

旧英国領事館の入館料は300円。

建物の中に入ると、100年前の執務室が再現されている。

当時の領事の手紙や写真も展示されていて、ここが本当に機能していた場所だと分かった。

ハリストス正教会の鐘は、時間になると鳴る。

白い外壁と緑の屋根。

坂の途中で突然鐘が響いて、思わず立ち止まった。

夜に歩くのもおすすめだ。

街灯に照らされた石畳と洋館は、昼とは全然違う。

異国にいるような、時代がずれているような。

そんな不思議な感覚があった。

■ 元町異人館エリア 住所:北海道函館市元町周辺 旧英国領事館入館料:300円 ハリストス正教会:見学自由(礼拝時間を除く) アクセス:函館駅前から市電「末広町」下車後徒歩約10分
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モデルコース

Day Trip 6:00 朝市で海鮮丼 → 9:00 元町・異人館を散策 → 12:00 金森赤レンガ倉庫でランチ&ショッピング → 17:30 函館山でロープウェイ乗車・夜景鑑賞
1 Night 【1日目】6:00 朝市 → 9:00 元町散策 → 13:00 金森赤レンガ倉庫 → 18:00 函館山夜景 → 函館泊 【2日目】朝ゆっくり起床 → 五稜郭タワー → 温泉(湯の川温泉)→ 帰路
Travel Tips 市電の1日乗車券は600円。 朝市・元町・金森倉庫・函館山のほぼ全域をカバーできる。 函館山は霧が出ると夜景が見えなくなる。 天気予報だけでなく、山頂ライブカメラを出発前に確認するのが鉄則だ。

函館への行き方

ICカード利用可
Access Time
札幌から 約3時間30分
東京から 約4時間30分
obihiroから 約4時間30分
kushiroから 約5時間
kitamiから 約5時間
鉄道 新函館北斗駅へ

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