伊賀の風景
三重県

伊賀

歴史

忍者の里、と聞くとどこかテーマパーク的なイメージを持ってしまう。 でも伊賀は違った。 城もあって、俳句の聖人も生まれて、本物の忍者文化が街に染み込んでいる。 観光地として飾られた場所じゃなく、今も息をしている歴史の街だ。

Best Season 4月上旬の桜の季節が特に良かった。 石垣と白い城に桜が重なる景色は、他では見られない。 秋の紅葉時期も城周辺が美しい。

伊賀のおすすめスポット

01

伊賀流忍者博物館|手裏剣を投げて、初めて忍者を信じた

入場料は大人1000円。

それでも安いと感じるくらい、中身が濃かった。

忍者屋敷の仕掛けは、ガイドのおじさんが実演してくれる。

隠し扉、どんでん返しの壁、抜け穴。

説明を聞くたびに「本当にあったんだ」。

展示館には忍具がずらりと並んでいる。

煙幕、毒薬の瓶、手裏剣の数々。

これが実際に使われていたと考えると、少し背筋が冷えた。

隣の手裏剣道場では、1回500円で投げ体験ができる。

5枚投げて、1枚も刺さらない。

忍者の難しさを体で知った瞬間だ。

混むのは土日の午前中。

平日の昼過ぎが一番静かで、ゆっくり見られた。

■ 伊賀流忍者博物館 住所:三重県伊賀市上野丸之内117 料金:大人1,000円、小・中学生600円 営業時間:9:00〜17:00(入館は16:30まで) 定休日:年中無休(12月29日〜31日を除く)
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02

伊賀上野城|小さくて、白くて、なぜか忘れられない城

天守閣は三層で、高さは15メートルほど。

正直、最初は「小さい城だな」。

でも石垣を見た瞬間、言葉を失った。

高さ30メートルの石垣が、そのままそびえている。

日本一高い石垣のひとつと言われていて、見上げると首が痛くなるくらい。

天守閣に入ると、当時の武器や甲冑が並んでいる。

展示の密度は高くはないけれど、窓から見える伊賀盆地の景色が素晴らしかった。

入場料は600円。

それで石垣と天守と景色の三つが揃う。

コスパという言葉は似合わないけど、何度でも来たいと思わせる城だ。

朝9時に開場するので、忍者博物館より先に訪れると空いていて良かった。

■ 伊賀上野城 住所:三重県伊賀市上野丸之内106 料金:大人600円、小・中学生300円 営業時間:9:00〜17:00(入館は16:45まで) 定休日:12月29日〜31日
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03

俳聖殿|松尾芭蕉の誕生日に、ひっそり建っている建物

正直、最初はスルーしそうになった。

城のそばにある小さな建物で、観光客もほとんどいない。

でも近づいて見ると、形が変わっている。

八角形の屋根に、蓑笠をつけた芭蕉の姿を模したとも言われる構造。

1942年、芭蕉生誕300年を記念して建てられた。

中には芭蕉の像が安置されている。

薄暗い堂内で、静かに座る像。

「奥の細道」を書いた人が、ここで生まれたんだという実感がじわっと来た。

入場無料。

15分もあれば見られる。

城と博物館のついでに立ち寄るだけでいい。

でも、ここに来ないと伊賀は半分しか見えていない気がする。

忍者の街であり、俳句の街でもある。

その両方を感じてこそ、伊賀だ。

■ 俳聖殿 住所:三重県伊賀市上野丸之内116(上野公園内) 料金:無料 営業時間:見学自由(内部は9:00〜16:00) 定休日:特になし
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モデルコース

Day Trip 9:00 伊賀上野城 → 11:00 俳聖殿 → 12:00 市内で伊賀牛ランチ → 14:00 伊賀流忍者博物館・手裏剣体験 → 16:30 解散
1 Night 1日目:伊賀上野城 → 俳聖殿 → 忍者博物館 → 伊賀市内の温泉宿に宿泊。2日目:朝の上野公園散歩 → 芭蕉翁記念館 → 伊賀牛の老舗で昼食 → 帰路。街歩きに時間を使えるのが1泊の良さ。
Travel Tips 伊賀上野駅から上野公園まで徒歩15分ほど。 城・博物館・俳聖殿はすべて公園内に集まっている。 車がなくても回れる。 忍者博物館の忍者ショーは時間が決まっているので、公式サイトで事前確認を。

伊賀への行き方

ICカード利用可
Access Time
大阪から 約2時間
名古屋から 約2時間55分
岐阜から 約3時間15分
浜松から 約3時間25分
田辺から 約3時間30分
鉄道 上野市駅へ
移動 伊賀へ

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