生口島の風景
広島県

生口島

アート自然サイクリング

瀬戸内の光は、どこか違う。 やわらかくて、でも鋭くて。 生口島に渡った瞬間、そう気づいた。 レモンの香りが風に混じって、 白い大理石の丘が空に溶けていく。 ここは、「アートの島」という言葉では 全然足りない場所だ。

Best Season 春(3〜4月)は気候が穏やかでサイクリング最適。 秋(10〜11月)はレモンが色づき始め、空気が澄んで大理石の白が際立つ。 どちらも外れない。

生口島のおすすめスポット

01

耕三寺|極彩色の浄土に、迷い込む

入場料は1,400円。

「高いな」と正直思った。

でも、門をくぐった瞬間に後悔した。

後悔の理由は、もっと早く来なかったこと。

京都・奈良・日光の建築を

模倣して作られた伽藍が、

これでもかと並んでいる。

コピーなのに、圧倒される。

その矛盾がずっと頭に引っかかった。

平日の午前10時ごろが狙い目。

観光客がまだ少なくて、

金色の装飾を独り占めできる。

カメラを持って行くなら

ここは絶対外せない。

奥に進むと、雰囲気が一変する。

未来心の丘への入口がある。

耕三寺の拝観料に含まれているのに、

知らない人が意外と多い。

もったいない。

■ 耕三寺 住所:広島県尾道市瀬戸田町瀬戸田553-2 料金:大人1,400円(未来心の丘含む) 営業時間:9:00〜17:00(年中無休)
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02

未来心の丘|白すぎて、現実を忘れた

5,000トンのイタリア産大理石。

その数字を聞いても最初はピンとこない。

実際に立つと、わかった。

足元も、壁も、丘全体が白い。

空の青と、大理石の白だけがある。

晴れた日の午後2時ごろ、

光が一番強くなる時間に行った。

目が痛くなるほど白かった。

サングラスを持って行けばよかった。

これは本当に後悔した。

丘の上に登ると、瀬戸内海が見える。

島と島の間に、船がゆっくり動いている。

ここがどこだかわからなくなる感覚。

地中海でも、どこか違う星でもなく、

広島県尾道市の離島だというのが

信じられない。

SNS映えとか、そういう話じゃない。

ただ、ここに長くいたかった。

■ 未来心の丘 住所:広島県尾道市瀬戸田町瀬戸田553-2(耕三寺内) 料金:耕三寺の拝観料に含む(大人1,400円) 営業時間:9:00〜17:00
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03

レモン畑サイクリング|坂道と潮風と、黄色い実

生口島はレモンの産地だと知っている。

でも、畑を自分の目で見るまで

その規模を全然わかっていない。

フェリー乗り場近くのサイクルショップで

Eバイクを借りた。料金は1日2,000円。

島を一周するなら絶対に電動がいい。

アップダウンが思った以上にある。

海沿いを走っていると、突然斜面が黄色くなる。

レモンの木が、段々畑にびっしり並んでいる。

11月から2月が収穫シーズン。

この時期に来ると、農家の方が

作業している様子も見られた。

道端の無人販売所で

袋入りのレモンが200円だ。

そのまま一個かじった。

酸っぱくて、苦くて、なぜか幸せだ。

サイクリングの距離は一周約25km。

3〜4時間あれば十分回れる。

午前中に出発するのが正解。

■ レモン畑サイクリング レンタサイクル:瀬戸田港周辺の各ショップにて 料金:Eバイク1日2,000円前後(店舗により異なる) 推奨コース:瀬戸田港→島一周→耕三寺(約25km) 収穫シーズン:11月〜2月
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モデルコース

Day Trip 9:00 瀬戸田港着→レモン畑サイクリング(午前)→12:00 港近くでランチ→13:30 耕三寺・未来心の丘→16:30 フェリーで帰路
1 Night 1日目:広島または尾道からフェリーで渡島→サイクリングでレモン畑・海沿いを満喫→島内の宿で瀬戸内の幸を堪能。2日目:朝イチで未来心の丘へ(人が少ない)→耕三寺をゆっくり→昼食後に帰路。光の島を2倍楽しめる。
Travel Tips フェリーは尾道から約40分、三原から約30分。 耕三寺は午前中が空いている。 未来心の丘はサングラス必須。 夏は日差しが強烈で大理石が熱くなる。 春か秋が体力的にも快適だ。

生口島への行き方

ICカード利用可
Access Time
fukuyamaから 約1時間
高松から 約2時間50分
大阪から 約3時間
名古屋から 約3時間30分
wakayamaから 約3時間30分
鉄道 尾道駅へ
移動 尾道港へ
瀬戸田港へ
移動 生口島へ

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