伊東の風景
静岡県

伊東

温泉街歩き

熱海から電車で20分。 そこに、少しだけ静かな温泉町がある。 伊東は派手じゃない。 でも、来るたびに「またここでいい」。 海があって、山があって、湯がある。 そのシンプルさが、たまらなく心地よかった。

Best Season 夏は海と城ヶ崎海岸が映える。冬の平日は人が少なく、温泉と断崖の静けさを独り占めできる。1月〜2月の大室山「山焼き」は、伊東でしか見られない景色。

伊東のおすすめスポット

01

伊東温泉|湯けむりの中で、時間の感覚がゆるんでいく

伊東の湯は、源泉の数が日本有数だと聞いた。

780本以上。

その数字が示す通り、街のあちこちに足湯がある。

松川沿いを歩いていたら、無料の足湯にたどり着いた。

地元のおじさんが気持ちよさそうに足を浸けている。

隣に座って、靴を脱いだ。

お湯は42℃くらい。

じんわり、足の裏から体がほぐれていく感覚。

泊まったのは「東海館」の近くの小さな宿。

1泊朝食付きで12,000円ほどだ。

部屋から海が見える。

夜、誰もいない内湯に一人で入った。

天井が高くて、湯気が静かに漂っている。

あの静けさは、チェーンホテルでは買えない。

伊東の湯は「効能」より「時間」だ。

浸かる時間が、ただ気持ちいい。

■ 伊東温泉(松川沿い足湯) 住所:静岡県伊東市湯川 料金:無料(タオル持参推奨) 営業時間:10:00〜21:00(松川リバーサイド足湯) ※宿泊施設により料金・内容は異なる
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02

城ヶ崎海岸|荒削りな断崖の上で、伊豆の本気を見た

伊東駅からバスで約30分。

城ヶ崎海岸に着いた。

降りた瞬間、空気が変わった。

潮の匂いと、波の音。

それだけで、もう来てよかった。

遊歩道を歩き始めると、溶岩が固まった断崖が続く。

4,000年前に大室山が噴火してできた地形らしい。

その無骨な黒い岩と、青い海のコントラストが異常にかっこいい。

メインの「門脇吊橋」は長さ48m、高さ23m。

橋の上に立つと、足元から海が見える。

風が強くて、橋がゆれる。

少しだけ足がすくんだ。

夏に来ると海水浴客が多いが、冬の平日は人が少ない。

ひとりで断崖沿いをぼーっと歩けた。

波が岩に打ちつける音だけが響いている。

その時間が、正直、最高だ。

所要時間は散策コース1周で約2時間。

歩きやすいスニーカーは必須。

■ 城ヶ崎海岸 住所:静岡県伊東市富戸 アクセス:伊東駅から東海バス「城ヶ崎海岸」下車、徒歩15分 入場料:無料 駐車場:あり(有料・約500円) 遊歩道:約9km(全コース)
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03

大室山|リフトで2分。360度、伊豆が丸見えだ

「山登りはしんどい」。

でも大室山は違った。

リフトで山頂まで行ける。

所要2分、料金700円。

あっという間に標高580mに立っている。

山頂は、すり鉢状の火口が丸ごと残っている。

直径300m、深さ70mのくぼみ。

そのふちをぐるっと歩くお鉢巡りは1周約1km。

のんびり歩いて30分ほど。

晴れた日は富士山が見える。

行った日は雲がかかっていて、裾野だけ見える。

それでも、伊豆の海と山が一望できて、思わず声が出た。

冬の1月下旬から2月には「山焼き」が行われる。

真っ黒に焼けた山が、春になると鮮やかな緑に戻る。

地元の人が誇りにしている景色だと、リフトの係員が教えてくれた。

城ヶ崎海岸と大室山はバスで10分ほどの距離。

セットで回るのが定番ルートだ。

■ 大室山 住所:静岡県伊東市富戸1317-5 リフト料金:大人700円、子ども350円(往復) 営業時間:9:00〜17:15(季節により変動) アクセス:伊東駅から東海バス「シャボテン公園」下車すぐ ※荒天時はリフト運休あり
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モデルコース

Day Trip 伊東駅着→松川沿い足湯→東海館見学→バスで城ヶ崎海岸(昼食)→大室山リフト→伊東駅夕方発。移動の無駄が少なく、海・山・湯を1日で体感できる。
1 Night 【1日目】伊東駅着→旅館チェックイン→松川沿い散歩→温泉夕食→夜の湯どおり街歩き。【2日目】朝湯→城ヶ崎海岸2時間散策→大室山リフト→昼食後に帰路。泊まることで、朝の伊東の静けさがわかる。
Travel Tips 伊東駅周辺の商店街は17時を過ぎると閉まる店が多い。 夕食は早めに目星をつけておくといい。 「湯の花通り」近くの地魚を出す食堂は、地元客で夜は混む。 予約か開店直後がおすすめ。

伊東への行き方

ICカード利用可
Access Time
東京から 約2時間
水戸から 約2時間45分
前橋から 約3時間
高崎から 約3時間
名古屋から 約3時間25分
鉄道 伊東駅へ

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