山口県の下松市から橋を渡るだけで、そこは別の時間が流れる島だ。 笠戸島は派手じゃない。 でも、海の色が違う。 空気が違う。 「なんか知らないけど、また来たくなる」──そういう島が、ここにある。
笠戸島のおすすめスポット
長浜海水浴場|瀬戸内の海は、こんなに透けていたのか
砂浜に足を踏み入れた瞬間、思わず声が出た。
水が、透きとおっている。
瀬戸内の海ってこんなに澄んでいたのか、と。
夏の最盛期でも混雑しすぎない。
それが笠戸島のいいところだ。
有名なビーチではないから、地元の人と観光客がちょうどいい比率で共存している。
シュノーケルを持ってきたのは正解だ。
水面から顔をつけると、小魚が普通にいる。
岩場が近くにあるので、磯遊びもできる。
子どもが夢中になって帰らなくなる気持ち、わかる。
駐車場は無料。
シャワーもある(100円)。
7月〜8月がシーズンだが、9月の空いた時期に来るのも正直おすすめだ。
海の色は変わらないし、人だけが減る。
笠戸大橋|橋を渡るとき、島旅が始まる
下松市内から車で走っていると、突然、海の上に橋が現れる。
全長395m。
大きくはない。
でも、この橋を渡るときの感覚が好きだ。
「あ、島に入るんだ」という切り替わりが、ちゃんとある。
トンネルや長大橋じゃないからこそ、渡る行為に意味が生まれる気がする。
橋の上からの眺めがいい。
瀬戸内の島々が点在して、夕方になると光の角度が変わって、水面がオレンジに染まる。
そのタイミングに橋を渡れたら、かなりラッキーだ。
橋の袂に少し停められるスペースがある。
そこから橋全体を写真に収めるのが定番アングル。
青空の日は橋の赤とのコントラストが映える。
通行料は無料。
だからふらっと行って、ふらっと戻ってこれる。
それが笠戸島のちょうどいいところだ。
笠戸島公園|高台から見ると、島の輪郭がわかった
正直、公園に期待していない。
「公園か、まあ寄ってみるか」くらいの気持ちだ。
でも、展望台から見た景色で考えが変わった。
島全体が見渡せる。
どこに海があって、どこに集落があって、どこに森があるか。
地図じゃなくて、自分の目で島の形が理解できる場所だ。
遊歩道も整備されている。
歩いて15分くらいで一周できるような小さなエリアだが、木陰があって涼しい。
海を眺めながら弁当を食べているおじさんがいた。
それが一番正しい使い方な気がした。
桜の時期(3月下旬〜4月上旬)は花見客でにぎわうらしい。
ただ個人的には、人が少ない平日の午前中に、コーヒーを持って来るのが正解だ。
入場無料。
駐車場も無料。
何も消費しなくていい場所が、たまに必要だ。
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笠戸島への行き方
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