標高1,400m。 夏でも空気がひんやりしている。 東京から特急で2時間もかからないのに、 そこはもう別の世界だ。 八ヶ岳の裾野に広がる清里は、 派手な観光地じゃない。 ただ、草の匂いと風と、遠くの山が、 静かにそこにある。 それだけで、来てよかったと思える場所だ。
清里のおすすめスポット
清泉寮|朝8時のソフトクリームは、反則だ
着いたのは朝8時過ぎ。
まだ人がほとんどいない。
芝生の向こうに八ヶ岳が見える。
その手前に、牛が2頭いた。
ここはキリスト教系のYMCAが運営する施設だ。
宿泊もできるし、日帰りでもふらっと来られる。
ソフトクリームは350円。
ジャージー牛乳を使っているらしく、
色がやや黄みがかっている。
ひとくち食べた瞬間、甘さよりも先に
ミルクの香りが鼻を抜けた。
朝からソフトクリームを食べながら、
誰もいない芝生で山を眺めた。
そういう贅沢な時間が、ここにはあった。
ショップには地元のジャムやチーズも並んでいる。
手土産に3つ買ってしまった。
気づいたら財布が軽くなっている。
まきば公園|有料なのに、それでも来てよかったと思う場所
入場料は大人200円。
正直、「200円でなにがあるんだろう」。
入った瞬間に、その考えを撤回した。
一面の牧草地が広がっている。
傾斜があるから、視界が抜ける。
南アルプスまで見える。
羊がいる。牛がいる。ポニーもいる。
子どもが柵に手を伸ばして、羊に触れている。
大人でも、やりたくなる。
ここの絶景ポイントは少し歩いた先にある丘の上だ。
標高1,350m地点からの眺めは、
パノラマという言葉がぴったりくる。
富士山が見える日もある。
風が強い日に行ったけれど、
それがまた気持ちよかった。
芝生に寝転がっている人が何人もいた。
気持ちは、わかる。
売店でソーセージを焼いて食べた。
800円。うまかった。
天女山|観光地じゃないから、静かだ
天女山は知名度が低い。
だからか、人が少ない。
駐車場から頂上まで、徒歩約20分。
舗装されていない山道を歩く。
足元に気をつけながら登ると、
急に視界が開ける瞬間がある。
そこが天女山山頂(標高1,529m)だ。
八ヶ岳の主峰・赤岳がど正面に見える。
圧倒される、というより、
静かに「でかいな」。
秋に行ったから、カラマツが黄金色だ。
足元に落ち葉が積もっていて、
踏むたびにサクサク音がした。
観光地化されていない分、
整備は最低限だ。
トイレは駐車場にあるが、頂上にはない。
軽い山歩きの準備は必要だ。
誰もいない頂上で10分ぼーっとした。
それが、このルートで一番よかった時間だ。
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清里への行き方
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