甲賀の風景
滋賀県

甲賀

歴史街歩き
歴史を辿る街歩き日帰り最適1泊がおすすめひとり旅向けカップル向け友達と

忍者は、フィクションじゃない。 甲賀に来て、初めてそう思った。 山に囲まれた盆地。 静かすぎるくらい静かな町に、 その痕跡は今もちゃんと残っている。 歴史好きなら、半日では絶対に足りない。

甲賀流忍術屋敷の低い天井をくぐれば、そこは400年前の仕掛けに満ちた世界だ。床板の下、壁の奥、天井裏。忍者たちが身を隠し、密かに技を磨いた場所がそのままに残っている。白壁の町並みを歩けば、一見は平穏だが、そのどこかに秘密が隠されているかもしれない、そんな緊張感がある。MIHO MUSEUMの広大な庭園では、古美術に触れながら、忍の美学とは相反する静寂に包まれる。水口城跡の石垣を辿れば、表と裏、両面を生きた地域の矜持が見える。

Best Season
春(3〜4月)と秋(10〜11月)がベスト。 MIHO MUSEUMへの道の紅葉は10月下旬〜11月が圧巻だ。 夏は山中でも蒸し暑い。
Stay
日帰り可能 ・1泊おすすめ
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甲賀のおすすめスポット

01
甲賀流忍術屋敷|本物の忍者屋敷は、地味で、怖くて、すごかった

甲賀流忍術屋敷|本物の忍者屋敷は、地味で、怖くて、すごかった

築300年以上の古民家。

外観は普通の農家そのものだ。

それがまず、戦略なんだと気づく。

中に入ると、ガイドのおじさんが仕掛けを次々と実演してくれる。

落とし穴、どんでん返し、隠し階段。

ひとつひとつ、ちゃんと動く。

CGじゃない。本物の木が、今も動いている。

「ここで実際に忍者が暮らしていたんですよ」

その一言で、空気が変わった。

見学時間は40〜50分ほど。

ガイドなしでは意味がない。

必ずガイド付きを選ぶべきだ。

料金は大人800円。

子どもと来ても、大人だけで来ても、どちらも楽しめる稀有な場所だ。

駐車場は無料。

甲賀駅からは車で10分ほど。

■ 甲賀流忍術屋敷 住所:滋賀県甲賀市甲南町竜法師2331 料金:大人800円・中高生600円・小学生400円 営業時間:9:00〜17:00(最終受付16:30) 定休日:水曜(祝日の場合は翌日) アクセス:JR甲賀駅から車で約10分
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02

MIHO MUSEUM|山の奥に、こんな場所があっていいのか

正直、場所が信じられない。

信楽の山中、急カーブを何度も曲がって、やっと駐車場に着く。

そこからトンネルをくぐり、吊り橋を渡る。

徒歩5分ほど。

その道のりで、すでに日常から切り離される感覚がある。

建築家I・M・ペイ設計。

建物の8割が地下に埋まっている。

それでも、光がどこにでも差し込んでくる。

コレクションは古代エジプト、ギリシャ、シルクロード。

甲賀の山の中で、なぜその文物と向き合っているのか。

その違和感が、いつしか心地よくなる。

入館料は1300円。

安くはない。

でもあの空間に2時間いられるなら、安いとすら思う。

月曜休館。

冬季休館もあるので、必ず公式サイトで確認してから向かうこと。

■ MIHO MUSEUM 住所:滋賀県甲賀市信楽町田代桃谷300 料金:一般1,300円・高大生1,000円・小中生300円 営業時間:10:00〜17:00(最終入館16:00) 定休日:月曜・年末年始・冬季休館あり(要確認) アクセス:信楽ICから車で約10分 / 信楽高原鐵道「信楽駅」からタクシー約15分
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03
水口城跡|残ったのは堀だけ。それでも、来てよかった

水口城跡|残ったのは堀だけ。それでも、来てよかった

天守も石垣も、ほとんど残っていない。

正直、期待しすぎると拍子抜けする。

でも、堀の水が青くて、きれいだ。

その一点だけで、足を運んだ価値があった。

水口城は、徳川家光が上洛の際に宿泊するために築いた城だ。

「将軍のための宿泊所」というコンセプトが面白い。

戦うための城ではなく、泊まるための城。

現在は水口城資料館が建つ。

入館料はわずか200円。

展示はそれほど多くないが、当時の復元模型がよくできている。

城跡の周囲は公園になっていて、地元の人が散歩している。

観光地というより、生活の中に溶け込んだ史跡。

その空気感が、甲賀らしい。

近江鉄道「水口城南駅」から徒歩3分。

電車で来られる数少ないスポットだ。

■ 水口城跡・水口城資料館 住所:滋賀県甲賀市水口町本丸4-80 料金:大人200円・小中学生100円 営業時間:9:00〜17:00 定休日:月曜・年末年始 アクセス:近江鉄道「水口城南駅」から徒歩約3分
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モデルコース

Day Trip 9:00 忍術屋敷 → 11:00 水口城跡 → 12:30 甲賀市内でランチ → 14:00 MIHO MUSEUM → 17:00 解散。移動は車が前提。
1 Night 1日目:忍術屋敷 → 水口城跡 → 信楽でたぬき焼物巡り → 信楽泊。2日目:MIHO MUSEUM → 信楽陶芸の森 → 帰路。信楽の宿は早めに予約必須。
Travel Tips 甲賀の移動は車が基本。 公共交通だけでは全スポットを回るのは難しい。 MIHO MUSEUMは冬季休館があるので必ず事前確認を。 忍術屋敷は午後になると混むので、午前中に行くのがおすすめ。

甲賀への行き方

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