香嵐渓の風景
愛知県

香嵐渓

紅葉自然

11月の香嵐渓は、別格だ。 巴川沿いに広がる5000本のモミジが、一斉に燃える。 赤、橙、黄色。 川面に映る色まで含めて、一枚の絵になっている。 愛知にこんな場所があるのかと、正直驚いた。 週末は激混みなので、平日の朝イチが正解。

Best Season 紅葉のピークは11月上旬〜下旬。 特に11月中旬の晴れた朝は、光の入り方が格別だ。 春の新緑も静かで良いと聞く。

香嵐渓のおすすめスポット

01

香嵐渓|川沿いの紅葉は、歩くたびに表情が変わる

香積寺の参道から歩き始めた。

朝9時、人はまだまばら。

足元の落ち葉を踏むたびに、乾いた音がした。

巴川沿いの遊歩道は、片道で約1km。

どこで立ち止まっても絵になる。

困るくらい、絵になる。

待月橋の上から川を見下ろしたとき、思わず声が出た。

水面が赤く染まっている。

モミジが川に映り込んで、川ごと紅葉している。

紅葉の見頃は例年11月上旬〜下旬。

混雑のピークは11月の週末で、午前中から渋滞が始まる。

駐車場は複数あるが、8時台に到着しないと埋まる。

夜はライトアップもある。

昼とはまったく違う顔を見せる。

炎のようで、少し怖いくらいだ。

■ 香嵐渓 住所:愛知県豊田市足助町飯盛 入場料:無料(駐車場有料・普通車500円〜) 紅葉ライトアップ:11月中、日没〜21時頃 アクセス:名鉄豊田市駅からバス約50分
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02

飯盛山|15分登ると、紅葉の海が足の下に広がる

香嵐渓に来て、飯盛山を登らない人が多すぎる。

もったいない、と本気で思う。

登山口から山頂まで、ゆっくり歩いて約15分。

急な石段もあるが、運動不足でも問題なく登れた。

山頂に出た瞬間、視界が開けた。

眼下にモミジの絨毯。

巴川の蛇行が見える。

足助の町並みも見える。

川沿いで見上げていた木たちを、今度は上から見ている。

そのことに気づいて、少しだけ笑った。

人が少ないのも良かった。

山頂のベンチで10分ほど過ごしたが、誰も来ない。

紅葉シーズンの香嵐渓で、静けさを見つけられる場所。

それが飯盛山だ。

帰りは別ルートで降りると、また違う景色がある。

■ 飯盛山 住所:愛知県豊田市足助町(香嵐渓内) 入山料:無料 所要時間:往復約30〜40分 注意:落ち葉で滑りやすいため歩きやすい靴推奨
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03

三州足助屋敷|江戸時代の暮らしが、今もここで動いている

建物を見るだけか。

違った。

三州足助屋敷は、かつての豪農の屋敷を復元した施設。

中では職人が実際に働いている。

機織り、紙すき、炭作り、藍染め。

江戸時代の手仕事が、目の前で行われている。

声をかければ、説明してくれる。

機械ではなく、人の手の話を聞くのは久しぶりだ。

囲炉裏の間で少し休んだ。

煙の匂いと、薄暗さと、木の床の感触。

時代劇のセットではなく、生活の場だったことが伝わってくる。

子どもたちが囲炉裏を珍しそうに覗いている。

「これ何?」と聞いている。

その質問が、この場所の価値を証明している。

所要時間は1時間あれば十分。

香嵐渓の紅葉と合わせて回ると、濃い半日になる。

■ 三州足助屋敷 住所:愛知県豊田市足助町飯盛9 入館料:大人320円、小・中学生150円 営業時間:9:00〜17:00(入館16:30まで) 休館日:月曜(祝日の場合は翌日)、年末年始
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モデルコース

Day Trip 8:00駐車場着 → 香積寺・巴川沿い散策 → 飯盛山登山(30分)→ 三州足助屋敷(1時間)→ 足助の古い街並みをぶらり → 15:00頃出発
1 Night 1日目:午後着・ライトアップ鑑賞。足助の古民家宿に泊まり、夜の静けさを楽しむ。2日目:朝8時から香嵐渓・飯盛山・三州足助屋敷をじっくり回る。混雑前に動くのがポイント。
Travel Tips 紅葉シーズンの週末は、名古屋方面から渋滞が10km以上になることも。 平日か、早朝着を強くすすめる。 足助の街には古い商家が並ぶ通りがある。 帰り道に寄るだけで、旅の密度が変わる。

香嵐渓への行き方

Access Time
名古屋から 約1時間
岐阜から 約1時間20分
浜松から 約1時間30分
大阪から 約2時間25分
東京から 約3時間30分
鉄道 豊田市駅へ
移動 香嵐渓へ

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