本州の果て、という言葉がこんなにリアルに感じる場所があるとは思わない。 串本に来ると、なんだか地図の端っこに立っている感覚になる。 海の色が違う。 空の広さが違う。 「ここより南はない」という事実が、妙に胸に刺さった。
串本のおすすめスポット
潮岬|本州最南端に立つと、なぜか泣きそうになった
潮岬に着いたのは午前9時ごろだ。
駐車場から少し歩くと、芝生の広場が広がる。
その先に、海。
ただ、海。
「本州最南端」の碑が、思ったより小さかった。
でも前に立った瞬間、なんか込み上げてきた。
説明できないけど、来てよかった。
風が強い。
常に強い。
髪が顔に貼り付くくらい。
灯台まで歩ける。
碑から徒歩5分くらい。
白くて、静かで、海に向かって真っすぐ立ってた。
ここ、日の出がいいらしい。
次は朝4時に来てみたいと思ってる。
本気で。
観光地っぽい派手さは何もない。
ただ「端っこ」がある。
それだけなのに、また来たくなる場所だ。
橋杭岩|朝5時半、誰もいない岩と向き合った
橋杭岩は、国道42号線沿いにある。
車で走っていたら突然、海から岩が生えてた。
びっくりして路肩に止めた。
この岩、全長約850メートルにわたって並んでいる。
40本以上。
まるで誰かが橋を作りかけて途中でやめたみたい。
日の出スポットとして有名で、朝5時半に行った。
他に人が2人いた。
カメラを三脚に立てて、静かに待ってた。
岩の間から光がさしてきたとき、声が出た。
思わず。
引き潮のとき、岩の根元まで歩いて近づける。
間近で見ると迫力が全然違う。
でも足元が滑るので要注意。
実際に一回こけた。
道の駅が隣接してるから、帰りに地元の干物を買って帰った。
サンマの丸干し、1袋500円くらい。
これがまた、よかった。
串本海中公園|海の底を、歩いた
「水族館ね」と思って入ったら、全然違った。
串本海中公園には、海中展望塔がある。
桟橋を歩いて沖に出て、らせん階段を下りていく。
水面下6メートルに到着。
窓の外に、普通にウミガメがいた。
ガラス越しじゃなく、すぐそこに。
あの子、こっちを見てた。
水槽じゃない。
本物の海の中にいる感覚。
ここ、かなりすごい場所だ。
展望塔に入って気づいたのは、魚の種類の多さ。
熱帯魚みたいなカラフルな子たちが、普通に串本の海を泳いでいる。
日本最大のサンゴの北限がここだから、らしい。
入場料は1,800円(大人)。
最初「高いかな」。
出たら、全然そんなことない。
グラスボートも別料金で出てる。
時間があれば絶対乗ったほうがいい。