メタセコイア並木の風景
滋賀県

メタセコイア並木

絶景自然

Photo by Saigen Jiro / Wikimedia Commons (CC0)

絶景温泉自然と過ごすひとり旅向けカップル向け友達と絶景スポットゆっくり滞在

11月の朝、マキノに着いたのは7時前だ。 霧がまだ残っていて、並木の先が見えない。 それでも、足が止まった。 2.4kmにわたって続くメタセコイアが、オレンジと赤に燃えている。 こんな景色が、滋賀にあったのか。 知らなかった自分が、少し悔しかった。

マキノ高原へと続く一本道に、約500本のメタセコイアが約2.4キロにわたり天を衝く。秋には葉が燃えるような赤褐色に染まり、冬の朝には霧氷をまとった枝が白く光る。海津大崎の奥琵琶湖を渡ってきた冷たい北風が、並木の間を駆け抜ける瞬間、乾いた葉擦れの音が長い回廊に響く。滋賀県高島市のこの景観は、昭和56年に農業公園として整備されたもの。足元の落ち葉を踏みしめると、湿った土と枯れ葉が混じった森の香りが鼻腔をくすぐる。季節ごとに表情を変える巨木の列は、見る者を無言にさせる力を持っている。

Best Season
紅葉は11月中旬〜下旬。雪景色は12月下旬〜2月。春の桜と新緑の5月も別格。年4回、違う顔を見せる場所なので、季節を変えて何度でも来たい。
Stay
・2泊以上
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メタセコイア並木のおすすめスポット

01
メタセコイア並木|2.4kmの燃える回廊を、朝一番に歩く

メタセコイア並木|2.4kmの燃える回廊を、朝一番に歩く

国道303号沿いに、突然現れる。

500本のメタセコイアが、道の両側にびっしりと並ぶ。

高さは20mを超えるものもある。

その迫力は、写真では伝わらない。

11月中旬がピークだ。

葉が赤茶色に変わり、朝日が差し込むと、空全体が燃えているように見える。

カメラを持った人が、早朝から10人以上いた。

みんな無言で、ただシャッターを切っている。

昼になると観光バスが来る。

並木沿いの駐車スペースは埋まり、人の声が増える。

だから朝8時前に来てほしい。

あの静けさの中で、この景色を独り占めする価値がある。

冬も来た。

葉が落ちた後の並木は、細い枝だけが空に伸びる。

夏とも秋とも違う、骨格だけの美しさがある。

季節ごとに表情が変わる並木を、何度でも見たくなる。

■ メタセコイア並木 住所:滋賀県高島市マキノ町牧野〜蛭口 入場料:無料 見頃:11月中旬〜下旬(紅葉)、12月〜2月(雪景色) 駐車場:無料(台数限定) アクセス:JRマキノ駅から徒歩約20分、または車で約5分
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02
マキノ高原|並木の先に広がる、静かな高原の空気

マキノ高原|並木の先に広がる、静かな高原の空気

並木を抜けた先に、マキノ高原がある。

標高は約500m。

琵琶湖側の喧騒が、ここには届かない。

キャンプ場と温泉施設が一緒になっていて、日帰りでも使える。

温泉は大人700円。

並木を歩き回った後の足には、これが染みた。

高原から見上げると、比良山系の稜線が見える。

11月末には山頂付近が白くなっている。

雪をかぶった山と、紅葉の並木が同時に見える時期がある。

その10日間ほどが、一番贅沢だ。

スキー場も併設されていて、1月から2月はゲレンデが賑わう。

並木が雪に覆われた景色を目当てに来る人も多い。

雪の日のメタセコイアは、また別の惑星みたいだ。

高原のカフェで食べたトマトスープが、妙においしかった。

そういう記憶も、旅には必要だ。

■ マキノ高原(マキノ高原温泉さらさ) 住所:滋賀県高島市マキノ町下在来436 日帰り温泉:大人700円、子ども350円 営業時間:10:00〜21:00(最終受付20:30) 定休日:火曜日(祝日の場合は翌日) 駐車場:無料(約400台)
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03
海津大崎|琵琶湖越しに見る、静かな岬の風景

海津大崎|琵琶湖越しに見る、静かな岬の風景

マキノから車で20分、海津大崎へ向かった。

春は桜の名所として知られる場所だ。

秋と冬はどうだろう、と思って寄ってみた。

岬の先端に立つと、琵琶湖が広がる。

対岸まで見えない。

海みたいだけど、海じゃない。

その不思議な感覚が、琵琶湖の面白さだ。

11月の平日は、ほとんど人がいない。

静かな湖面と、枯れ始めた木々だけがある。

観光地というより、地元の人が散歩に来る場所に近かった。

湖沿いの道を少し歩くと、昔の漁村の集落が残っている。

水辺ギリギリに家が建っていて、独特の景観がある。

重要文化的景観にも選ばれているらしい。

パンフレットには書いてあったけど、そんな説明がなくても、すごい場所だとわかる。

夕方に来てほしい。

湖に沈む夕日が、水面をオレンジに染める。

その15分間を、ぼーっと見ている。

■ 海津大崎 住所:滋賀県高島市マキノ町海津 入場料:無料 駐車場:無料(数台分) アクセス:JRマキノ駅から車で約15分 ※桜シーズン(4月上旬)は交通規制あり
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モデルコース

Day Trip 7:30 メタセコイア並木(早朝散策)→ 10:00 マキノ高原(温泉・昼食)→ 14:00 海津大崎(湖畔散策)→ 17:00 夕日を見て帰路
1 Night 1日目:午後にメタセコイア並木到着→夕暮れの並木を撮影→マキノ高原に宿泊。2日目:早朝に並木を再訪(朝霧狙い)→マキノ高原トレッキング→海津大崎→琵琶湖西岸ドライブで帰路
Travel Tips 並木の混雑は11月の週末が最大。 平日の朝8時前なら、ほぼ貸し切りで歩ける。 駐車場は無料だが台数が少ない。 農産物直売所「マキノピックランド」が並木の中間地点にある。 地元の野菜と果物が安い。

メタセコイア並木への行き方

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マキノを拠点にメタセコイア並木へ日帰り・宿泊の旅も便利です

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