静岡県

南伊豆

温泉自然離島

伊豆半島の先端まで来ると、空気が変わる。 観光地の賑やかさがすっと消えて、 岩と海と風だけになる。 南伊豆は、そういう場所だ。 ここまで足を伸ばす人は少ない。 だからこそ、海の色がまだ本物のまま残っている。

Best Season 海を楽しむなら7〜8月。 ただし混雑を避けたいなら9月上旬が狙い目だ。 透明度は9月でも十分高い。 温泉と岬の景色だけなら、空いている冬もいい。

南伊豆のおすすめスポット

01

石廊崎|伊豆の果てに立つと、海しか見えない

駐車場から灯台まで、徒歩15分ほど歩く。

整備された道ではなく、岩の上を進む感じだ。

途中、断崖の横を通り抜ける瞬間がある。

足がすくむ。

でも振り返ると、駿河湾と相模灘が同時に見える。

ふたつの海がひとつの岬でぶつかっている。

それを実感できる場所が、そうそうあるわけじゃない。

灯台の手前に小さな神社がある。

石廊崎灯台は1871年に建てられた歴史ある灯台だ。

ここまで来たら、岬の先端まで必ず歩いてほしい。

観光案内には載らない、ただの「岩の先」に、

いちばん景色がある。

冬でも風を受けて立てるなら、来る価値がある。

■ 石廊崎 住所:静岡県賀茂郡南伊豆町石廊崎 入場料:無料(駐車場500円) 営業時間:終日(灯台内部は非公開) アクセス:下田駅から東海バス約40分「石廊崎オーシャンパーク」下車、徒歩15分
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02

ヒリゾ浜|渡し船で7分。その先に、海の別世界があった

ヒリゾ浜へは、船で渡るしかない。

中木港から渡し船に乗って、7分。

それだけで、アクセスできる人間が絞られる。

海に入って最初に思ったのは、「ここ、海外じゃないか」だ。

透明度が異常に高い。

水面から魚の群れが丸見えだ。

シュノーケルで潜ると、5メートル先まで普通に見える。

熱帯魚の類も泳いでいる。

黒潮の影響が、ここまで直接出るのかと驚いた。

浜自体は小さい。

こじんまりしたビーチに、人が密集する。

シーズン中(7〜9月)は渡し船も混雑するので、

8時台の便を狙うのが正解だ。

渡し船代は往復1,000円。

この値段で別世界に行けるなら安い。

■ ヒリゾ浜 住所:静岡県賀茂郡南伊豆町中木 渡し船:往復1,000円(中学生以上) 運航期間:7月上旬〜9月下旬のみ 運航時間:8:00〜16:00頃(天候により変動) アクセス:下田駅から車で約30分(中木港まで) ※シーズン中は駐車場が混雑するため早朝出発推奨
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03

弓ヶ浜|なだらかな砂浜で、伊豆の夕暮れを待つ

石廊崎の荒々しさとは対照的だ。

弓ヶ浜は、名前のとおり弓形に緩やかにカーブした砂浜が続く。

全長約600メートル。

白い砂がきれいで、波も穏やか。

子どもが走り回れる浜だ。

夕方に来たのは正解だ。

西に傾いた陽が海面に反射して、

オレンジとゴールドが混ざった色になる。

その時間、浜にいる人間が全員、同じ方向を向いている。

弓ヶ浜の周辺には温泉宿が集まっている。

宿に戻って、露天風呂から海を見る。

南伊豆らしい時間の使い方だ。

浜の近くに「弓ヶ浜温泉」の日帰り入浴もある。

シュノーケルや磯遊びのあとに立ち寄れる。

砂浜・夕焼け・温泉。

旅の締め方として、これ以上のものが思いつかない。

■ 弓ヶ浜 住所:静岡県賀茂郡南伊豆町湊 入場料:無料 海水浴期間:7月上旬〜8月下旬 アクセス:下田駅から東海バス約20分「弓ヶ浜」下車すぐ 日帰り温泉:周辺宿泊施設にて入浴可(要問合せ・500〜1,000円程度)
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モデルコース

Day Trip 8:00 中木港発(ヒリゾ浜)→ 12:00 弓ヶ浜で昼食・休憩 → 14:30 石廊崎岬散策 → 16:30 下田駅へ。移動は車が前提。
1 Night 1日目:石廊崎 → 弓ヶ浜温泉に宿泊。 2日目:早朝8時の渡し船でヒリゾ浜へ → 午後に下田市街を散策して帰路。 1泊あることで、海と温泉を両方じっくり楽しめる。
Travel Tips ヒリゾ浜は7〜9月限定。シーズン外は渡し船が出ない。 石廊崎の遊歩道は滑りやすい箇所がある。スニーカー必須。 南伊豆は公共交通が少ない。レンタカーを強くすすめる。 下田市内で借りて、そのまま南下するのが効率的だ。

南伊豆への行き方

ICカード利用可
Access Time
東京から 約3時間5分
水戸から 約3時間50分
前橋から 約4時間5分
高崎から 約4時間5分
名古屋から 約4時間30分
鉄道 下田駅へ
移動 南伊豆へ

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