北海道

紋別

自然

流氷が来る町、と聞いてずっと気になっている。 海が、凍る。 それを自分の目で見たくて、真冬の紋別まで来た。 札幌からバスで約5時間。 着いた瞬間、空気が違った。 肺に刺さるような冷たさと、どこまでも白い水平線。 ここにしかない景色が、確かにあった。

Best Season 流氷が見られるのは1月中旬〜3月上旬。 ピークは2月。 流氷と青空が重なる晴れの日を狙って、天気予報を見ながらスケジュールを組むのがベスト。

紋別のおすすめスポット

01

ガリンコ号|氷を砕く音が、忘れられない

朝8時、紋別港に集合。

乗船料は大人3,000円。

予約は必須で、冬のシーズン中はすぐ埋まる。

ガリンコ号は、砕氷船だ。

船首についた2本のドリルで、氷をぐいぐい砕いていく。

その音が、すごかった。

ゴリゴリ、バキッ。

甲板に出ると、顔が痛い。

たぶん気温マイナス10度近くあった。

それでも、目が離せない。

真っ白な流氷の上に、アザラシがいた。

1頭だけ、ぽつんと。

こちらを見て、すぐ海に消えた。

乗船時間は約1時間。

短いようで、濃い1時間だ。

帰りの船内で飲んだ甘酒が、体に染みた。

■ ガリンコ号(紋別流氷砕氷船) 住所:北海道紋別市海洋公園1番地 料金:大人3,000円・子ども1,500円(時期により変動あり) 運航期間:1月中旬〜3月上旬ごろ 予約:公式サイトまたは電話にて要予約 TEL:0158-24-8000
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02

オホーツクとっかりセンター|アザラシと、目が合う距離

「とっかり」はアイヌ語でアザラシのこと。

港のすぐそばにある、小さな施設だ。

入場無料。

それだけで、もう好きになった。

ここは傷ついたアザラシを保護・飼育している場所で、観光地というより、どちらかというと保護センターに近い。

プールを覗くと、アザラシたちが泳いでいた。

近い。

ガラス越しに、30センチくらいの距離で目が合う。

まん丸の目で、じっとこちらを見てくる。

かわいいとか、そういう言葉では追いつかない感覚があった。

スタッフの方が丁寧に説明してくれた。

名前もついていて、それぞれ性格が違うらしい。

30分くらいのつもりが、1時間以上いた。

無料なのに、一番長くいた場所だ。

■ オホーツクとっかりセンター 住所:北海道紋別市海洋公園1番地 料金:無料 営業時間:10:00〜16:00(冬期)※変動あり 定休日:不定休(要確認) TEL:0158-24-7563
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03

紋別流氷公園|何もない、が正解だ

ガリンコ号乗り場のすぐ隣にある、広い公園。

施設らしい施設は何もない。

ただ、流氷が来る海に面している。

行ったのは1月下旬の午後。

観光客は数人しかいない。

風が強くて、立っているだけで体が揺れた。

でも、目の前の景色が圧倒的だ。

どこまでも続く白。

流氷が海を埋め尽くして、どこが海でどこが陸かわからない。

その境界線が、消えている。

写真では、全然伝わらない。

いくら撮っても、あの「広さ」が写らない。

ただ立って、見ている。

それだけで、来た意味があった。

遠くまで来て、何もしない時間。

紋別に来たら、ここで何もしない時間を絶対に作ってほしい。

■ 紋別流氷公園 住所:北海道紋別市海洋公園 料金:無料 営業時間:常時開放 流氷の接岸時期:1月中旬〜3月上旬ごろ(年により変動)
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モデルコース

Day Trip 8:00 ガリンコ号乗船 → 10:00 とっかりセンター → 11:30 流氷公園で散策 → 13:00 港近くで海鮮ランチ → 15:00 紋別発
1 Night 【1日目】昼に紋別着 → 流氷公園で夕景 → 宿で毛蟹を食べる 【2日目】早朝ガリンコ号乗船 → とっかりセンター → カフェで温まって帰路へ。朝の流氷は光が違う。
Travel Tips ガリンコ号は週末と1月後半がとくに混む。 2週間前には予約を入れておきたい。 甲板に出るので防寒は本気で。 ホッカイロは最低3枚。 顔を覆えるバラクラバがあると全然違う。

紋別への行き方

ICカード利用可
Access Time
東京から 約3時間30分
名古屋から 約3時間48分
大阪から 約4時間5分
岐阜から 約4時間8分
高松から 約4時間12分
航空 紋別空港

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