那智勝浦の風景
和歌山県

那智勝浦

寺社自然グルメ

Photo by Raita Futo from Tokyo, Japan / Wikimedia Commons (CC BY 2.0)

ビーチ歴史を辿る寺社めぐり自然と過ごすグルメひとり旅向けカップル向け友達と

紀伊半島の南端まで、わざわざ来る理由がある。 新幹線を乗り継いで、特急に揺られて、それでも着く頃には日が傾いている。 そこまでして来たのに、後悔しない。 むしろ、もっと早く来ればよかった。 那智勝浦は、遠いから守られてきた場所だ。

紀伊半島の南端まで、わざわざ来る理由がある。新幹線を乗り継いで、特急に揺られて、それでも着く頃には日が傾いている。そこまでして来たのに、後悔しない。むしろ、もっと早く来ればよかった。那智勝浦は、遠いから守られてきた場所だ。落差133mの水が轟音とともに岩を砕く。霧に濡れた参道を歩くうち、言葉が消えて、ただ自分の小ささだけが残る。夜は港の灯りの下、マグロの赤身が舌の上でとろける。那智山へのバスは本数が少ない。1日4〜6本のみなので、時刻表を必ず事前確認。レンタカーが圧倒的に便利。那智の大滝は午前中の光が滝に正面から当たり、写真映えする。勝浦のマグロ食堂は朝から開く店が多く、売り切れ早め。

Best Season
10月が一番よかった。 杉の参道に朝靄がかかり、気温も歩きやすい。 紅葉は11月上旬から。 那智の火祭りは毎年7月14日で、その時期は宿が埋まりやすい。
Stay
・2泊以上
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那智勝浦のおすすめスポット

01
那智の大滝|133メートルの水が、ただ落ちている

那智の大滝|133メートルの水が、ただ落ちている

落差133メートル。

数字では知っている。

でも実際に正面に立つと、スケールが体に入ってこない。

飛瀧神社の参道を下ること約10分。

有料の延命長寿の水エリア(300円)まで近づくと、

水しぶきが顔にかかった。

9月末でも、ひんやりと冷たかった。

圧倒的な水量ではなく、静かに、粛々と落ちている。

それがかえって怖かった。

観光客が多い時間帯は午前10時〜正午ごろ。

朝8時台に着くと、ほとんど貸し切り状態だ。

滝の前でしばらく動けない。

カメラを構える気になれなくて、ただ見ている。

帰り道、振り返ったらまだ滝が見える。

そのとき初めて、シャッターを押した。

■ 那智の大滝(飛瀧神社) 住所:和歌山県東牟婁郡那智勝浦町那智山 拝観料:無料(延命長寿の水エリアは300円) 参拝時間:7:00〜16:30ごろ 駐車場:近隣有料駐車場あり(約500円)
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02
熊野那智大社|467段を登った先に、何かがあった

熊野那智大社|467段を登った先に、何かがあった

石段は、467段ある。

なめている。

10月初旬でも、中腹で汗をかいた。

那智大社へのメインルートは大門坂。

杉の巨木が並ぶ参道は全長約600メートル。

ここだけで十分な非日常感がある。

ひんやりとした空気が、杉の合間を通り抜けた。

境内に着くと、朱塗りの社殿と那智の滝が同じ視界に収まる。

このアングルが見たかった。

那智大社のお守り売り場には、烏(カラス)グッズが多い。

三本足の八咫烏は熊野の象徴。

かわいいのかどうか迷いながら、結局買って帰った。

参拝料は無料。

宝物殿は300円。

時間があれば、那智山青岸渡寺もすぐ隣にある。

西国三十三所の第一番札所で、

お遍路姿の人と何度もすれ違った。

ここから始めるのか、と思ったら少し感動した。

■ 熊野那智大社 住所:和歌山県東牟婁郡那智勝浦町那智山1 参拝料:無料(宝物殿300円) 参拝時間:6:00〜17:00 大門坂駐車場:無料(台数少なめ) バス:那智山停留所から徒歩すぐ
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03
那智黒砂|真っ黒な砂浜に、なぜか落ち着いた

那智黒砂|真っ黒な砂浜に、なぜか落ち着いた

那智勝浦には、黒い砂浜がある。

「那智黒石」と呼ばれる黒色の珪質頁岩が砂になったもの。

初めて見たとき、少し異様な感じがした。

勝浦漁港のすぐ近く、築地浜という小さな浜。

派手な観光スポットではなく、地元の人が散歩している。

砂を手のひらにのせると、ひんやりして重かった。

那智黒石は将棋の駒にも使われる高級石材。

那智勝浦の土産店では、

那智黒石を使ったお香立てや文鎮が並んでいる。

1,000円〜3,000円台が多かった。

個人的には、食事が一番の驚きだ。

マグロの水揚げ量が日本有数の港町。

勝浦漁港の近くの食堂で食べた、

本まぐろの赤身丼(1,500円)が忘れられない。

脂ではなく、旨味で攻めてくる。

夕方には売り切れている。

朝イチで来るべき場所だ。

■ 那智黒砂・築地浜エリア 住所:和歌山県東牟婁郡那智勝浦町築地(勝浦漁港周辺) 入場料:無料 那智黒石の土産:市内各所(1,000円〜) マグロ料理:勝浦漁港周辺の食堂多数(朝7:00〜営業する店も)
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モデルコース

Day Trip 8:00 那智の大滝→9:30 大門坂→11:00 熊野那智大社・青岸渡寺→13:00 勝浦漁港でマグロ丼→15:00 那智黒石の土産購入→帰路
1 Night 【1日目】午後着・勝浦漁港でマグロ丼→築地浜散策→温泉宿でゆっくり。 【2日目】朝6時台に大門坂→那智の大滝→熊野那智大社→青岸渡寺→昼食後に帰路。 朝の静けさが、ここの本領だ。
Travel Tips 那智山へのバスは本数が少ない。 1日4〜6本のみなので、時刻表を必ず事前確認。 レンタカーが圧倒的に便利。 那智の大滝は午前中の光が滝に正面から当たり、写真映えする。 勝浦のマグロ食堂は朝から開く店が多く、売り切れ早め。

那智勝浦への行き方

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鉄道 紀伊勝浦駅へ
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那智勝浦はレンタカーがおすすめ

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