和歌山県

那智勝浦

寺社自然グルメ

紀伊半島の南端まで、わざわざ来る理由がある。 新幹線を乗り継いで、特急に揺られて、それでも着く頃には日が傾いている。 そこまでして来たのに、後悔しない。 むしろ、もっと早く来ればよかった。 那智勝浦は、遠いから守られてきた場所だ。

Best Season 10月が一番よかった。 杉の参道に朝靄がかかり、気温も歩きやすい。 紅葉は11月上旬から。 那智の火祭りは毎年7月14日で、その時期は宿が埋まりやすい。

那智勝浦のおすすめスポット

01

那智の大滝|133メートルの水が、ただ落ちている

落差133メートル。

数字では知っている。

でも実際に正面に立つと、スケールが体に入ってこない。

飛瀧神社の参道を下ること約10分。

有料の延命長寿の水エリア(300円)まで近づくと、

水しぶきが顔にかかった。

9月末でも、ひんやりと冷たかった。

圧倒的な水量ではなく、静かに、粛々と落ちている。

それがかえって怖かった。

観光客が多い時間帯は午前10時〜正午ごろ。

朝8時台に着くと、ほとんど貸し切り状態だ。

滝の前でしばらく動けない。

カメラを構える気になれなくて、ただ見ている。

帰り道、振り返ったらまだ滝が見える。

そのとき初めて、シャッターを押した。

■ 那智の大滝(飛瀧神社) 住所:和歌山県東牟婁郡那智勝浦町那智山 拝観料:無料(延命長寿の水エリアは300円) 参拝時間:7:00〜16:30ごろ 駐車場:近隣有料駐車場あり(約500円)
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02

熊野那智大社|467段を登った先に、何かがあった

石段は、467段ある。

なめている。

10月初旬でも、中腹で汗をかいた。

那智大社へのメインルートは大門坂。

杉の巨木が並ぶ参道は全長約600メートル。

ここだけで十分な非日常感がある。

ひんやりとした空気が、杉の合間を通り抜けた。

境内に着くと、朱塗りの社殿と那智の滝が同じ視界に収まる。

このアングルが見たかった。

那智大社のお守り売り場には、烏(カラス)グッズが多い。

三本足の八咫烏は熊野の象徴。

かわいいのかどうか迷いながら、結局買って帰った。

参拝料は無料。

宝物殿は300円。

時間があれば、那智山青岸渡寺もすぐ隣にある。

西国三十三所の第一番札所で、

お遍路姿の人と何度もすれ違った。

ここから始めるのか、と思ったら少し感動した。

■ 熊野那智大社 住所:和歌山県東牟婁郡那智勝浦町那智山1 参拝料:無料(宝物殿300円) 参拝時間:6:00〜17:00 大門坂駐車場:無料(台数少なめ) バス:那智山停留所から徒歩すぐ
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03

那智黒砂|真っ黒な砂浜に、なぜか落ち着いた

那智勝浦には、黒い砂浜がある。

「那智黒石」と呼ばれる黒色の珪質頁岩が砂になったもの。

初めて見たとき、少し異様な感じがした。

勝浦漁港のすぐ近く、築地浜という小さな浜。

派手な観光スポットではなく、地元の人が散歩している。

砂を手のひらにのせると、ひんやりして重かった。

那智黒石は将棋の駒にも使われる高級石材。

那智勝浦の土産店では、

那智黒石を使ったお香立てや文鎮が並んでいる。

1,000円〜3,000円台が多かった。

個人的には、食事が一番の驚きだ。

マグロの水揚げ量が日本有数の港町。

勝浦漁港の近くの食堂で食べた、

本まぐろの赤身丼(1,500円)が忘れられない。

脂ではなく、旨味で攻めてくる。

夕方には売り切れている。

朝イチで来るべき場所だ。

■ 那智黒砂・築地浜エリア 住所:和歌山県東牟婁郡那智勝浦町築地(勝浦漁港周辺) 入場料:無料 那智黒石の土産:市内各所(1,000円〜) マグロ料理:勝浦漁港周辺の食堂多数(朝7:00〜営業する店も)
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モデルコース

Day Trip 8:00 那智の大滝→9:30 大門坂→11:00 熊野那智大社・青岸渡寺→13:00 勝浦漁港でマグロ丼→15:00 那智黒石の土産購入→帰路
1 Night 【1日目】午後着・勝浦漁港でマグロ丼→築地浜散策→温泉宿でゆっくり。 【2日目】朝6時台に大門坂→那智の大滝→熊野那智大社→青岸渡寺→昼食後に帰路。 朝の静けさが、ここの本領だ。
Travel Tips 那智山へのバスは本数が少ない。 1日4〜6本のみなので、時刻表を必ず事前確認。 レンタカーが圧倒的に便利。 那智の大滝は午前中の光が滝に正面から当たり、写真映えする。 勝浦のマグロ食堂は朝から開く店が多く、売り切れ早め。

那智勝浦への行き方

ICカード利用可
Access Time
大阪から 約3時間5分
wakayamaから 約3時間35分
名古屋から 約3時間55分
岐阜から 約4時間15分
浜松から 約4時間25分
鉄道 紀伊勝浦駅へ
移動 那智勝浦へ

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