島根県

仁摩

絶景自然

砂が、鳴く。 そんな話を聞いて、半信半疑で来た。 島根県の小さな町、仁摩。 大田市の南に静かに存在するこの場所は、派手さがない。 でも、来るたびに何かが残る。 波の音、砂の声、桜のトンネル。 ここにしかない時間が、確かにあった。

Best Season 桜なら3月下旬〜4月上旬。 海と砂を楽しむなら夏前の5〜6月が人も少なくていい。 夕暮れの琴ヶ浜は秋も美しかった。

仁摩のおすすめスポット

01

琴ヶ浜|砂が、本当に鳴いた日のこと

「鳴き砂」という言葉は知っている。

でも正直、観光用の話だろう。

砂浜に降り立って、足を踏み出した瞬間。

キュッ、キュッ。

本当に音がした。

思わず隣にいた人と顔を見合わせた。

琴ヶ浜は、全長約1.5kmの海岸。

石英を多く含む砂が、摩擦で音を出す。

「環境が汚れると鳴かなくなる」と地元の人が教えてくれた。

だから今も鳴いているということは、ここの海がきれいだということ。

夕方16時ごろ、光が斜めになる時間に来た。

砂がオレンジ色に染まって、誰もいない。

しばらく、ただ立っている。

波の音と、たまに自分の足音だけがあった。

駐車場は無料。

混雑しないので、そこもいい。

■ 琴ヶ浜 住所:島根県大田市仁摩町馬路 料金:無料 駐車場:無料 アクセス:JR仁万駅から車で約5分
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02

仁摩サンドミュージアム|1年かけて落ちる砂を、見上げた

ガラスのピラミッドが、畑の中に突然現れる。

最初に見たとき、ちょっと笑ってしまった。

こんな場所に、これが? という驚き。

中に入ると、全長約1mの巨大な砂時計がある。

「砂暦」と呼ばれていて、1年かけて砂が落ちる。

毎年大晦日に反転させるらしい。

砂を見ていると、時間の感覚がおかしくなる。

落ちているのに、止まっているように見える。

じっと眺めていたら、10分経っている。

館内には鳴き砂の体験コーナーもある。

砂の種類によって音が違う。

それぞれ触って、比べてみた。

入館料は大人660円。

高くはない。

道の駅と隣接しているので、地元の食材も買えた。

琴ヶ浜まで歩いて数分なので、セットで回るといい。

■ 仁摩サンドミュージアム 住所:島根県大田市仁摩町天河内975 料金:大人660円、小・中学生330円 営業時間:9:00〜17:00(入館は16:30まで) 休館日:火曜日(祝日の場合は翌日) TEL:0854-88-3776
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03

馬路の千本桜|地図に載っていない、春の道があった

地元の人に「桜ならあそこ」と言われて行った。

観光マップにはほとんど載っていない場所。

馬路川沿いに、桜が続いている。

「千本桜」と呼ばれているけど、数えたわけじゃない。

ただ、見渡す限りピンクだ。

人がほとんどいない。

売店もない、屋台もない。

川の音と、花びらが落ちる静けさだけがあった。

桜のトンネルを歩きながら、少し泣きそうになった。

理由はうまく言えないけど、たぶん「独り占め」している感覚だ。

見頃は例年3月下旬〜4月上旬。

朝早い時間に来たほうがいい。

光が川面に反射して、全体がやわらかく光る。

アクセスは車が必須。

近くに小さな駐車スペースがある。

ナビには「馬路」と入れて、川沿いを探すのがいい。

■ 馬路の千本桜 住所:島根県大田市仁摩町馬路(馬路川沿い) 料金:無料 見頃:3月下旬〜4月上旬 駐車場:近辺に数台分のスペースあり アクセス:JR仁万駅から車で約10分
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モデルコース

Day Trip 9:00 馬路の千本桜 → 11:00 仁摩サンドミュージアム(道の駅でランチ)→ 14:00 琴ヶ浜散策 → 16:00 夕暮れの砂浜でのんびり → 解散
1 Night 【1日目】午後に仁摩入り → 琴ヶ浜で夕景 → 温泉津温泉で宿泊(車で約20分) 【2日目】朝の温泉街散歩 → 仁摩サンドミュージアム → 馬路の千本桜(春限定)→ 帰路
Travel Tips 鳴き砂は天気のいい日、足元が乾いている時間のほうがよく鳴く。 雨上がりはほぼ聞こえない。 琴ヶ浜は夕方が特におすすめ。 仁摩サンドミュージアムは火曜定休なので注意。 桜の時期は週末でも混まない、穴場。

仁摩への行き方

ICカード利用可
Access Time
広島から 約2時間55分
福岡から 約3時間50分
yamaguchiから 約3時間55分
下関から 約4時間20分
佐賀から 約4時間20分
鉄道 仁万駅へ
移動 琴ヶ浜へ

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