西ノ島の風景
島根県

西ノ島

離島自然絶景秘境
絶景離島歴史を辿る寺社めぐり自然と過ごす大阪に泊まるのがおすすめ離島の絶景絶景スポット

本土から船で2時間以上かかる。 そのくせ、着いたらもう帰りたくなくなる。 西ノ島はそういう島だ。 隠岐諸島の中でも、ここだけが持つ空気がある。 断崖、神社、荒波。 観光地化されていない、素のままの日本海がここにある。

島根県の最西端に位置する西ノ島は、日本列島の果ての果てである。別府港に着くと、風の音が耳をすり抜ける。焼火神社の参道を歩めば、樹齢数百年のクロマツが天を指す。しかし本当の絶景は国賀海岸にある。高さ五十メートルの崖が続き、波が岩に砕ける音が心臓を揺さぶる。夕焼けの時間、海は茜色に染まり、人間の営みがいかに小さいかを思い知らされる。島民とすれ違う時、皆が同じ表情をしている。世界の果てまで来た者だけが知る、静寂がそんな島。

Best Season
5〜6月が一番よかった。 空気が澄んでいて、断崖の緑が濃い。 夏は観光客がやや増えるが、それでも混雑とは程遠い。 冬の荒波を見に来るリピーターもいる。
Stay
1泊おすすめ ・2泊以上
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西ノ島のおすすめスポット

01
別府港|島との、最初の握手

別府港|島との、最初の握手

七類港からフェリーに乗って約2時間40分。

別府港に着いたとき、正直「思ってたより小さい」。

待合所も、売店も、こぢんまりしている。

でもそれが西ノ島だ。

港には地元のおじさんが軽トラで待っている。

観光客に慣れているわけじゃない。

ただ、船が来るから来た。そんな感じ。

レンタカーは事前予約必須だ。

1日3,000円前後で借りられる。

でも台数が少ない。

繁忙期は1ヶ月前でも埋まっている。

港のすぐ横の食堂で食べた岩ガキ定食が忘れられない。

800円だ。

東京で同じものを食べたら2,000円は超える。

別府港はただの玄関口じゃない。

ここで島のペースを、体が勝手に覚える。

■ 別府港 住所:島根県隠岐郡西ノ島町別府 七類港からフェリー約2時間40分(隠岐汽船) フェリー料金:大人片道 約3,000円〜(時期により変動) レンタカー:要事前予約(港近くに数社あり)
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02
焼火神社|1,000段の先に、神様がいた

焼火神社|1,000段の先に、神様がいた

正直、舐めている。

「山の中に神社がある」くらいに思っている。

登り始めて10分で後悔した。

道は細くて、苔があって、湿っている。

石段の数を数える余裕もない。

あとで調べたら約1,000段とのことだ。

汗だくになって、息を切らして、やっとたどり着く。

社殿は岩の中に、刺さるように建っている。

「岩窟造り」というらしいが、そんな言葉では足りない。

自然に飲み込まれた神社、というほうが正確だ。

誰もいない。

風の音だけがあった。

創建は奈良時代とも言われている。

航海の神様として、船乗りたちに信仰されてきた場所だ。

こんな山の中に、海の神様がいる。

その矛盾みたいなものが、なぜか腑に落ちた。

登りに約40分。下りも慎重に。

動きやすい靴は絶対条件だ。

■ 焼火神社(たくひじんじゃ) 住所:島根県隠岐郡西ノ島町浦郷 参拝料:無料 参拝時間:自由(ただし山道のため明るい時間帯推奨) 徒歩:登山口から約40分 駐車場:登山口付近に数台あり
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03
国賀海岸|ここが日本だと、一瞬忘れる

国賀海岸|ここが日本だと、一瞬忘れる

車を停めて、遊歩道を歩き始めた瞬間に分かった。

これは、普通じゃない。

断崖の高さは最大257m。

数字で言っても伝わらないから言い直す。

東京タワーより高い崖が、海に垂直に落ちている。

「通天橋」と呼ばれる岩のアーチがある。

自然が作ったとは思えない形だ。

その向こうに広がる青が、異常なほど濃かった。

天気は重要だ。

曇りで行ったとき、霧がかかって幻想的だ。

でも晴れた日に再訪したら、全然違う景色だ。

同じ場所で2回感動した。

観光客は少ない。

シーズン中でも、人に会わない時間帯がある。

これだけの景色を、ほぼ独占できる。

それが西ノ島の、一番の贅沢だ。

遊歩道は整備されているが、風が強い日は注意。

柵がない場所もある。

■ 国賀海岸 住所:島根県隠岐郡西ノ島町美田 入場料:無料 見学時間:自由(遊歩道あり) 駐車場:無料・あり 遊歩道:国賀浜〜摩天崖コース 約2km・徒歩約1時間
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モデルコース

Day Trip 別府港着 → 焼火神社(午前)→ 港の食堂でランチ → 国賀海岸(午後)→ 別府港発。 移動はレンタカー必須。駆け足だが、核心は回れる。
1 Night 1日目:別府港着 → 焼火神社 → 国賀海岸(夕暮れまで)→ 浦郷地区の民宿泊。 2日目:朝の国賀海岸を再訪 → 島内ドライブ → 昼食後に帰路へ。 泊まると、島がまるごと変わって見える。
Travel Tips フェリーは季節・天候で欠航することがある。 帰りの便は余裕を持って予約を。 島内のコンビニはない。 食料・飲料は港か浦郷の商店で調達しておくこと。 電波はdocomoが比較的安定している。

西ノ島への行き方

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七類港


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