入笠山の風景
長野県

入笠山

高原

Photo by Σ64 (talk) / Wikimedia Commons (CC BY-SA 3.0)

自然と過ごす車なしOK1泊がおすすめひとり旅向けカップル向け友達と山岳ハイキング高原リゾート

標高1955メートル。 ゴンドラに乗って、あっという間に別世界へ。 夏でも気温は20度を下回ることがある。 麓の暑さが嘘みたいだ。 入笠山は、「ちゃんと登った感」と「ラクさ」が絶妙に同居している。 それがたまらなく好きで、また来てしまった。

長野県富士見町に抱かれた入笠山は、標高1955メートルでありながらゴンドラを使えば気軽に高山の世界へ踏み込める。5月下旬から6月、すずらん群生地に広がる白い花の甘く繊細な香りは、風に乗って斜面全体を包み込む。大阿原湿原では水面が鏡のように南アルプスを映し、湿った草の匂いと鳥のさえずりが静かな午前を満たす。入笠山頂からは八ヶ岳・富士山・北アルプスが一望できる開放的な眺望が広がり、夏の高原に立つ清々しさは格別だ。

Best Season
6月のすずらん最盛期が断然おすすめ。 7〜8月は山全体が緑に包まれ爽快。 涼みに来るだけでも十分価値がある。 紅葉は10月上旬。
Stay
日帰り可能 ・1泊おすすめ
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入笠山のおすすめスポット

01
入笠山頂|360度、遮るものが何もない

入笠山頂|360度、遮るものが何もない

山頂まで、ゴンドラ降り場から歩いて約40分。

そんなに険しくない。

だけど、頂上に立った瞬間は本物だ。

南アルプス、八ヶ岳、富士山。

晴れた日は全部見える。

「全部」が一度に視界に入る場所って、そう多くない。

風が強い日が多い。

帽子は絶対に飛ぶ。

経験済みだ。

山頂直下に岩場がある。

鎖もついているが、難しくはない。

そこを越えると、急に視界が開ける。

そのタイミングが憎いくらい計算されている。

すれ違うのは登山者だけじゃない。

スニーカーの子どもたちもいる。

それが入笠山のいいところだ。

誰かを置いていかなくていい山。

山頂には小さな標識があるだけ。

ベンチもない。

でもみんな、岩に腰を下ろして長居している。

■ 入笠山 住所:長野県富士見町富士見 アクセス:富士見パノラマリゾートゴンドラ「すずらんの里駅」下車後、徒歩約40分 ゴンドラ料金:往復2,200円(大人)※2024年時点 山頂標高:1,955m ※冬季はスキー場として営業
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02
すずらん群生地|5月末、あの斜面が白くなる

すずらん群生地|5月末、あの斜面が白くなる

入笠山に来たのは6月上旬だ。

群生地に踏み込んだとき、正直言葉を失った。

一面、白い小さな花。

日本最大級という言葉は知っている。

でも「最大級」って実際どのくらいか、来るまでわからない。

答えは、「見渡す限り」だ。

背丈は低い。

膝より全然下。

だから地面に近づいてみると、鈴みたいな花が密集しているのがわかる。

香りもある。

甘くて、少し懐かしい感じ。

風が吹くたびに揺れて、さわさわと音がする気がした。

見頃は例年5月下旬〜6月中旬。

早めの確認が必要だ。

年によってズレる。

斜面になっているので、上から見下ろすと全体の広さがよくわかる。

写真を撮るなら斜面の上からがいい。

それだけ伝えておく。

入場料は取られない。

ただそこにある。

それがまたよかった。

■ 入笠山すずらん群生地 住所:長野県富士見町富士見 入場料:無料 見頃:5月下旬〜6月中旬 アクセス:ゴンドラ山頂駅から徒歩約10分 ※開花状況は富士見パノラマリゾート公式サイトで確認推奨
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03
大阿原湿原|誰もいない木道を、ひとりで歩く

大阿原湿原|誰もいない木道を、ひとりで歩く

入笠山頂やすずらん群生地と比べると、ここは静かだ。

静かすぎて、少し驚く。

湿原の一周は約4キロ。

歩いて1時間ちょっと。

木道が整備されているから、足元は安心していい。

水が張っている場所、草が茂っている場所、木が立っている場所。

20メートル歩くごとに景色が変わる。

飽きない。

夏の午後、鳥の声だけが聞こえる。

人とすれ違ったのは3組だけだ。

湿原の奥にいくと、完全に木に囲まれる。

高原にいることを忘れそうになる。

でもふと空を見上げると、青空が高い。

そこで「あ、ここ1700メートルくらいあるんだった」と思い出す。

山頂や花畑でテンションが上がった後、ここで静かにクールダウンできる。

旅にそういう時間が必要だ。

大阿原湿原はその役割を完璧に果たしている。

■ 大阿原湿原 住所:長野県富士見町富士見 入場料:無料 一周:約4km・所要1時間〜1時間30分 アクセス:ゴンドラ山頂駅から徒歩約15分 ※熊の目撃情報あり。熊鈴持参を強く推奨
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モデルコース

Day Trip 9時ゴンドラ乗車→すずらん群生地→入笠山頂(昼食)→大阿原湿原→16時ゴンドラ下山。山頂で食べるおにぎりは格別。
1 Night 1日目:午後ゴンドラ乗車→大阿原湿原→山麓の宿へ。2日目:早朝出発→すずらん群生地(人が少ない)→入笠山頂→昼前に下山。朝の群生地は光が違う。
Travel Tips ゴンドラは混む。 特に土日の10時〜12時は行列覚悟。 平日か、8時台の乗車がおすすめ。 山頂は夏でも寒い。 薄手のフリースを必ず持参。 熊鈴も忘れずに。 富士見駅からシャトルバスあり(季節運行)。

入笠山への行き方

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Access Time
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🚃 那覇から
地図で経路を見る 電車・バスで行く ✈️ 飛行機でのアクセスをおすすめします
🚃 宮古から
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🚃 石垣から
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鉄道 富士見駅へ
移動 入笠山ゴンドラへ

入笠山はレンタカーがおすすめ

現地で自由に動きたいならレンタカーが便利です


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