北海道

帯広

自然グルメ街歩き

広い。 とにかく、広い。 東京から飛行機で1時間半。 降り立った瞬間、空のスケールが違うと気づく。 十勝平野は、地平線が見える数少ない場所だ。 農場、牧草地、まっすぐな道。 何もないようで、全部ある。 そういう土地が、帯広だ。

Best Season 7〜8月が一番動きやすい。 白樺並木も牧草地も緑が濃く、空が高い。 2月の「ばんえい記念」は最大レース。雪のコースで馬が坂を越える光景は、夏とまるで別物だ。

帯広のおすすめスポット

01

十勝牧場|地平線まで、馬と草と風だけがいた

帯広市街から車で20分ほど。

音更町にある農林水産省直轄の国営牧場だ。

広さは約3,500ヘクタード。

東京ドーム750個分と聞いても、ピンとこない。

実際に立ってみると、わかった。

視界に入るもの全部が牧場だ。

白樺並木の直線道路が、どこまでも続いている。

長さ約2.5キロ。

端が見えない。

歩いてみたら、途中で笑いがこみ上げてきた。

こんな道、見たことがない。

馬が草を食んでいる。

係員もいない。

柵の向こうに、ただそこにいる。

観光地っぽい演出が一切ない分、妙にリアルだ。

入場は無料。

駐車場もある。

ただし売店も何もない。

飲み物は必ず持参すること。

夏は日差しが強烈だ。

■ 十勝牧場 住所:北海道河東郡音更町十勝川温泉北14丁目 入場料:無料 営業時間:見学自由(一部施設除く) アクセス:帯広駅から車で約25分
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02

幸福駅|廃線跡に、今も手紙が届いている

正直、期待していない。

「幸福行きの切符」で有名な観光スポット。

どうせ整備されすぎた場所だろう。

着いてみると、少し違った。

ホームに古い車両が2両、そのまま置いてある。

1987年に廃線になった広尾線の跡だ。

車両の壁一面に、名刺や切符が貼ってあった。

何千枚、何万枚あるのかわからない。

古いものは色が褪せて、読めなくなっている。

それでも誰かが来て、また貼っていく。

なんでこんなに人が来るんだろう。

その答えが、少しわかった気がした。

「幸福」という名前の駅に、

自分の名前を残したい。

それだけのことだ。

入場無料。

隣に小さな売店があって、

「幸福→帯広」の硬券切符が300円で売っている。

つい買った。

■ 幸福駅(旧国鉄広尾線) 住所:北海道帯広市幸福町東1線 入場料:無料 見学時間:自由(売店は9:00〜17:00頃) アクセス:帯広駅から車で約15分
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03

ばんえい競馬|重さ1トンの馬が、鉄そりを引いて坂を越えた

世界でここだけの競馬がある。

帯広競馬場のばんえい競馬だ。

普通の競馬とは全然違う。

1トン近い馬が、鉄製のそり(最大450キロ)を引いて、

200メートルのコースを走る。

コースの途中に、高さ1メートルの坂が2か所ある。

最初の坂を越えたあと、馬は立ち止まることがある。

息を整えるためだ。

そのとき、観客が声を上げる。

「行け!」「止まるな!」

馬が動き出す。

そりを引いて、また坂を上る。

ゴールした瞬間、周りのおじさんたちが一斉に叫んだ。

レースは10分以上かかることもある。

なのに誰も飽きていない。

入場料100円。

ナイター開催は金・土・日が多い。

馬券は100円から買える。

勝負より、馬を見るだけで十分だ。

■ 帯広競馬場(ばんえい十勝) 住所:北海道帯広市西13条南9丁目 入場料:100円(高校生以下無料) 開催日:主に金・土・日・祝(要確認) 発走時間:昼開催13:00〜、ナイター16:00〜頃 アクセス:帯広駅から徒歩約15分
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モデルコース

Day Trip 午前:十勝牧場で白樺並木を歩く → 昼:帯広市内で豚丼 → 午後:幸福駅 → 夕方:ばんえい競馬のナイター観戦
1 Night 1日目午後:帯広着・市街散策・六花亭本店でスイーツ → 夜:ばんえい競馬ナイター → 2日目:十勝牧場 → 幸福駅 → 道の駅で十勝チーズ・ワイン購入して帰路
Travel Tips レンタカーは必須。 バスだと移動に1日かかる。 帯広駅前で借りれば十分。 ばんえい競馬は雨でも開催する。 屋根付きスタンドがあるので問題なし。 豚丼は「ぱんちょう」に行列ができている。 開店前に並ぶのが正解。

帯広への行き方

ICカード利用可
Access Time
東京から 約1時間45分
水戸から 約2時間30分
前橋から 約2時間45分
高崎から 約2時間45分
札幌から 約3時間
航空 帯広空港へ

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