岐阜県

奥飛騨温泉郷

温泉自然

標高1,000メートル超の山あいに、湯けむりが漂っている。 奥飛騨温泉郷は、北アルプスのふもとに広がる温泉地だ。 派手さはない。 でも、一度来ると、また来たくなる。 冬に訪れると、雪と湯気と静寂だけがある。 それだけで、十分すぎる場所だ。

Best Season 冬(12〜3月)が一番おすすめ。雪景色×湯けむりの組み合わせは、他の季節では見られない。紅葉期の10月も山の色が鮮やかで美しい。

奥飛騨温泉郷のおすすめスポット

01

新穂高温泉|雪の中に、野趣あふれる湯があった

無料の露天風呂がある、と聞いている。

「新穂高の湯」、蒲田川沿いに突然現れる。

脱衣所は簡素。

混浴で、冬は特に女性には入りにくいらしい。

でも、その開放感は本物だ。

目の前に川。

頭上に雪をのせた山。

湯温は42℃前後で、ちょうどいい。

夜は宿の貸切露天へ移動した。

宿泊した「深山荘」は、川沿いに露天風呂が並ぶ宿だ。

1泊2食で約25,000円〜。

決して安くはないが、朝6時に誰もいない露天に浸かったとき、値段のことは忘れた。

雪がゆっくり降っている。

湯気の向こうに山の稜線が見える。

こういう時間を、贅沢と呼ぶんだ。

■ 新穂高の湯(無料露天風呂) 住所:岐阜県高山市奥飛騨温泉郷神坂 料金:無料 営業時間:日の出〜日没(冬期は閉鎖あり) ※混浴・水着不可・シャンプー等使用不可
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02

新穂高ロープウェイ|2,156メートルで、雲の上に出た

2段階で上がる。

第1ロープウェイで白樺平へ、そして第2ロープウェイで西穂高口へ。

ここが標高2,156メートル。

扉が開いた瞬間、空気が違った。

冷たいというより、薄い。

息を吸うたびに、肺が驚いているのがわかる。

展望台から見える北アルプスの山並みは、圧倒的だ。

槍ヶ岳の頂がはっきり見える。

雲が山と同じ高さにある。

下界の話を忘れる景色だ。

冬季は積雪が3〜4メートルになることもある。

スノーシューレンタルもあり、雪の上を歩ける。

防寒は本気で必要で、ダウンとネックウォーマーは必須だ。

往復料金は大人3,300円。

混雑は午前中のほうが少ない。

9時台に乗ると、山頂をほぼ独り占めできる。

■ 新穂高ロープウェイ 住所:岐阜県高山市奥飛騨温泉郷神坂710-58 料金:往復 大人3,300円・子ども1,650円 営業時間:8:30〜16:00(季節により変動) 定休日:不定休(点検運休あり) URL:https://www.ropeway.co.jp/
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03

平湯温泉|バスターミナル横に、本物の湯があった

平湯温泉は、奥飛騨の玄関口にある。

松本や高山からのバスが着く「平湯バスターミナル」のすぐ横に、「平湯の湯」がある。

料金は600円。

建物は古い。

ロッカーもシンプル。

でも、湯は本物だ。

茶褐色のナトリウム炭酸水素塩泉。

肌がするりとなる。

地元のおじさんたちが黙って浸かっている。

その雰囲気も含めて、好きだ。

「平湯民俗館」の敷地内には、江戸時代の古民家と野天風呂もある。

冬は雪見風呂になる。

こちらは寸志(目安200円ほど)で入れる。

夕方16時ごろ、誰もいない野天風呂に入った。

木々に雪が積もっている。

湯の向こうに茅葺き屋根が見える。

ここ、すごいな、と小声で言った。

誰に言うでもなく。

■ 平湯の湯 住所:岐阜県高山市奥飛騨温泉郷平湯763-1 料金:600円 営業時間:6:00〜21:00(最終受付20:30) 定休日:木曜日 ■ 平湯民俗館・野天風呂 料金:寸志(約200円) 営業時間:10:00〜17:00(冬期短縮あり)
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モデルコース

Day Trip 高山駅発→バスで平湯温泉(平湯の湯)→新穂高ロープウェイ→新穂高温泉「新穂高の湯」→平湯バスターミナルで解散。移動含め約8時間。
1 Night 1日目:高山市街で朝食→平湯温泉で昼食・入浴→新穂高ロープウェイ→新穂高温泉の宿で夕食・露天風呂。2日目:早朝に貸切露天→朝食後チェックアウト→高山の古い町並みを散策して帰路。
Travel Tips 冬の奥飛騨は路面凍結が激しい。 レンタカーは必ずスタッドレス確認を。 平湯〜新穂高間は路線バスが1時間に1本程度ある。 新穂高ロープウェイは強風で運休することも多い。 前日夜に公式サイトの運行状況を確認しておくべきだ。

奥飛騨温泉郷への行き方

ICカード利用可
Access Time
東京から 約2時間30分
名古屋から 約2時間50分
岐阜から 約3時間10分
水戸から 約3時間15分
浜松から 約3時間20分
航空 松本空港へ
移動 新穂高温泉へ

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