静岡県

御前崎

自然灯台絶景

静岡の最南端に、岬がある。 太平洋にそのまま突き出した、削られた断崖。 遠州灘の風が正面から来る。 ここまで来ると、日常の空気と明らかに違う。 浜松からでも車で1時間ちょっと。 なのにこんなに遠い場所に来た気がするのは、 たぶんあの風のせいだ。

Best Season 7月〜8月が海と夕日の両方を楽しめるベスト。 9月以降は人が減り、風も心地よくなる。 空気が澄む10月〜11月は、水平線の透明度が上がって別の顔を見せてくれる。

御前崎のおすすめスポット

01

御前崎灯台|白い塔の上で、太平洋と目が合った

明治7年に初点灯した灯台。

白亜の塔は高さ約22メートル。

入場料200円を払って、らせん階段を上る。

ここの階段、思ったより急だ。

せまい、暗い、足元が少し怖い。

それでも上り切った先の景色は、言葉にしにくい。

360度、海しかない。

遠州灘の水平線が、ぐるりと広がっている。

快晴の日は伊豆半島まで見える。

午前9時ごろが一番空いている。

観光バスが来るのは10時以降が多い。

早めに動くと、ほぼ独り占めになる。

灯台の足元には「日本の灯台50選」のプレート。

確かに、来る価値がある灯台だ。

■ 御前崎灯台 住所:静岡県御前崎市御前崎1581 料金:200円(灯台参観寄付金) 営業時間:9:00〜16:00(受付) 定休日:荒天時は閉鎖あり 駐車場:無料あり
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02

白羽海岸|人が少ない。それだけで、もう十分だ

灯台から車で10分ほど南下すると、白羽海岸に出る。

夏でも混雑しない穴場の浜だ。

砂が細かくて、足に刺さらない。

波は思ったより静かで、子どもが遊んでいた。

海の家は1軒だけ。

かき氷500円。

日差しが強い日は、あの冷たさが体に染みた。

海の色が印象的だ。

熱海や下田とは違う、灰みがかったブルー。

遠州灘特有の色だ。

午後3時すぎに行ったら、人がほとんどいない。

波の音しか聞こえない浜で、

1時間ぼんやりしている。

それだけで、来た甲斐があった。

どこかに入る必要も、何かを見る必要もない。

そういう場所が、たまに必要だ。

■ 白羽海岸 住所:静岡県御前崎市白羽 料金:無料 駐車場:無料あり(夏季は混雑する時間帯あり) 海水浴シーズン:7月上旬〜8月下旬
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03

遠州灘の夕暮れ|18時15分、空が全部オレンジになった

御前崎に来たなら、夕暮れまでいたほうがいい。

そう聞いてはいたけど、実際に見るまで信じていない。

日没前の30分、空の色が変わり始める。

遮るものが何もないから、地平線まで全部見える。

オレンジ、赤、紫、そして濃紺。

そのグラデーションが、ゆっくりと動いていく。

その日の日没時刻は18時47分。

18時15分ごろから空が染まり始めた。

岬の先端に人が集まってきた。

誰も話さない。

みんな、ただ見ている。

遠州灘は波が高いことで知られる海域。

夕暮れ時は風も強くなる。

薄手のウインドブレーカーを1枚持っていくといい。

帰りの車の中で、少し言葉が少なくなった。

あの時間を見たあとは、なんとなくそうなる。

■ 遠州灘・御前崎岬先端 住所:静岡県御前崎市御前崎(岬先端部) 料金:無料 駐車場:御前崎灯台駐車場を利用(無料) 夕日の時期による日没時刻の確認を推奨
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モデルコース

Day Trip 9:00 御前崎灯台 → 11:00 白羽海岸で海遊び → 13:00 地元食堂でしらす丼 → 15:00 岬散策 → 18:30 遠州灘の夕日を見て帰路
1 Night 1日目:灯台・白羽海岸・夕日鑑賞。御前崎港周辺の宿に泊まり、夕食は地魚の刺身定食。2日目:朝7時に岬へ。人がいない朝の海を歩いてから、浜岡砂丘に立ち寄って帰路につく。
Travel Tips 夏の御前崎は風が強い日が多い。 帽子は飛ばされる。 ストラップ付きが正解だ。 日焼け止めは海用の強いものを。 岬の先端は日影がゼロ。 飲み物は早めに調達しておくこと。 コンビニは市街地まで戻らないとない。

御前崎への行き方

ICカード利用可
Access Time
名古屋から 約2時間
岐阜から 約2時間20分
東京から 約2時間30分
浜松から 約2時間30分
大阪から 約3時間10分
鉄道 菊川駅へ
移動 御前崎へ

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