仙酔島の風景
広島県

仙酔島

絶景離島

鞆の浦の港から、船で5分。 たったそれだけで、別の時間が流れる島に着く。 仙酔島には信号もコンビニもない。 あるのは岩と海と、風の音だけ。 「日本で最後に残った手つかずの浦」と呼ばれた場所が、ここにある。

Best Season 5〜6月と9〜10月がベスト。 夏は海水浴も楽しめるが日差しが強烈。 春と秋は遊歩道が歩きやすく、観光客も少なめで静けさを独り占めできる。

仙酔島のおすすめスポット

01

五色岩|地球の裂け目みたいな岩肌に、言葉を失う

遊歩道を40分ほど歩いた先に、突然それは現れる。

赤、青、黄、白、黒。

5色の岩が、むき出しのまま海に向かって剥き出しになっている。

最初に見たとき、正直「岩じゃん」。

でも近づくと違う。

地層が褶曲して、色が縞模様に走っている。

1億年以上前の地殻変動がそのまま残っている、と後で知った。

足元はゴツゴツで歩きにくい。

サンダルは絶対にやめたほうがいい。

波が来るたびに岩が鳴る。

ゴン、という低い音が足に響く。

晴れた日の午前中が一番色が映える。

曇りの日はまた別の重さがあって、それも悪くない。

観光客は少ない。

むしろほとんどいない。

この規模の景色が、ほぼ独り占めできる。

それが一番の驚きだ。

■ 五色岩 住所:広島県福山市鞆町仙酔島 料金:無料 到着目安:仙酔島桟橋から徒歩約40分 アクセス:鞆の浦港からフェリー約5分(大人往復240円)
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02

田ノ浦海岸|透明度に、思わず声が出た

島の南側に回ると、いきなり海の色が変わる。

緑がかった透明な水が、白い砂の上に静かに広がっている。

瀬戸内海でこんな色が見られるとは思っていない。

夏場は海水浴ができる。

7月〜8月の週末は家族連れが来るが、それ以外の時期はほぼ貸し切り状態。

訪れたのは9月の平日だ。

砂浜に座って、ただぼーっとしている。

30分くらい、何もしない。

それが一番豊かな時間だ。

透明度が高いので、岸から少し入っただけで魚の影が見える。

シュノーケルを持っていけばよかったと後悔した。

浜辺に日陰はほぼない。

帽子と日焼け止めは必須。

水も売っていないので、事前に持参するのが鉄則。

鞆の浦側から見ると、この海岸は見えない。

島に渡って初めて出会える景色がここにある。

■ 田ノ浦海岸 住所:広島県福山市鞆町仙酔島 料金:無料 海水浴期間:7月中旬〜8月下旬 到着目安:仙酔島桟橋から徒歩約15分 売店・自販機:なし(飲み物は持参)
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03

仙酔島遊歩道|静けさに慣れると、足音がうるさく感じてくる

島を一周する遊歩道は、全長約4km。

ゆっくり歩いて1時間半から2時間かかる。

舗装されていない区間が多い。

アップダウンもそれなりにある。

スニーカー以上の靴は必要。

途中に案内板は少ない。

でも迷うほど複雑でもない。

海を左に見ながら歩き続けるだけでいい。

驚いたのは、鳥の声以外に何も聞こえない区間があること。

波の音と、自分の足音と、風だけ。

スマホを見る気が起きなくなる。

そういう場所はなかなかない。

道中、廃墟になった宿泊施設の跡地を通る。

昭和の時代に栄えた痕跡が残っていて、少し切なくなる。

今も島には「ここから時が止まったまま」という感覚が漂っている。

それが仙酔島の正体だ。

都会のノイズを全部置いてきたい日に、ここに来るといい。

■ 仙酔島遊歩道 住所:広島県福山市鞆町仙酔島 料金:無料 全長:約4km 所要時間:1時間30分〜2時間(休憩含む) 注意:未舗装路あり・スニーカー以上推奨・飲料水持参
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モデルコース

Day Trip 鞆の浦港(9:00)→フェリー5分→仙酔島着→田ノ浦海岸(9:30)→遊歩道スタート→五色岩(11:00)→折り返し→桟橋(13:00)→フェリーで鞆の浦へ
1 Night 1日目:鞆の浦散策→夕方フェリーで仙酔島へ→島唯一の宿「江の浦温泉 仙酔島」泊(1泊2食付き約15,000円〜)。2日目:早朝の遊歩道→五色岩→田ノ浦海岸→午前中フェリーで戻る。朝の島は別格の静けさ。
Travel Tips フェリーは「平成いろは丸」で約5分。本数は多いが最終便は17時台なので注意。 島内に売店・自販機はない。 飲み物と軽食は鞆の浦で調達してから渡ること。 靴は必ずスニーカー以上で。

仙酔島への行き方

ICカード利用可
Access Time
fukuyamaから 約30分
大阪から 約2時間45分
高松から 約2時間50分
名古屋から 約3時間15分
wakayamaから 約3時間15分
鉄道 福山駅へ
移動 鞆の浦港へ
仙酔島渡船へ
移動 仙酔島へ

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