札幌から車で1時間ちょっと。 そこにある湖は、透明度が異常なほど高い。 冬は湖面が凍り、周囲の森が雪に沈む。 観光地っぽい喧騒がない。 ただ、静かで、冷たくて、美しい。 それだけで十分だと思える場所が、支笏湖だ。
支笏湖のおすすめスポット
支笏湖ビジターセンター|湖のことを、ここで先に知っておく
入館料は無料。
それだけで入る価値がある。
支笏湖は水深363m。
日本で2番目に深い湖だ。
その透明度は長年、全国トップクラスを維持している。
展示を見てから湖岸に出ると、見え方が変わる。
「なんとなく綺麗な湖」ではなくなる。
水の色の意味が、わかる気がしてくる。
冬季は氷濤まつりの拠点にもなる。
2月初旬から始まるこのイベント、夜はライトアップされる。
色とりどりに光る氷の塔が、湖畔に並ぶ。
はじめて見たとき、北海道の冬の本気を感じた。
センター隣の湖岸に出ると、風が刺さるように冷たい。
でも、それがいい。
防寒は本気でしてきたほうがいい。
手袋と耳当て、絶対に必要だ。
丸駒温泉|湖畔に沈む、野趣あふれる露天風呂
車でなければ辿り着けない。
支笏湖温泉街からさらに15分ほど奥に入る。
その不便さが、ここの価値でもある。
旅館の日帰り入浴は1,500円。
内湯もあるけど、目的は露天風呂一択だ。
岩を伝って下りていくと、湖がある。
文字通り、湖のすぐそこに浴槽がある。
水位が湖と連動しているという、珍しい温泉だ。
冬に入ったときのことは忘れられない。
湯気が白く立ち上って、湖面が霞んで見える。
気温はマイナス5度くらいだ。
顔だけ凍えて、体はじんじん温かい。
あの感覚は、ここでしか味わえない。
混浴なので、バスタオル巻きOKか事前確認を。
シャンプー類は備え付けあり。
11時〜14時が日帰り利用の受付時間帯なので注意。
苔の洞門|冬は立入禁止。だから、その季節に見た写真が忘れられない
正直に書く。
冬は入れない。
崩落の危険があるため、11月〜4月末は通行止めだ。
でも、だからこそ気になって調べた。
夏に訪れた人の写真を見ると、息を飲む。
溶岩が削られてできた岩壁が続く。
幅3m、高さ10m以上の回廊。
両側の岩を、びっしりと苔が覆っている。
「洞門」という名前の通り、岩と岩の間を歩く。
太陽の光が届きにくい。
独特の湿った空気がある。
別の惑星みたいだ、という感想をよく見た。
入場は1日100名限定の事前予約制。
支笏湖ビジターセンターで受付。
無料だが、予約は必須だ。
冬に支笏湖を旅するなら、次は夏に来ようと決めた。
そう思わせる場所が、支笏湖にはまだある。
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支笏湖への行き方
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