島根県

松江

歴史

城下町、という言葉がこんなにしっくりくる街は、そうそうない。 松江に降り立った瞬間、空気が違う。 湖のにおいがする。 石畳の路地がある。 そこに、まだ江戸時代の輪郭が残っている。 派手さはないけれど、じわじわと好きになる街だ。

Best Season 夏は宍道湖の夕日が20時近くまで楽しめる。 秋の11月は空気が澄んで城の黒が映える。 桜の時期(4月上旬)は松江城の堀に花びらが浮かんで美しい。

松江のおすすめスポット

01

松江城|黒くて、重くて、本物だ

日本に12しかない現存天守のひとつ。

それだけで来る理由になった。

石段を上がるにつれて、天守が大きくなってくる。

黒い外壁、武骨なフォルム。

きれいすぎない、という表現が一番近い。

天守内は6層構造で、最上階まで急な階段が続く。

靴を脱いで登るので、滑りにくい靴下は必須だ。

最上階からの景色が、想像以上だ。

宍道湖が見える。

城下の街並みが、ほぼそのままの形で広がっている。

ここから同じ景色を見ていた人が、400年前にいたと思うと、妙な気持ちになった。

見学時間は45分ほど。

朝一番、開城直後の8時半に入ると人が少なくてよかった。

■ 松江城 住所:島根県松江市殿町1-5 料金:大人680円(天守閣のみ) 営業時間:8:30〜18:30(10〜3月は17:00まで) 休み:無休 アクセス:JR松江駅からバス約10分「国宝松江城(大手前)」下車
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02

宍道湖|夕方17時、湖畔に立つべき理由

日本で7番目に大きい湖、宍道湖。

しじみが有名、というのは知っている。

でも実際に湖岸に立って、その広さに少し驚いた。

対岸が見えない。

ほとんど海みたいだ。

白鳥が3羽、のんびり浮かんでいた。

地元の人が犬を散歩させている。

その隙間に、観光客がいる。

そういうバランスの場所だ。

絶対に夕方に来た方がいい。

日没の30分前に袖師地蔵の前に立つと、水面が橙色に変わっていく。

11月の取材では、17時15分ごろがピークだ。

宍道湖の夕日は「日本の夕日百選」に選ばれているらしい。

パンフレットで見るより、ずっと静かで、ずっとよかった。

カメラを構える前に、しばらく眺めている。

■ 宍道湖畔(袖師地蔵付近) 住所:島根県松江市袖師町(袖師地蔵) 料金:無料 営業時間:自由 アクセス:JR松江駅から徒歩約15分、または市営バス「袖師町」下車すぐ
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03

小泉八雲記念館|知らなかったことが、多すぎた

正直に言うと、小泉八雲のことをよく知らずに入った。

「ラフカディオ・ハーン」という名前と、怪談を書いた人、それくらいの知識だ。

記念館は、松江城のすぐ近くにある。

入館料は310円。

安すぎて逆に心配になる値段だ。

展示は思ったより読み応えがあった。

ハーンがいかに松江を愛していたか。

日本人の女性・小泉セツと出会い、ここで所帯を持ち、帰化したこと。

「松江の空気が、自分に合っていた」という趣旨の言葉が展示にあった。

それを読んで、少し納得した。

この街の空気は、確かに何か特別なものがある。

隣には旧居も残っていて、庭まで見学できる。

ハーンが「日本で一番好きだった場所」と書いた庭だ。

静かで、緑が深くて、良い場所だ。

■ 小泉八雲記念館 住所:島根県松江市奥谷町322 料金:大人310円 営業時間:8:30〜18:30(10〜3月は17:00まで) 休み:無休(年末年始を除く) アクセス:JR松江駅からバス約10分「小泉八雲記念館前」下車すぐ
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モデルコース

Day Trip 9:00 松江城→11:00 小泉八雲記念館&旧居→12:30 しじみ定食でランチ→14:00 城下町の堀川遊覧船→17:00 宍道湖の夕日
1 Night 1日目:松江城→小泉八雲記念館→堀川遊覧船→宍道湖夕日→松江泊(しじみ料理と地酒)。2日目:朝の宍道湖散歩→足立美術館(安来まで車30分)→出雲大社へ移動。歴史と神話を一気に巡れる。
Travel Tips 松江城・小泉八雲記念館・堀川遊覧船がセットになった共通券が900円台で買える。 バラで買うより数百円お得だ。 しじみ汁は駅前より城下町エリアの食堂の方がうまかった。 宍道湖の夕日は西側に雲がない日が狙い目。

松江への行き方

ICカード利用可
Access Time
大阪から 約3時間20分
高松から 約4時間5分
名古屋から 約4時間30分
福岡から 約4時間40分
岐阜から 約4時間50分
鉄道 松江駅へ

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