白米千枚田の風景
石川県

白米千枚田

絶景田舎

Photo by Asturio Cantabrio / Wikimedia Commons (CC BY-SA 4.0)

絶景ひとり旅向けカップル向け友達と絶景スポットゆっくり滞在

海が、すぐそこにある。 その斜面に、1004枚の田んぼが張り付いている。 能登半島の先端近く、輪島市白米。 ここに来るまで、棚田という言葉を舐めている。 実際に立ったとき、その規模と静けさに言葉を失った。 秋には黄金色に染まり、冬にはLEDが海へと溶けていく。 こんな景色、他では見たことがない。

輪島市白米町の海沿いに刻まれた白米千枚田は、日本海へ向かって急傾斜する斜面に1004枚もの小さな棚田が連なる。秋には黄金色の稲穂が波打ち、潮風の塩気を帯びた香りがそこに混じる。冬のイルミネーション期間、約2万5千個のLEDが棚田の輪郭を浮かび上がらせ、暗い夜の静寂の中で光の粒が揺れる光景は息をのむほど幻想的だ。奥能登塩田村では揚げ浜式の製塩文化を体感でき、能登の自然と人の営みが幾重にも重なるこの風景は、日本農業遺産にも認定されている。

Best Season
9月中旬〜10月上旬は黄金の稲穂×日本海の絶景。 10月以降はイルミネーションも加わり、昼夜どちらも楽しめる。 冬の澄んだ空気の中で見る光の棚田は格別。
Stay
・2泊以上
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白米千枚田のおすすめスポット

01
白米千枚田|日本海を背負って、1004枚が折り重なる

白米千枚田|日本海を背負って、1004枚が折り重なる

国道249号を走っていると、突然視界が開ける。

そこにある光景に、思わずブレーキを踏んだ。

海と棚田が、同じフレームに収まっている。

標高約40メートルの斜面に、1004枚の小さな田んぼ。

1枚の平均面積はたったの18平方メートルだという。

農道に降りて歩いた。

足元の土が柔らかくて、空気が濃い。

カエルの声と、波の音だけが聞こえる。

田植えの時期(5月)と、稲刈りの直前(9月中旬)が特にいい。

稲穂が垂れた9月の千枚田は、息を呑む黄金色だ。

道の駅「千枚田ポケットパーク」が目の前にある。

駐車場は無料。

トイレもきれいで、ここを起点に歩くのがちょうどいい。

「オーナー制度」があって、1区画18,000円で田んぼを持てる。

農作業を体験しながら、新米ももらえる仕組み。

地元の人と話すうちに、この田んぼがどれだけ手間のかかるものか、少しだけわかった気がした。

■ 白米千枚田 住所:石川県輪島市白米町ハ部99-5 入場料:無料 駐車場:無料(道の駅「千枚田ポケットパーク」) 見頃:5月(田植え)・9月中旬(黄金の稲穂)・10〜3月(イルミネーション) アクセス:のと里山空港から車で約40分
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02

あぜのきらめき|暗くなるのを、待っている

10月から3月、日没後に千枚田が光る。

「あぜのきらめき」という名前のイルミネーションだ。

約25,000個のLEDが畦道に沿って並ぶ。

観光用の電飾とは、全然違う。

棚田の形そのままに、光が海へと流れていくような感覚がある。

日が落ちる少し前から場所を取っておくのがいい。

17時ごろから少しずつ暗くなって、18時を過ぎるとLEDが映え始める。

気温は低い。

11月でもすでに10度を下回ることがある。

ダウンとカイロは必須だ。

光と海と空が同じトーンになる瞬間がある。

その数分間だけ、すべてが静止するような気がした。

満月の夜に行ったとき、月明かりと千枚田のLEDが重なった。

あの景色はもう写真には収まらない。

来て、立って、目で見るしかない景色がある。

■ あぜのきらめき(白米千枚田イルミネーション) 開催期間:例年10月〜翌3月(年により変動あり) 点灯時間:日没〜21:00ごろ 入場料:無料 注意:防寒対策必須。12〜1月は特に冷え込む 駐車場:道の駅「千枚田ポケットパーク」を利用
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03
奥能登塩田村|揚げ浜式で、塩はこんなに手間がかかる

奥能登塩田村|揚げ浜式で、塩はこんなに手間がかかる

白米千枚田から車で10分ほど。

「揚げ浜式製塩」の体験ができる場所がある。

奥能登塩田村。

400年以上続く製塩法を、今もここで守っている。

砂浜に海水をまいて、太陽と風で乾かして、また海水をまく。

何度もその作業を繰り返して、やっと塩ができる。

体験(1,800円、要予約)では、実際に海水をまかせてもらえた。

木の桶に海水を入れて、肩に担いで、砂浜に均等に注ぐ。

ただそれだけなのに、すごく難しい。

塩田師の手の動きが、静かで無駄がない。

"この塩を作るのに、何日かかるんですか?" と聞いたら、

"天気次第やね" という答えが返ってきた。

土産に買った「揚げ浜塩」は、100グラム600円。

東京のスーパーにある塩とは、全然違う。

おにぎりに握っただけで、びっくりするほど甘い。

千枚田とセットで訪れると、能登の「自然と生きる」空気感がよくわかる。

■ 奥能登塩田村 住所:石川県輪島市仁岸町2部6 入場料:400円(中学生以上) 体験料:1,800円(要予約) 営業時間:9:00〜17:00(時期により変動あり) 休業日:冬季休業あり(要確認) 電話:0768-26-1113
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モデルコース

Day Trip 9:00 のと里山空港レンタカー → 10:00 奥能登塩田村(体験) → 12:30 輪島朝市周辺で昼食 → 14:30 白米千枚田(昼) → 17:00 日没・あぜのきらめき鑑賞 → 19:30 空港へ
1 Night 【1日目】午後に千枚田着 → 日没後にあぜのきらめき → 輪島市内泊 【2日目】朝7:00から輪島朝市 → 奥能登塩田村で塩づくり体験 → 昼過ぎに移動開始 能登の朝市は7時から始まるので、宿泊すると朝の時間を有効に使える。
Travel Tips 冬の千枚田は路面凍結が怖い。 レンタカーはスタッドレス装着を必ず確認すること。 イルミネーション当日は防寒具を本気で準備して。 手袋・ニット帽・カイロは現地調達が難しいので持参がいい。 千枚田近くの飲食店は少ないので、輪島市内で食事を済ませてから来るのがおすすめ。

白米千枚田への行き方

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Access Time
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鉄道 金沢駅へ
移動 白米千枚田へ

白米千枚田はレンタカーがおすすめ

現地で自由に動きたいならレンタカーが便利です


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