島根県

三瓶山

自然

冬の三瓶山は、静かだ。 観光客もまばらで、雪をかぶった山肌がただそこにある。 温泉があって、星がある。 地面の下には、数千年前の森が眠っている。 派手さは何もない。 でも、帰り道でまた来たい。 そういう場所だ。

Best Season 冬(12〜2月)がいい。 雪景色と星空が重なる夜は特別だ。 空気が澄んでいるので、サヒメルでの星観察もこの季節が一番見応えがある。

三瓶山のおすすめスポット

01

三瓶温泉|冷えた体に、じわじわしみてくる湯がある

標高約900m。

冬の三瓶山を歩いた後の体は、芯まで冷えている。

そのまま宿に飛び込んで、湯船に沈んだ。

ナトリウム・塩化物泉で、湯はとろりとやわらかい。

最初はぬるく感じるのに、出た後じわじわと体が温まってくる。

不思議な湯だ。

日帰り入浴は国民宿舎さんべ荘を使った。

料金は800円。

タオルを忘れた場合は200円で借りられる。

内湯から眺める冬枯れの庭も悪くない。

平日の14時ごろは、ほぼ貸し切り状態だ。

温泉は贅沢な施設じゃなくていい。

こういう湯に浸かれたら、それで十分だ。

■ 国民宿舎 さんべ荘(三瓶温泉) 住所:島根県大田市三瓶町多根1121-8 日帰り入浴:800円 営業時間:11:00〜20:00(最終受付19:30) 定休日:不定休(要確認) TEL:0854-83-2011
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02

島根県立三瓶自然館サヒメル|夜、星がこんなに見えるのかと思った

正直、昼間に立ち寄った博物館の展示もよかった。

三瓶山の成り立ちや、この土地の生態系が丁寧に解説されている。

大人でも普通に引き込まれる内容だ。

でも本番は夜だ。

冬の夜間投影プログラムに参加したのは18時30分ごろ。

気温は2度を下回っている。

プラネタリウムの直径18mのドームに寝転がって、係員の声を聞きながらうとうとしかけた。

その後、屋外の望遠鏡でオリオン大星雲を見た。

肉眼でも、星が多すぎて空が白っぽく見える。

光害のない場所の空というのは、本当にこんな見え方をするのかと驚いた。

入館料は大人720円。

冬の夜間イベントは事前に公式サイトで確認を。

■ 島根県立三瓶自然館サヒメル 住所:島根県大田市三瓶町多根1121-8 入館料:大人720円、高校生360円、小中学生160円 開館時間:9:30〜17:00(最終入館16:30) 休館日:火曜(祝日の場合は翌日)、年末年始 TEL:0854-83-8100
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03

小豆原埋没林|地面の下に、4000年前の木が立っている

展示館に入るまでは、半信半疑だ。

「地面に埋まった木を見に行く」という説明が、正直ピンとこない。

階段を降りていくと、薄暗い地下空間に出た。

そこにあった。

樹齢数百年のスギやブナが、地下に何本もそのまま立っている。

約4000年前に三瓶山の噴火で埋まったまま、腐らずに残ったらしい。

一番大きなものは直径2mを超えている。

見た瞬間、言葉が出ない。

すごいという感情より、先に「なぜこれがここにあるんだ」という戸惑いがきた。

ガラス越しではなく、すぐそこにある。

匂いも湿度も感じる。

パネルで説明を読む前に、まず体で受け取ってほしい場所だ。

入館無料。駐車場から徒歩5分ほど。

■ 小豆原埋没林展示館 住所:島根県大田市三瓶町小豆原 入館料:無料 開館時間:9:00〜17:00 休館日:火曜(祝日の場合は翌日)、12月28日〜1月4日 TEL:0854-83-0191(三瓶自然館サヒメルが管理)
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モデルコース

Day Trip 9:00 小豆原埋没林 → 11:00 サヒメル見学(昼食も館内カフェで) → 14:00 三瓶温泉で日帰り入浴 → 16:00 出発
1 Night 1日目:小豆原埋没林 → サヒメル夜間プログラムで星観察 → 三瓶温泉に宿泊。2日目:朝の三瓶山を軽くトレッキング → 温泉に再入浴 → 帰路。山の朝は空気が違う。
Travel Tips 冬は路面凍結があるので、スタッドレス必須。 サヒメルの夜間イベントは定員制で満席になることも。 1週間前には予約を。 温泉は平日の昼が空いていて、のんびり入れる。

三瓶山への行き方

ICカード利用可
Access Time
大阪から 約3時間40分
高松から 約4時間15分
福岡から 約4時間20分
下関から 約4時間50分
佐賀から 約4時間50分
鉄道 大田市駅へ

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