京都府

丹後

歴史

京都の北、日本海側。 そこに、まだ観光地化しきっていない海がある。 舟屋が水面に浮かぶ漁村、岬の先端に立つ灯台、鳴く砂の浜。 丹後半島は、来るのに少し時間がかかる。 だからこそ、着いたときの静けさが、ちゃんと残っている。

Best Season 5〜6月は空いていて海も穏やか。 9〜10月は夏の混雑が引いて、波も落ち着く。 冬の日本海は荒れるが、その荒々しさを見に来る人もいる。

丹後のおすすめスポット

01

伊根の舟屋|海の上に、暮らしが浮いている

伊根湾に沿って、230棟以上の舟屋が並んでいる。

1階が船のガレージ、2階が住居。

そんな建物が、海にそのまませり出している。

遊覧船に乗ったのは朝9時ごろ。

料金は大人680円。

所要時間は約25分。

でも、あっという間だ。

岸から見ているときとは全然ちがう。

海側から見ると、舟屋の床が水面ギリギリにある。

生活の匂いがする。

洗濯物が干してあったりする。

江戸時代からこの形が続いているらしい。

なのに、廃墟でも博物館でもない。

今もここで、人が暮らしている。

それが、じわっとくる。

車で来るなら、道が狭いので注意が必要だ。

集落の外れに無料駐車場がある。

そこから歩いた。

15分くらいで集落を端から端まで歩けた。

■ 伊根の舟屋 住所:京都府与謝郡伊根町平田 遊覧船:大人680円・小学生340円 遊覧船運行時間:9:00〜16:00(季節により変動) 駐車場:無料あり(集落外れ)
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02

経ヶ岬|本州最北端の京都、という事実

経ヶ岬は、近畿地方の最北端にある。

京都府なのに、日本海の荒々しい岬。

そのギャップが面白い。

駐車場から灯台まで、山道を約20分歩く。

舗装されているが、急な坂もある。

ちゃんとした靴で来てよかった。

たどり着いた先に、白い灯台が立っている。

1898年(明治31年)に建てられたもの。

100年以上、この場所で海を照らしてきた。

岬の先端に立つと、風が強い。

遮るものが何もない。

360度、海と空だけが広がっている。

晴れた日には隠岐の島まで見えるらしい。

その日は少し霞んでいたけれど、水平線の果てまで見渡せた。

ここまで来る観光客は多くない。

駐車場でほかに車が3台しかない。

だから静かで、時間がゆっくり流れている。

■ 経ヶ岬灯台 住所:京都府京丹後市丹後町袖志 入場料:無料 駐車場:無料 灯台まで徒歩約20分(山道)
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03

琴引浜|砂が、鳴く。それだけで来る価値がある

「鳴き砂」という言葉は知っている。

歩くと砂がキュッキュと音を立てる浜のこと。

でも、実際に聞くまでは半信半疑だ。

琴引浜に着いて、砂の上を歩いた。

最初は無音。

「本当に鳴くのか?」と思いながら歩いていたら、急に聞こえる。

キュッ、キュッ。

足元から、ちゃんと鳴っている。

思わず止まった。

もう一度、踏んだ。

やっぱり鳴る。

全長約1.8kmの浜に、この音が続いている。

日本最大の鳴き砂の浜と言われているのも、納得した。

鳴き砂はデリケートで、砂が汚れると鳴かなくなるらしい。

だからここでは石鹸やシャンプーの使用が禁止されている。

「浜を守るルール」があることで、音が守られている。

夕方に来たら、夕日が海に沈んでいくのが見える。

そのタイミングで浜を歩くと、砂が金色に見える。

来るなら夕方がいい。

■ 琴引浜 住所:京都府京丹後市網野町掛津 入場料:無料(鳴き砂文化館は大人310円) 駐車場:あり(夏季有料・約500円) シャンプー・石鹸の持ち込み禁止
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モデルコース

Day Trip 9:00 伊根遊覧船 → 11:00 経ヶ岬ドライブ・灯台散策 → 13:30 道の駅「丹後王国」で昼食 → 15:30 琴引浜で夕暮れ散歩
1 Night 【1日目】伊根の舟屋・集落散策 → 夕食は地元の魚介(伊根町内の民宿泊) 【2日目】朝の舟屋を眺めてから出発 → 経ヶ岬 → 琴引浜 → 鳴き砂文化館 → 帰路
Travel Tips 丹後半島は電車だけで回るのは難しい。 レンタカーが現実的だ。 京都駅から車で約2時間半。 道が細い場所が多いので、小型車がおすすめ。 夏の海水浴シーズンは駐車場が混む。 午前中の早い時間に動くのがいい。

丹後への行き方

ICカード利用可
Access Time
himejiから 約2時間5分
大阪から 約2時間10分
名古屋から 約3時間15分
岐阜から 約3時間35分
田辺から 約3時間40分
鉄道 天橋立駅へ

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