豊橋の風景
愛知県

豊橋

グルメ

Photo by 円周率3パーセント / Wikimedia Commons (CC BY-SA 4.0)

歴史を辿る街歩きグルメ車なしOK日帰り最適1泊がおすすめひとり旅向けカップル向け

新幹線を降りた瞬間、空気が変わった。 東京でも名古屋でもない、独自のリズムがある街。 豊橋は、知る人ぞ知る場所だ。 うなぎ、ちくわ、路面電車。 派手さはない。 でも、一度来たら忘れられない。 そういう街だ。

豊橋は豊川稲荷の門前町として栄え、今も参道の両脇には商店が密集している。吉田城の石垣は、かつての城塞都市の矜持を示したまま、豊川河畔に立っている。豆板辛みその香りが路地に立ち込め、焼きとり屋の炭火の温度を感じながら歩く。豊橋公園は市民の呼吸そのもので、朝は散歩客で、昼は家族連れで、夕刻は恋人たちで埋まる。江戸時代から続く商人の町であり、その気質は失われていない。豊橋とは、信仰と商い、そして日常がひとつに絡み合った、素朴で力強い街である。

Best Season
3〜4月の桜シーズンは豊橋公園が見事。 11月の紅葉時期も豊川稲荷の境内が美しい。 夏は暑いが、早朝の参拝は別格の静けさがある。
Stay
日帰り可能 ・1泊おすすめ
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豊橋のおすすめスポット

01

豊川稲荷|1,000本の幟が揺れる、あの空気はここだけだ

豊橋駅から電車で15分ほど。

豊川稲荷の参道に入ると、急に世界が変わる。

両脇にずらりと並んだ幟旗が、風でいっせいに揺れた。

その瞬間、ちょっとだけ息をのんだ。

境内は思ったより広い。

奥の霊狐塚が圧巻で、大小さまざまなきつね像が無数に並んでいる。

数えようとしたけど、途中で諦めた。

参道のグルメも見逃せない。

稲荷寿司は1個150円前後。

揚げたての豆腐田楽は外せない。

お腹が空いていなくても、香りに負けて買ってしまった。

拝観は無料。

駐車場も広くて、アクセスも悪くない。

でも、できれば電車で来たほうがいい。

参道をゆっくり歩く時間が、ここの本番だから。

■ 豊川稲荷(妙厳寺) 住所:愛知県豊川市豊川町1番地 拝観料:無料(霊狐塚エリア含む) 参拝時間:5:00〜18:00(季節により変動) アクセス:名鉄豊川稲荷駅から徒歩3分
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02
豊橋公園・吉田城|川沿いの城跡に、誰もいない午前中

豊橋公園・吉田城|川沿いの城跡に、誰もいない午前中

豊橋公園に着いたのは、平日の朝9時頃だ。

人がほとんどいない。

鳥の声しか聞こえない。

吉田城の鉄櫓(くろがねやぐら)は、豊川のすぐ脇に建っている。

川が近すぎて、驚いた。

水面との距離がこんなに近い城跡は、なかなかない。

鉄櫓の内部には入れる。

入場料はたったの100円。

3階から見る豊川の眺めがよかった。

対岸の緑と川面のコントラストが気持ちいい。

城跡の石垣も見応えがある。

整備されすぎていなくて、いい。

ちゃんと時代の重みが残っている感じがした。

公園自体も広くて、地元の人が散歩している。

観光地というより、生活の場に近い。

そういう場所のほうが、旅してる感じがする。

■ 吉田城鉄櫓(豊橋公園内) 住所:愛知県豊橋市今橋町3 入場料:100円 開館時間:9:00〜17:00(月曜休館) アクセス:豊橋駅から徒歩約15分、または市電「豊橋公園前」下車すぐ
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03

豊橋のグルメ|うなぎとちくわ、それだけで十分な理由があった

豊橋に来たら、まずうなぎを食べてほしい。

浜名湖の近さもあって、この地域のうなぎは本物だ。

駅前から少し歩いた老舗で、うな重を頼んだ。

並で2,800円ほど。

東京より安くて、質は負けていない。

タレが甘すぎず、焼きがしっかりしている。

ちくわは、お土産コーナーで売っているものとは別物だと思ってほしい。

豊橋の練り物専門店で買った焼きたては、もちもちで香ばしい。

1本150円くらい。

その場で食べた。

路面電車(豊橋鉄道東田本線)に乗るのも楽しかった。

1回170円。

街の中をゆっくり走る。

窓から見える商店街や住宅地が、豊橋の日常だ。

派手な観光スポットよりも、こういう時間が記憶に残る。

それが豊橋という街だ。

■ 豊橋グルメ参考 うなぎ:駅周辺に老舗多数。うな重並2,500〜3,000円目安 ちくわ:ヤマサちくわ 豊橋本店(豊橋市中柴町19) 路面電車:豊橋鉄道東田本線 初乗り170円〜 営業時間:各店舗により異なる
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モデルコース

Day Trip 豊橋駅9:00着→吉田城・豊橋公園(9:30〜11:00)→うなぎランチ(11:30)→路面電車で移動→豊川稲荷(13:30〜15:30)→参道グルメ→豊橋駅17:00発
1 Night 1日目:豊橋着→吉田城→夜はうなぎ&居酒屋でどて煮/2日目:朝の豊川稲荷(人が少なく静か)→参道でちくわ・稲荷寿司→路面電車で豊橋市内をぶらり→昼過ぎに帰路。宿は豊橋駅前のビジネスホテルが便利で1泊6,000〜8,000円台から。
Travel Tips 豊川稲荷は土日の午後は混む。 午前中に行くのが正解。 路面電車は1日乗り放題券(520円)がお得。 豊橋のうなぎは人気店だと待つこともある。 11時前に入るのがベスト。

豊橋への行き方

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