角島の風景
山口県

角島

離島自然秘境

Photo by Thomas Au / Wikimedia Commons (CC BY 2.0)

離島自然と過ごす1泊がおすすめひとり旅向けカップル向け友達と広島に泊まるのがおすすめ離島の絶景

本州の端っこに、こんな場所があったのか。 角島に初めて渡ったとき、正直そう思った。 エメラルドグリーンの海。 白い橋。 灯台のある岬。 どこを切り取っても、絵になりすぎて少し現実感がない。 山口県の、さらに先にある島。 そのアクセスの悪さが、逆にここを守っている気がした。

山口県下関市から角島大橋を渡ると、コバルトブルーの海が橋脚の両側に広がり、海面を滑る潮風が窓越しに冷たく頬を打つ。全長1780メートルの無料橋としては国内屈指の景観を誇るこの橋は、渡り切った先にある角島灯台へと続く。明治9年に英国人技師リチャード・ヘンリー・ブラントンが設計した石造りの灯台は、今も現役で響灘を照らしている。夢崎波の公園に腰を下ろせば、打ち寄せる波音と碧い水平線だけが視界を満たし、時間の感覚が静かに薄れていく。

Best Season
5〜6月が最もきれい。 海の透明度が高く、緑も濃い。 梅雨入り前の晴れた日を狙いたい。 冬は風が強烈だが、人が少なく別の静けさがある。
Stay
1泊おすすめ
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角島のおすすめスポット

01
角島大橋|橋の上で、息を飲んだ

角島大橋|橋の上で、息を飲んだ

全長1,780メートル。

料金は無料。

そのふたつの事実だけで、もう行く理由になる。

橋に差し掛かった瞬間、思わず声が出た。

海の色が、想像と全然違った。

コバルトブルーとも違う。

エメラルドでもない。

とにかく、透き通っている。

渡り切るのに、車でおよそ3分。

でも途中で止まりたくなる衝動と戦い続けた。

橋のたもとに駐車スペースがある。

そこから歩いて橋を眺めるのが正解だ。

朝イチで来た。

観光客がまだ少ない時間帯。

風が強くて、髪が暴れた。

それでも動けない。

写真では伝わらない、あの開放感がある。

■ 角島大橋 住所:山口県下関市豊北町神田〜角島 通行料:無料 駐車場:橋のたもとに無料駐車場あり 所要時間:橋の見学・撮影で30〜60分
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02
角島灯台|100年以上前の光が、まだ灯っている

角島灯台|100年以上前の光が、まだ灯っている

1876年に初点灯した灯台だ。

日本に数少ない登れる灯台のひとつ。

螺旋階段を上る。

段数は105段。

途中で足がやや震えた。

高所が苦手な人には正直きつい。

でも上からの景色は、別格だ。

角島の全体が見渡せる。

橋の白いラインが、青い海に伸びていく。

地上ではわからなかった島の輪郭が、ぜんぶ見える。

入場料は300円。

安すぎる。

灯台の足元には公園があって、のんびりできる。

芝生に座って、ぼーっとしていた時間が長かった。

観光地なのに、どこか静かだ。

島全体が、そういうトーンを持っている。

■ 角島灯台 住所:山口県下関市豊北町角島893 入場料:300円(灯台登頂) 営業時間:9:00〜16:30(季節変動あり) 定休日:荒天時など臨時休業あり
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03
夢崎波の公園|島の先端に、誰もいない

夢崎波の公園|島の先端に、誰もいない

灯台から少し歩いた先にある。

看板がなければ気づかず通り過ぎている。

岩場が広がっていて、波が打ちつけている。

整備された公園というより、ただそこに海がある、という感じ。

行ったのは平日の午後。

他に人がいない。

本当に、誰もいない。

岩の上に腰を下ろして、しばらく海を見ている。

波の音だけが聞こえる。

こういう時間のために、旅をしているんだと思い出した。

夕方近くになると、光の角度が変わって海の色がまた変わる。

橋の方向に日が傾いていく。

ここに来るなら、少し時間に余裕を持ってほしい。

急いで来て、急いで帰る場所じゃない。

■ 夢崎波の公園 住所:山口県下関市豊北町角島(角島灯台公園の先端付近) 入場料:無料 駐車場:角島灯台公園の駐車場を利用 所要時間:30〜45分
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モデルコース

Day Trip 9:00 角島大橋駐車場で撮影 → 10:00 島内ドライブ → 11:00 角島灯台登頂 → 12:30 島内で昼食 → 14:00 夢崎波の公園でぼーっとする → 15:30 帰路
1 Night 【1日目】角島大橋 → 灯台 → 夢崎波の公園 → 島内で夕日を眺める → 下関市内で宿泊。【2日目】朝の角島大橋をもう一度 → 下関市内で唐戸市場の朝市 → ふぐ料理でランチ → 帰路。1泊あると島がゆっくり見える。
Travel Tips 島内に飲食店は数軒しかない。 混雑シーズンは昼前に満席になることも。 早めに昼食を。 駐車場は橋のたもとと灯台公園の2か所が主な拠点。 夏の週末は橋への道が渋滞する。 朝8時台に着くのが正解。

角島への行き方

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