富山県

宇奈月温泉

温泉渓谷トロッコ

富山駅から電車で約1時間。 たどり着いた先に、深い峡谷が待っている。 宇奈月温泉は、いわゆる「にぎやかな温泉地」じゃない。 黒部川の轟音が、町の奥から聞こえてくる。 冬は雪が深く、静かで、少し孤独で。 それがまた、妙にいい。

Best Season 紅葉の10月が圧巻。トロッコと峡谷の赤・黄・緑が重なる。 冬(12〜3月)は雪の静けさが別格で、温泉目的ならむしろオフシーズンを狙ってほしい。

宇奈月温泉のおすすめスポット

01

黒部峡谷鉄道|トロッコに揺られながら、日本の深さを知る

宇奈月駅から乗り込む、あのオレンジ色のトロッコ。

窓がないから、風がそのまま顔に当たる。

冬季は運休なので、乗れるのは4月〜11月だけだ。

出発してすぐ、景色が変わった。

両側から岩壁が迫ってくる。

川の色が、信じられないくらい青い。

「エメラルドグリーン」という言葉が、初めて本物に見えた瞬間だ。

終点の欅平まで、片道約1時間20分。

料金は往復で大人1,980円。

安い、。あの景色にしては。

欅平に着いたら、少し歩いてほしい。

奥鐘橋の上から見下ろす渓谷が、圧倒的だ。

スマホのカメラでは、あの立体感は絶対に収まらない。

それでも撮ってしまうんだけど。

■ 黒部峡谷鉄道 住所:富山県黒部市黒部峡谷口11 料金:宇奈月〜欅平 往復1,980円(普通客車) 運行期間:4月上旬〜11月下旬 所要:片道約1時間20分 予約:混雑期は事前予約推奨
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02

宇奈月温泉街|雪の夜、外湯をはしごした

温泉街は、こじんまりしている。

大きなアーケードも、派手な看板もない。

黒部川沿いに、旅館がぽつぽつと並ぶだけ。

冬に来て、正解だったと思う理由がある。

人が少ない。

そして、雪が積もった温泉街は、静かで美しかった。

日帰り入浴は「湯めどころ宇奈月」が使いやすい。

大人600円。

シャンプーなどは別売りだから、持参すると楽だ。

夜、宿から外に出た。

雪がしんしんと降っている。

川の音と、遠くから漏れてくる温泉の湯気。

コンビニもなければ、騒がしい居酒屋もない。

ただ、それだけがあった。

そういう夜を、ずっと探していた気がした。

■ 湯めどころ宇奈月 住所:富山県黒部市宇奈月温泉6-3 料金:大人600円、子ども300円 営業時間:10:00〜21:00(最終受付20:30) 定休日:第2・第4木曜日
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03

やまびこ遊歩道|30分、峡谷と並んで歩く

宇奈月温泉駅の近くから始まる遊歩道がある。

「やまびこ遊歩道」という名前で、片道30分ほど。

整備されているけど、観光客は少ない。

トロッコを降りた人のほとんどが、温泉に向かうから。

穴場、と言っていい。

コースの途中、黒部川が真横に見える場所がある。

川幅が広くなって、岩が剥き出しで、水の勢いが違う。

誰もいない、その場所に立っている。

冬は路面が凍結するので、滑り止め付きのシューズは必須だ。

夏は緑が濃くて、それはそれで別の景色になる。

どちらかを選べと言われたら、正直迷う。

終点近くに、小さな展望台がある。

宇奈月ダムと温泉街が一望できる。

ここで初めて、自分がどれだけ山の中にいるかわかった。

■ やまびこ遊歩道 住所:富山県黒部市宇奈月温泉(宇奈月温泉駅付近より入口) 料金:無料 所要:片道約30分 備考:冬季は積雪・凍結に注意。滑り止め必携
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モデルコース

Day Trip 宇奈月温泉駅9:00着→トロッコ乗車→欅平散策→昼食→宇奈月着13:30→やまびこ遊歩道→日帰り入浴→17:00出発
1 Night 1日目:トロッコ乗車→欅平→チェックイン→温泉街散策→夕食・夜の外湯。2日目:朝風呂→やまびこ遊歩道→黒部川沿いを歩いて昼前に出発。温泉を満喫するなら、1泊でも短いくらい。
Travel Tips トロッコは繁忙期に満席になる。 GWや紅葉シーズンは特に早めの予約が必要だ。 冬は鉄道が運休するが、雪の温泉街だけでも来る価値はある。 富山駅からのアクセスは、あいの風とやま鉄道+富山地方鉄道で約1時間。車より電車のほうが断然楽。

宇奈月温泉への行き方

ICカード利用可
Access Time
東京から 約2時間50分
大阪から 約3時間30分
名古屋から 約3時間30分
水戸から 約3時間35分
前橋から 約3時間50分
鉄道 宇奈月温泉駅へ

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