雨竜沼湿原の風景
北海道

雨竜沼湿原

自然秘境

Photo by Koda6029 / Wikimedia Commons (CC BY-SA 4.0)

自然と過ごす日帰り最適1泊がおすすめひとり旅向けカップル向け友達と秘境感あり

登山口まで車で行って、そこからさらに1時間以上歩く。 それでも行くだけの価値がある場所が、北海道にある。 雨竜沼湿原。 標高850メートルに突然現れる、天空の湿原だ。 池塘が点在し、風が草をなびかせ、どこまでも空が広い。 ここに来るたびに、世界にまだこんな場所が残っている。

登山口まで車で行って、そこからさらに1時間以上歩く。それでも行くだけの価値がある場所が、北海道にある。雨竜沼湿原。標高850メートルに突然現れる、天空の湿原だ。池塘が点在し、風が草をなびかせ、どこまでも空が広い。ここに来るたびに、世界にまだこんな場所が残っている。駐車場は7時台でも混む。6時30分には現地に着いていたい。熊の目撃情報もある山域だ。熊鈴は必須。天気予報は前日と当日の朝、2回確認すること。稜線は風が強く、気温も急変する。薄手のダウンが1枚あると安心だ。

Best Season
7月上旬〜中旬がベスト。 エゾカンゾウが満開になり、湿原がオレンジに染まる。 残雪が残る6月末もドラマチックだ。 8月以降は花が減り、9月は紅葉が始まる。
Stay
日帰り可能 ・1泊おすすめ
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雨竜沼湿原のおすすめスポット

01
ゲートパーク|ここから先は、別の時間が流れている

ゲートパーク|ここから先は、別の時間が流れている

登山の起点となるゲートパークに着いたのは、朝7時ごろだ。

駐車場は思ったより広い。

でも夏の週末は早朝から埋まっていく。

8時前には出発したい。

入山協力金は500円。

ここで準備を整えて、いよいよ歩き始める。

最初の30分は林道歩き。

単調に見えて、沢の音がずっとついてくる。

その音が、気持ちをほぐしてくれる。

ゲートパークには簡易トイレもある。

ただし湿原内にはトイレがない。

ここで済ませておくのが鉄則だ。

売店はない。

食料と水は必ず持参すること。

準備が整ったら、橋を渡って森の中へ。

そこからが本番だ。

■ ゲートパーク(雨竜沼湿原登山口) 住所:北海道雨竜郡雨竜町字富士見 入山協力金:500円 駐車場:無料(約60台) 営業期間:6月上旬〜10月上旬 ※冬期閉鎖あり
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02
雨竜沼湿原|標高850mに広がる、信じられない景色

雨竜沼湿原|標高850mに広がる、信じられない景色

急登を抜けた瞬間、視界が一気に開けた。

思わず立ち止まってしまった。

湿原は広い。

東西約4km、南北約2km。

ラムサール条約にも登録されている場所だが、そういう話は後でいい。

とにかく、目の前の景色に言葉を失った。

木道が続いていて、池塘がいくつも光っている。

7月はエゾカンゾウが一面に咲く。

オレンジ色の花畑が湿原を染める。

その向こうに南暑寒岳がそびえている。

この組み合わせが、異常なほど美しい。

木道は一方通行になっている部分が多い。

所要時間は湿原内だけで約2時間。

ゲートパークからの往復だと、合計4〜5時間は見ておきたい。

人はそれなりにいる。

でも広すぎて、静寂を感じる場所が必ずある。

そこで立ち止まって、風の音だけ聞いている。

あの時間が、今でも頭に残っている。

■ 雨竜沼湿原 住所:北海道雨竜郡雨竜町 入山期間:6月上旬〜10月上旬 木道コース:約4km(湿原内周回) ゲートパークからの所要時間:往復4〜5時間 ラムサール条約登録湿地
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03
南暑寒岳|湿原の先に、もう一段上の世界がある

南暑寒岳|湿原の先に、もう一段上の世界がある

湿原を歩ききったところで、稜線への登山道が分岐している。

南暑寒岳の山頂は標高1,296m。

湿原からさらに約1時間の登りだ。

正直、きつい。

足場も不安定な箇所がある。

トレッキングシューズは必須だ。

スニーカーで来た人が途中で引き返している。

それでも登った先の景色は、湿原とは別物だ。

山頂から見下ろす雨竜沼湿原は、池塘がミラーのように光っている。

暑寒別岳の稜線が続いて、その向こうに日本海が見える。

天気が良ければ、山頂でしばらく動けなくなる。

そういう場所だ。

下山は来た道を戻る。

足元が湿っていることが多いので、帰りの方が滑りやすい。

ゆっくり降りること。

ゲートパークには16時までに戻りたい。

余裕を持ったスケジュールが正解だ。

■ 南暑寒岳 標高:1,296m 湿原分岐からの所要時間:片道約1時間 レベル:中級(しっかりした装備が必要) 装備:トレッキングシューズ・雨具・防寒着必携 ※天候が変わりやすいため無理は禁物
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モデルコース

Day Trip 6:30 札幌出発 → 9:00 ゲートパーク着・入山 → 11:00 湿原散策 → 13:00 昼食・折り返し → 15:30 下山 → 18:00 札幌着
1 Night 1日目:札幌 → 雨竜町内で前泊(温泉あり)。2日目:早朝7時入山 → 湿原+南暑寒岳アタック → 14時下山 → 沼田町幌新温泉で疲れを流して帰路。体力も時間も余裕を持った動き方が、この旅を最高にする。
Travel Tips 駐車場は7時台でも混む。 6時30分には現地に着いていたい。 熊の目撃情報もある山域だ。 熊鈴は必須。 天気予報は前日と当日の朝、2回確認すること。 稜線は風が強く、気温も急変する。 薄手のダウンが1枚あると安心だ。

雨竜沼湿原への行き方

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