焼津の風景
静岡県

焼津

グルメ

Photo by Asturio Cantabrio / Wikimedia Commons (CC BY-SA 4.0)

歴史を辿る寺社めぐり自然と過ごすグルメ日帰り最適1泊がおすすめひとり旅向けカップル向け

魚の町、焼津。 静岡駅からJRで20分ちょっと。 その距離感が、なんともいい。 遠すぎず、近すぎず。 港の空気はしょっぱくて、どこかなつかしい。 カツオとマグロが水揚げされるこの町に、 本物の海の食卓がある。

焼津の朝は漁港の活気で目覚める。焼津さかなセンターでは、水揚げされたばかりのマグロやサバが並び、獲れたての鮮烈な香りが立ち込める。刺身定食を頬張れば、深い海の味わいが口中に広がる。古くから漁業の町として栄えたこの地で、焼津神社は創建1500年を超える歴史を刻み、参拝者を静寂へ導く。そして大崩海岸の断崖からは、太平洋の白波が砂岩を打ちつける迫力が伝わり、季節ごとに表情を変える海景が心を揺さぶる。漁師町の文化と自然の営みが交錯する、焼津でしか出会えない時間がある。

Best Season
春(4〜5月)と秋(10〜11月)がおすすめ。 夏は海の青が濃くて大崩海岸が映える。 8月の焼津大祭(12〜14日)に合わせた訪問も面白い。
Stay
日帰り可能 ・1泊おすすめ
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焼津のおすすめスポット

01
焼津さかなセンター|朝9時の熱気に、圧倒された

焼津さかなセンター|朝9時の熱気に、圧倒された

開館は8時30分。

到着したのは9時ごろだったのに、すでに人がいた。

大きい。とにかく広い。

40店舗以上が軒を連ねるその空間は、

市場と道の駅が混ざったような独特の空気がある。

マグロのブロックが、ドンと置いてある。

値段を見て、二度見した。

100gあたり500円を切るものも普通にある。

東京で買う値段と比べてはいけない。

試食をくれる店が多い。

断るタイミングを見失って、気づいたら3軒分食べている。

かつお節の出汁を試飲させてもらったとき、

香りが全然ちがう。

お土産に黒はんぺんを買った。

1枚70〜100円ほど。

静岡ではソウルフードらしいが、

初めて食べる人は独特の風味に驚くはず。

それがまた、くせになる。

■ 焼津さかなセンター 住所:静岡県焼津市八楠4-13-7 営業時間:8:30〜17:00(店舗により異なる) 定休日:年中無休(一部店舗除く) 入場料:無料 アクセス:JR焼津駅から車で約5分・無料シャトルバスあり(土日)
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02
焼津神社|町の真ん中に、静かな時間があった

焼津神社|町の真ん中に、静かな時間があった

さかなセンターの喧騒から抜け出して、

歩いて向かった。

徒歩だと焼津駅から15分ほどかかる。

日本武尊(ヤマトタケル)を祀る神社で、

創建は1900年以上前とも言われる。

そういう話を聞いても実感が湧かないけれど、

境内に入った瞬間、空気が変わった。

静かだ。

観光客もほとんどいない。

大きな楠の木が何本もあって、

日陰がいい感じに涼しかった。

毎年8月に行われる「焼津大祭」は

激しいことで有名らしい。

みこしが海まで渡る。

見てみたい。

拝殿の前に立って、少しだけ目をつぶった。

何を頼んだわけでもないが、

なぜか気持ちがすっきりした。

旅の途中に立ち寄る神社というのは、

そういうもだ。

■ 焼津神社 住所:静岡県焼津市焼津2-7-2 参拝時間:自由(社務所は9:00〜17:00) 拝観料:無料 アクセス:JR焼津駅から徒歩約15分
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03
大崩海岸|こんな景色が、静岡にあったのか

大崩海岸|こんな景色が、静岡にあったのか

正直、期待していない。

焼津の海岸というだけで来てみた。

着いて、声が出た。

断崖絶壁が続く海岸線。

赤茶けた岩肌と、青い海のコントラストが

とにかく強烈だ。

「大崩」という名前の通り、

崩れやすい地形が続いている。

国道150号線を走りながら眺めるのが定番らしい。

トンネルとトンネルの間から

一瞬だけ見える景色がある。

その一瞬がいい。

駐車できるスペースは限られていて、

車を停めて歩いて展望できる場所が数カ所ある。

風が強かった。

潮の音がうるさいくらいで、

それがまたよかった。

夕方16時ごろに訪れたら、

岩肌がオレンジに染まっている。

しばらく動けない。

こういう景色に、名前をつけるのがむずかしい。

■ 大崩海岸 住所:静岡県静岡市駿河区〜焼津市にかけて(国道150号沿い) 入場料:無料 駐車場:複数の展望スポットに数台分あり アクセス:JR用宗駅または焼津駅から車で約15〜20分 ※崖沿いのため足元注意。天候によっては立入禁止の場合あり
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モデルコース

Day Trip 8:30 さかなセンターで朝の買い物と試食 → 11:00 焼津神社参拝 → 12:30 港周辺でランチ(マグロ丼など) → 14:30 大崩海岸で夕暮れ前の絶景 → 17:00 帰路
1 Night 1日目:さかなセンターで食材を物色 → 焼津神社 → 大崩海岸で夕景 → 港近くの宿に泊まる。2日目:朝に漁港周辺を散歩 → 朝市や地元の食堂で朝食 → 焼津駅周辺をのんびり巡って帰る
Travel Tips さかなセンターのシャトルバスは土日のみ運行。 平日は焼津駅からタクシーか車が便利。 大崩海岸は風が強い日が多いので、上着を一枚持っていくといい。 夕方の海岸は特に光が美しかった。

焼津への行き方

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