沖縄県

粟国島

離島自然秘境

那覇から船で2時間半。 フェリーが着く頃には、すでに別の時間が流れている。 粟国島には信号がない。 コンビニもない。 でも、それでいい。 むしろそれがいい。 人口300人足らずの島に、何度でも来たくなる理由がある。

Best Season 5〜6月が一番いい。 梅雨明け前で人が少なく、海の透明度は既に高い。 7〜8月は欠航リスクが上がるので注意。

粟国島のおすすめスポット

01

粟国の塩|海水を煮詰める、ただそれだけのこと

工場というより、小屋。

そう感じた。

粟国の塩の製塩所は、島の北側にひっそり建っている。

見学無料で、スタッフが声をかけてくれた。

作り方はシンプルだ。

東シナ海の海水を汲んで、平釜で炊く。

それだけ。

でも、それだけだから難しい。

一粒なめてみた。

しょっぱい、その一瞬後に甘みが来た。

普段使っている塩と、全然違う。

100gのパックが540円。

迷わず4袋買った。

島を出てから、あの甘みをずっと思い出している。

製塩所の隣に直売所がある。

ここでしか買えないものがある、という確信がある場所だ。

■ 粟国の塩 製塩所・直売所 住所:沖縄県島尻郡粟国村字東 料金:見学無料 / 塩100g 540円〜 営業時間:9:00〜17:00頃(不定休あり) ※フェリー運航日に合わせて開いていることが多い
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02

東海岸ビーチ|誰もいない、という贅沢

集落から歩いて20分。

看板はほとんどない。

それでも、砂浜に出た瞬間に「ここだ」とわかった。

7月の平日、午前10時。

人が、一人もいない。

砂が白くて細かい。

波は穏やかで、水が澄んでいる。

足首まで入っただけで、底まで見える。

サンゴのかけらが足に当たる感触。

浜辺に打ち上げられた貝殻。

誰も拾っていないから、全部残っている。

1時間、ただ座っている。

何かをする必要がない。

スマホの電波も、ほぼ入らない。

あとで島の人に聞いたら「あそこ、地元民もあんまり行かないよ」と言われた。

それが正解だ。

■ 東海岸ビーチ(通称) 住所:沖縄県島尻郡粟国村(東海岸沿い) 料金:無料 駐車場:なし(徒歩またはレンタサイクル推奨) レンタサイクル:島内民宿で貸出あり 500〜800円/日
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03

南集落|時間が止まっている、ではなく、時間が違う

石垣が続く路地に入った。

猫が一匹、こちらを見て動かない。

南集落は、島の南端にある。

赤瓦の家、シーサー、フクギの並木。

「昔ながらの沖縄」という言葉が浮かんだが、違う気がした。

ここは観光用に保存されているんじゃない。

今も、ちゃんと人が住んでいる。

夕方5時ごろ、おばあが縁側に座って海を見ている。

目が合ったので会釈すると、笑ってくれた。

それだけ。

でも、それだけで十分だ。

集落の端に小さなお墓がある。

海に向いて建っている。

島の人たちは、死んでも海を見ているんだな。

17時を過ぎると人影が消える。

島の夜は、思った以上に暗くて、静かだ。

■ 南集落 住所:沖縄県島尻郡粟国村字西 料金:散策無料 所要時間:30〜60分 ※民家が多いため、静かに見学を
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モデルコース

Day Trip 9:00 那覇・泊港発フェリー → 11:30 粟国着 → 製塩所見学&購入 → 東海岸ビーチ → 南集落散策 → 16:00発フェリーで帰路
1 Night 1日目:製塩所 → 東海岸ビーチで夕方まで → 民宿泊(夕食は島魚料理) 2日目:南集落を朝散歩 → 島の北端まで自転車 → 昼のフェリーで帰路 移動はレンタサイクル(1日500円〜)が正解
Travel Tips フェリーは週3〜4便、欠航も多い。 宿は4〜5軒しかないので必ず事前予約を。 現金しか使えない場所がほとんど。 ATMは島にないので、那覇で下ろしてから乗ること。

粟国島への行き方

Access Time
那覇から 約1時間
miyakoから 約1時間50分
ishigakiから 約2時間
福岡から 約3時間5分
東京から 約3時間35分
航空 那覇空港へ
移動 泊港へ
粟国港へ
移動 粟国島へ

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