石畳の道を、白い砂が風に舞う。 電線も、信号も、コンビニもない。 竹富島に着いた瞬間、時間の流れがちがうことに気づく。 石垣島からフェリーでたった15分。 なのに、そこはまるで別の星だ。 「離島に来た」という感覚を、はじめてここで知った気がした。
竹富島のおすすめスポット
星砂の浜|砂の中に、小さな星が隠れている
「星砂がある」と聞いて、正直ナメている。
どうせ観光地化された浜でしょ、と。
でも、浜に着いて、ひとつかみの砂を手に取ったとき。
指の間に、ほんとうに星形の砂粒があった。
星砂は砂じゃなくて、有孔虫という生き物の殻らしい。
知識としては知っていても、実物を見てゾクッとした。
浜はそこまで広くない。
観光客もそれなりにいる。
それでも、波打ち際に座って砂をすくっていると、不思議と静かな気持ちになった。
砂を持ち帰ることは禁止されている。
知らずにやりかけて、地元のおじさんに止められた。
ルールを守って来てほしい。
浜に着く前の道も好きだ。
木漏れ日の中を、レンタサイクルで走る。
あの5分間が、旅の中でいちばんよかっただ。
コンドイ浜|竹富島で唯一、泳げる浜だ
竹富島に浜はいくつかある。
でも、遊泳できるのはコンドイ浜だけと聞いた。
行ってみて、納得した。
波が穏やか。
遠浅で、子どもでも安心して入れる深さ。
水の透明度が、ばかみたいに高い。
正午ごろに到着したのに、人は10人いない。
ビーチチェアもパラソルも、レンタルはない。
あるのは砂と海と空だけ。
それが、かえって贅沢に感じた。
足だけ浸けて、ぼーっとしている。
30分くらい経った気がするけど、5分だっただ。
時間の感覚がくるった。
シュノーケルを持参していけばよかった、と後悔した。
水中が気になる透明度だ。
夕方には、西の空が橙色に染まる。
サンセットを狙うなら、16時すぎに来るといい。
コンドイ浜で見た夕日は、しばらく忘れられない。
水牛車観光|のんびりすぎて、焦ってしまった
正直、水牛車なんて観光客向けのやつでしょ、。
でも、竹富島に来たなら乗らないと後悔すると地元の人に言われた。
乗ってみたら、参った。
水牛の歩くスピードが、ゆっくりすぎる。
「まだ進んでないのでは」と思うくらい遅い。
でもそのスピードで見る石垣の集落が、異様に美しかった。
三線を弾きながら島の歌を歌う案内人がいる。
観光っぽいといえば観光っぽい。
それでもあの歌声が、集落の景色とぴったり合っている。
所要時間は約30分。
料金は大人1,200円ほど。
午前中の便は特に混むから、予約か早めの到着を推奨する。
水牛の名前を教えてもらった。
「のんびり屋でね」と案内人が笑った。
なんか、竹富島ぜんぶがそういう島な気がした。
焦っているのは、自分だけだ。
モデルコース
竹富島への行き方
HUB CITY
那覇(拠点都市)から行ける旅先を見る →