飛行機の窓から見えた瞬間、息を呑んだ。 あの青は、写真じゃ絶対に伝わらない。 石垣島は、南国リゾートじゃなくて、もっと野性的な島だ。 ごつごつした山があって、潮の匂いがして、時間の流れが本土と明らかに違う。 一度来たら、もう一度来たくなる。 そういう島だ。
石垣島のおすすめスポット
川平湾|この青を、なんと呼べばいいのかわからない
バスを降りた瞬間、視界が広がる。
そこにあったのは、教科書で見たような「エメラルドグリーン」じゃない。
もっと深くて、複雑な色だ。
グラスボートに乗ったのは午前10時ごろ。
料金は1,200円。所要時間は約30分。
それだけの時間で、世界観が変わる。
船底のガラスから、サンゴが見える。
熱帯魚が横切った。
声が出ない。
川平湾は遊泳禁止区域がある。
泳げないから、静かに「見る」場所だ。
そのせいか、海がすごく澄んでいる。
人間があまり入らない海は、別格だ。
干潮と満潮で色が変わると聞いた。
だから何度来ても、同じ川平湾じゃない。
それを知ってから、また行きたくなっている。
竹富島|時間が、ここだけ止まったみたいだ
石垣港からフェリーで15分。
料金は往復1,380円。
たった15分で、別の島に着く。
竹富島に車はほとんどいない。
水牛車か、自転車か、歩くか。
それだけだ。
レンタサイクルを借りたのは500円。
赤瓦の民家の間を、のろのろ走った。
どこを向いても絵になる。
シャッターを押す手が止まらない。
コンドイ浜に着いたのは昼ごろ。
海の浅さに驚いた。
どこまでも歩けそうで、怖いくらい透き通っている。
島全体で人口が350人ほどだと聞いた。
コンビニもない。信号もない。
なのに、島の人たちが誇りを持って守っているものが、ちゃんと残っている。
帰りのフェリーに乗りながら、もう少しいたかった。
半日じゃ足りない島だ。
白保サンゴ礁|海の下に、森があった
白保集落の浜は、派手さが何もない。
観光地っぽい看板もない。
静かな漁村の海だ。
ここには世界最大規模のアオサンゴ群落がある。
シュノーケルで潜ったのは、午前中の早い時間。
透明度が高くて、5メートル先まで見える。
海に顔をつけた瞬間、言葉を失った。
サンゴが、森みたいに広がっている。
高さ2メートルを超えるアオサンゴが、林立している。
魚が、その間を泳いでいた。
WWFのサンゴ礁保護研究センターが近くにある。
ここでサンゴの現状を知ってから海に入ると、見え方が変わる。
入館は無料。先に寄ることをおすすめする。
白保の海は、川平湾みたいな派手さはない。
でも、何かがずっと胸に残る場所だ。
人間が守らないと消えてしまうものが、ここにある。
それがわかってから、この海が愛おしくなった。
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石垣島への行き方
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