那覇から飛行機で約35分。 なのに、降り立った瞬間に「遠くに来た」と感じる。 久米島はそういう島だ。 コンビニは1軒もない。 信号も数えるほどしかない。 でも海の透明度は、見たことがないレベルだ。 静かで、本物で、ちょっと不便。 その全部がちょうどよかった。
久米島のおすすめスポット
はての浜|久米島の沖合に、白い別世界があった
久米島の東岸から、船で約15分。
そこに、海に浮かぶ砂州がある。
はての浜。
全長約7kmの細長い白砂の島だ。
船から降りた瞬間、足元を見て声が出た。
砂が白い。
水が透き通りすぎている。
影がくっきり海底に落ちている。
「本当にここ、日本?」
そう思った。
波はほとんどない。
風だけが吹いている。
建物も、売店も、何もない。
あるのは空と海と砂だけ。
無人の砂州に立っていると、不思議と焦りが消えた。
スマホを見る気にもならない。
ツアー料金は大人2,500円前後。
現地のガイドさんが案内してくれる。
シュノーケルセットのレンタルもあった。
滞在は約2時間。
正直、もっといたかった。
畳石|自然が作ったとは、信じられない
久米島の南東部、奥武島にある。
「畳石」という名前を聞いても、最初はピンとこない。
実際に見て、固まった。
サッカーコート1面分くらいの海岸に、
五角形・六角形の石が規則正しく並んでいる。
まるで誰かが敷き詰めたみたいに。
でも人間は何もしていない。
溶岩が冷えるときに収縮して、自然にこの形になったらしい。
干潮のタイミングに合わせて行くといい。
石の上を歩ける。
一枚一枚が微妙に違う形をしていて、
踏むたびに「これ、すごくない?」と独り言が出た。
満潮だと水に沈む。
タイドグラフは必ず事前に確認した方がいい。
入場料は無料。
駐車場も無料。
観光客は多くない。
ゆっくり写真が撮れた。
ここで30分以上、ただ眺めている。
不思議なものを見ると、時間の感覚がなくなる。
久米島ウミガメ館|海に返す前の、静かな時間
「ウミガメ館」と聞いて、水族館みたいなものを想像している。
全然ちがった。
ここは、傷ついたウミガメを保護・治療して、
海に戻すための施設だ。
館内は小さい。
水槽も数えるほどしかない。
でも、そこにいるカメ一頭一頭に名前があった。
受けた傷の記録があった。
スタッフが丁寧に経緯を話してくれた。
「この子はあと1ヶ月くらいで放流できます」
そう教えてもらったカメが、水槽の中でゆっくり泳いでいた。
子どもも大人も、気づいたら静かになっている。
展示が多いわけじゃない。
でも、なんか大切なものを見た気がした。
入館料は大人200円。
見学時間は30分もあれば十分だけど、
なぜか長く居たくなる場所だ。
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久米島への行き方
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