愛媛県

愛南

自然温泉

愛媛の南端まで、車を走らせた。 高速を降りてからが長い。 でも、その長さがちょうどいい。 たどり着いたとき、空の青さが違う。 海の色も、空気の匂いも、どこか南国に近い。 愛南は、まだ「発見されていない」場所だ。 だから、来たくなる。

Best Season 5月〜6月と9月〜10月がおすすめ。 海の透明度が高く、人が少ない。 夏は正木海岸が混雑する。 冬でも温泉目当てで行く価値はある。

愛南のおすすめスポット

01

一本松温泉あけぼの荘|500円で、海を見ながら湯に浸かる

山の中腹に、ぽつんとある。

建物は古い。

でも、それがいい。

入浴料は500円。

フロントでお金を払って、脱衣所へ。

扉を開けた瞬間、窓の向こうに海が広がった。

内風呂なのに、なぜかここまで抜けるのか。

宇和海が、湯船の先にずっと続いている。

平日の午後2時ごろ、ほぼ貸し切り状態だ。

40度ちょうどくらいのぬるめの湯が、長居させてくれる。

30分のつもりが、1時間いた。

出たあと、受付のおじさんが「遠くから来たん?」と声をかけてくれた。

そういう温泉。

海鮮丼が食べられる食堂も併設されている。

昼ごはんと温泉をセットにするのが正解だ。

■ 一本松温泉あけぼの荘 住所:愛媛県南宇和郡愛南町一本松1282-1 入浴料:大人500円 営業時間:10:00〜21:00(食堂は11:00〜14:00) 定休日:火曜日(祝日の場合は翌日) TEL:0895-72-0800
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02

正木海岸|透明すぎて、砂が光って見える

駐車場に車を停めて、坂を少し下りる。

木々の間を抜けると、急に視界が開く。

白い砂浜と、エメラルドグリーンの海。

ここが本当に愛媛なのか。

海水浴シーズン以外は、ほとんど人がいない。

10月の平日、ビーチに3人しかいない。

水が透明すぎて、30センチくらいの深さまで砂の模様が見える。

素足で歩くと、砂がきめ細かくて気持ちいい。

岩場の方に歩いていくと、磯が広がる。

ヤドカリがいた。

ウニもいた。

スノーケルを持ってくればよかったと、本気で後悔した。

夏は混むだ。

でも、このシーズンオフの静けさは、別格だ。

波の音だけ聞こえる砂浜に、1時間以上いた。

■ 正木海岸 住所:愛媛県南宇和郡愛南町正木 入場料:無料 駐車場:あり(無料) 海水浴期間:7月中旬〜8月末ごろ ※シャワー・トイレはシーズン中のみ利用可
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03

内海|リアス海岸の奥に、静かすぎる港があった

正木海岸からさらに南へ車を走らせた。

道が細くなっていく。

内海は、リアス式海岸の奥まった場所にある集落だ。

港に着いたとき、時間が止まったような気がした。

真珠の養殖イカダが、湾の奥まで並んでいる。

水は深い緑色。

うねりがない分、鏡みたいに静かだ。

漁船が1隻、ゆっくり戻ってきた。

おじいさんが一人で操縦している。

声はかけなかったけど、軽く会釈してくれた。

ここに暮らしている人がいる。

それをちゃんと感じられる場所だ。

観光地化されていないから、何もない。

でも、その「何もなさ」を目当てに来る価値がある。

夕方4時ごろ、西日が湾に差し込んで、水面がオレンジに染まった。

あの色は、写真に収まらない。

■ 内海(うちうみ)地区 住所:愛媛県南宇和郡愛南町内海 入場料:無料 駐車場:港付近に数台スペースあり ※生活道路につき、駐車・通行はマナーを守って
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モデルコース

Day Trip 10:00 正木海岸 → 12:30 一本松温泉あけぼの荘(食堂で昼食・入浴)→ 15:30 内海(夕暮れ前に到着)→ 18:00 松山方面へ帰路
1 Night 1日目:正木海岸でシュノーケル → 内海で夕焼けを見る → 愛南町内の宿に宿泊。 2日目:朝の港散歩 → 一本松温泉あけぼの荘で朝風呂(10時オープン)→ 帰路。 急がない旅になる。それが愛南のペース。
Travel Tips 松山から車で約2時間半。 高速は宇和島北ICで降りると早い。 ガソリンは宇和島市内で満タンにしておくこと。 南に行くほどスタンドが減る。 コンビニも少ないので、飲み物と軽食は事前に準備を。

愛南への行き方

ICカード利用可
Access Time
東京から 約2時間40分
大阪から 約2時間40分
名古屋から 約3時間15分
水戸から 約3時間25分
岐阜から 約3時間35分
航空 松山空港へ
移動 宇和島駅へ

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