直島の地中美術館
香川県

直島

離島海自然

Photo by KimonBerlin / Wikimedia Commons (CC BY-SA 2.0)

離島自然と過ごす街歩き1泊がおすすめひとり旅向けカップル向け友達と高松に泊まるのがおすすめ

フェリーが港に着いた瞬間、空気が変わった。 瀬戸内の風と、どこかアートの匂いがする。 直島はそういう島だ。 観光地っぽさがない。 でも、世界中から人が来る。 なぜかは、来ればわかる。

香川県の瀬戸内海に浮かぶ離島で、島全体がアートの舞台となっている。高松港からフェリーで約50分、玄関口は宮浦港だ。地中美術館は予約必須で、チケットは1時間前から受付で引き換える方式のため時間に余裕を持って訪れたい。本村エリアの家プロジェクトでは廃屋や古民家を舞台にしたアートが点在し、細い路地を歩きながら作品を探す。ANDO MUSEAMは外観が築100年以上の木造家屋で、内部にコンクリートが現れる構造のコントラストが鋭い。美術館は月曜定休が多く、島内をくまなく回るには車が必要。宮浦港を起点に動きたい。静かな島に、密度の高い時間。

Best Season
春(4〜5月)と秋(10〜11月)がいい。 夏は海が美しいが、炎天下の移動はきつい。 瀬戸内国際芸術祭の開催年(3年に1度)は混雑するが、島全体が別の顔を見せる。
Stay
日帰り可能 ・1泊おすすめ
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直島のおすすめスポット

01
直島の地中美術館|地面の下で、光と時間が溶けていく
KimonBerlin / CC BY-SA 2.0

地中美術館|地面の下で、光と時間が溶けていく

予約は必須。

チケットは1時間前から受付で引き換える。

それを知らずに並んで、整理券をもらえなかった人を何人か見た。

建物は、ほとんど地面に埋まっている。

安藤忠雄設計。

コンクリートと光だけで、あれほどの空間が生まれる。

モネの「睡蓮」が4点、専用の部屋に飾られている。

美術館の白い床に、天窓から光が落ちてくる。

時間によって、絵の見え方が変わる。

午前中に入って正解だ。

ジェームズ・タレルの部屋では、15分は動けない。

光が「物体」に見える瞬間がある。

そういう体験を、ここは売っている。

所要時間は最低でも2時間。

急いで見ると、もったいない。

入館料は2,100円。

高いと思う前に、入ってほしい。

■ 地中美術館 住所:香川県香川郡直島町3449-1 料金:一般 2,100円 営業時間:10:00〜18:00(最終入館17:00) 休館日:月曜(祝日の場合は翌日) ※事前予約推奨(公式サイトより)
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02
直島の家プロジェクト|路地の奥に、現代アートが潜んでいる
663highland / CC BY 2.5

家プロジェクト|路地の奥に、現代アートが潜んでいる

本村エリアを歩き始めると、すぐに迷う。

地図を見ても、路地が細すぎてわからない。

それでいい。

家プロジェクトは、廃屋や古民家をそのまま使ったアート作品群だ。

7軒あって、チケットはセット1,050円。

バラ売りもある(1軒420円)。

「角屋」の床に敷き詰められた数字は、近づくほど意味がわからなくなる。

「南寺」は暗闇の中に15分間、ひとりで立つ。

本当に何も見えない。

怖いとか不安とか、そういう感情より先に、「ここに自分がいる」という感覚だけが残る。

普通に生活している家のすぐ隣に、作品がある。

島の人たちが40年近く、この状況と共存してきた。

そっちにも驚く。

午前中から歩いて、昼ご飯は本村の食堂で。

のんびり3〜4時間かけて回るのがちょうどいい。

■ 家プロジェクト 住所:香川県香川郡直島町本村地区(各所) 料金:セット券 1,050円 / 個別 1軒420円 営業時間:10:00〜16:30(最終入館16:00) 休館日:月曜(祝日の場合は翌日) ※南寺は事前予約不要・当日整理券制
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03
直島のANDO MUSEUM|安藤忠雄の世界が、築100年の民家に宿る
Christopher Schriner from Köln, Deutschland / CC BY-SA 2.0

ANDO MUSEUM|安藤忠雄の世界が、築100年の民家に宿る

外から見ると、ただの古い木造家屋だ。

築100年以上。

入口も、看板も、控えめすぎる。

中に入ると、コンクリートが現れる。

木の構造をそのまま残しながら、安藤建築が内側から生えてきたような感覚。

不思議な共存だ。

地下に降りると、楕円形のコンクリート空間がある。

天窓から光が一本、落ちてくる。

静かすぎて、呼吸する音が聞こえる。

料金は600円。

所要時間は30分もあれば十分。

でも30分では出られない。

地中美術館や家プロジェクトと同じエリアにある。

本村を歩くついでに寄れる。

というより、ここを目的にして来てほしい。

安藤忠雄の作品は世界中にある。

でも、この規模のものをこの価格で体験できる場所は、ここだけだ。

■ ANDO MUSEUM 住所:香川県香川郡直島町736-2 料金:600円 営業時間:10:00〜16:30(最終入館16:00) 休館日:月曜(祝日の場合は翌日)
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モデルコース

Day Trip 宮浦港着9:30 → 地中美術館(2時間)→ 本村で昼食 → 家プロジェクト+ANDO MUSEUM(3時間)→ 宮浦港発16:30
1 Night 1日目:地中美術館・李禹煥美術館・夕日を見てベネッセハウス泊。2日目:朝の本村散歩 → 家プロジェクト → ANDO MUSEUM → 昼過ぎのフェリーで帰路。島の時間の流れを体で覚える2日間。
Travel Tips フェリーは高松港から約50分(宮浦港行き)。 繁忙期は船も混む。 時刻表は事前確認を。 島内移動はレンタサイクルが一番楽だが、地中美術館エリアは坂がきつい。 電動自転車を強くすすめる。 各美術館は月曜定休が多いので、訪問日は要注意。

直島への行き方

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安藤忠雄設計・美術館に泊まる。23時まで作品鑑賞できる特権も

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