秋田県

仙北

温泉自然

東京から新幹線で約2時間半。 角館で降りた瞬間、空気が変わった。 ひんやりして、静かで、どこか懐かしい。 武家屋敷の黒板塀、湖の青、山の奥に湧く湯。 仙北には、急がなくていい時間が流れている。 それを知ってしまったら、もう一度来たくなる場所だ。

Best Season 桜なら4月下旬〜5月上旬。 紅葉と温泉を合わせるなら10月。 雪の乳頭温泉を体験したいなら1〜2月。 夏の田沢湖は青が最も鮮やかだ。

仙北のおすすめスポット

01

田沢湖|この青は、写真では絶対に伝わらない

湖畔に立って、最初に声が出た。

「青すぎる」と。

水深423m、日本一深い湖。

その深さが、あの色を作り出している。

天気によって色が変わると聞いている。

晴れた午前中に行ったら、コバルトブルーだ。

午後、曇り空の下で見たら、深い群青に変わっている。

同じ日に2回、全然ちがう湖を見た気分。

湖畔を一周するのに車で約20分。

自転車でゆっくり走るのが正直おすすめ。

レンタサイクルは湖畔に何軒かある。

電動で1日1,200円くらいだ。

たつこ像の前は観光客が多い。

少し外れた湖畔の木陰のベンチ、そこが最高だ。

誰もいなくて、湖の音だけが聞こえる。

ずっと座っていられる。

■ 田沢湖 住所:秋田県仙北市田沢湖田沢 入場料:無料 アクセス:JR田沢湖駅からバスで約15分 レンタサイクル:湖畔の各店舗にて 約1,000〜1,500円/日
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02

角館武家屋敷|時代劇のセットじゃなくて、本物だ

武家屋敷通りに入った瞬間、空気が変わった。

黒板塀が続いて、枝垂れ桜が頭上を覆って。

4月下旬に行ったので、桜が満開だ。

正直、息が止まった。

石黒家、岩橋家、青柳家。

複数の屋敷が公開されている。

青柳家の入場料は700円。

中に入ると武具や生活道具が残っている。

ガラスケース越しじゃなくて、実際の部屋に置かれている。

そのリアルさに少し怖くなった。

観光客が多いのは午前中。

夕方16時以降は人が減る。

黒板塀の路地を一人で歩けた。

自分だけの仙北になる感じがした。

お土産は武家屋敷通り沿いの小さな店がいい。

きりたんぽ、いぶりがっこ、稲庭うどん。

試食させてくれる店が多かった。

気づいたら荷物が増えている。

■ 角館武家屋敷(青柳家) 住所:秋田県仙北市角館町東勝楽丁1 入場料:700円 営業時間:9:00〜17:00(季節により変動) アクセス:JR角館駅から徒歩約15分
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03

乳頭温泉郷|たどり着くのに時間がかかる。それが正解だ

田沢湖駅からバスで約50分。

山道をぐねぐね登って、やっとたどり着く。

鶴の湯、孫六、黒湯、蟹場、妙乃湯。

7つの温泉宿が点在している。

今回入ったのは鶴の湯。

宿泊は予約が数ヶ月待ちと聞いている。

だから日帰り入浴にした。600円。

露天風呂の底が白濁している。

足元から温泉が湧き出てくる。

硫黄の匂いが濃くて、最初はむせた。

でも10分浸かると、頭が空っぽになった。

12月に雪の中で入ったという人に会った。

「視界が真っ白になって、どこにいるかわからなくなる」と言っている。

それ、次回の理由になった。

日帰りは午前10時〜13時半(鶴の湯の場合)。

混む前に行くなら10時ちょうどがいい。

のぼせる前に上がって、湯上がりに飲む自販機の缶コーヒーが妙においしかった。

■ 乳頭温泉郷 鶴の湯 住所:秋田県仙北市田沢湖田沢先達沢国有林50 日帰り入浴:600円 時間:10:00〜15:00(最終受付13:30)※変動あり アクセス:JR田沢湖駅からバス約50分「アルパこまくさ」下車後送迎あり(要確認)
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モデルコース

Day Trip 角館駅着9:00 → 武家屋敷通り散策 → 田沢湖バスで移動・湖畔ランチ → 乳頭温泉(日帰り入浴)→ 田沢湖駅から帰路
1 Night 1日目:角館武家屋敷 → 田沢湖 → 乳頭温泉郷に宿泊。2日目:朝風呂 → 朝の露天を独り占め → 角館でお土産 → 帰路。宿は数ヶ月前から予約必須。
Travel Tips 乳頭温泉郷の宿泊は半年前から埋まる。 日帰りでも十分楽しめるが、1泊すると朝夕の湯が使える。 田沢湖は午前の光が一番きれい。 角館の桜は4月下旬〜5月上旬がピーク。紅葉は10月中旬がおすすめ。

仙北への行き方

ICカード利用可
Access Time
東京から 約3時間40分
水戸から 約4時間25分
前橋から 約4時間40分
高崎から 約4時間40分
甲府から 約5時間10分
鉄道 角館駅へ

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