宮古の風景
岩手県

宮古

自然

三陸の海は、想像よりずっと青かった。 リアス式海岸が生み出す複雑な地形。 岩と波と、静かすぎるほどの空。 宮古は、「絶景」という言葉が軽く感じられるくらい、本物の自然が待っている場所だ。 東京から新幹線で2時間半、そこからさらに在来線に乗り換えて。 その移動時間が、逆にちょうどいい。

Best Season 6月〜8月がベスト。 ウニの旬と重なり、海の透明度も高い。 紅葉期の10月は龍泉洞周辺の渓谷が美しい。 冬は北山崎の道路が凍結することもあるので注意。

宮古のおすすめスポット

01

浄土ヶ浜|この白さ、この青さ、言葉が追いつかない

バスを降りると、すぐに潮の匂いがした。

遊歩道を5分ほど歩く。

木々の間を抜けた瞬間、視界が一気に開けた。

白い流紋岩の岩肌。

その隙間に広がる、透明すぎる海。

太陽の角度によって、エメラルドにも紺にも変わる。

「浄土」という名前、誰かが大げさにつけたのか。

実際に立つと、なるほど、と納得した。

現実から少し切り離されたような、静けさがある。

シーズンは4月〜11月。

夏の午前中が狙い目で、光が海面に当たって最も綺麗に見える。

マリンハウスの青の洞窟クルーズ(大人1,600円)も出ていて、船から見る岩壁はまた別の迫力だ。

混む前の8時台に着くのがおすすめ。

■ 浄土ヶ浜 住所:岩手県宮古市日立浜町32 入場:無料 駐車場:あり(普通車500円) アクセス:宮古駅から路線バスで約15分
地図で見る →
02

北山崎|断崖の上に立つと、足がすくんだ

正直、なめている。

「崖の景色でしょ」くらいに思っている。

展望台に立った瞬間、体が固まった。

高さ200メートルの断崖絶壁が、8キロにわたって続いている。

海は遥か下。

波の音だけが、風に乗って聞こえてくる。

「海のアルプス」と呼ばれているらしい。

その言葉、現地で初めて理解した。

展望台は3か所あって、第1展望台が最もアクセスしやすい。

第2展望台まで降りると、往復で階段が約540段。

足に自信があるなら、下まで行く価値はある。

近くで見る岩壁の迫力は、上とまるで違う。

宮古市街から車で約40分かかる。

公共交通機関は便数が少ないので、レンタカーが現実的。

道の駅のウニ丼(時価、1,500〜2,500円前後)が昼に最高だ。

■ 北山崎 住所:岩手県下閉伊郡田野畑村北山 入場:無料(駐車場協力金300円) 展望台:第1〜第3あり アクセス:宮古市街から車で約40分
地図で見る →
03

浄土ヶ浜レストハウス|海を見ながら食べる、それだけでうまい

浄土ヶ浜のすぐそばにある、あのレストハウス。

観光地のご飯って期待しすぎると失敗する、。

でも、うに丼を頼んで考えが変わった。

三陸のウニは甘みが強い。

キタムラサキウニとバフンウニ、2種類を食べ比べた。

どちらも、磯の香りが口に広がる。

丼が来た瞬間に写真を撮る気が失せて、すぐ箸を持った。

ランチ帯は混む。

11時開店で、11時半には行列ができている。

開店と同時に入るのが正解。

うに丼は季節・仕入れによって価格が変わる。

目安は2,800〜4,500円くらい。

安くはないけど、浜から来たウニを、海を見ながら食べる体験は、その値段に見合う。

売店でサンマの丸干しや昆布も売っていて、お土産はここで十分そろった。

■ 浄土ヶ浜レストハウス 住所:岩手県宮古市日立浜町32 営業時間:11:00〜15:00(季節変動あり) 定休日:冬期休業あり うに丼:2,800円〜(時価)
地図で見る →
04

龍泉洞|地下に、もうひとつの宮古がある

宮古から車で1時間弱、山の中に入っていく。

洞窟の前に立つと、ひんやりとした空気が外まで漏れている。

夏でも内部は10℃前後。

薄手の羽織を1枚持っていって正解だ。

中に入ると、スケールが違った。

鍾乳石の量と密度が、普通の洞窟観光とは別物。

日本三大鍾乳洞のひとつというのは、伊達じゃない。

最大の見どころは、地底湖。

透明度が高すぎて、深さが全く分からない。

第3地底湖は水深98メートル。

ライトが当たって、吸い込まれるような青になる。

見学コースは往復40分ほど。

かがまないと通れない場所もある。

頭をぶつけた。

足元も濡れているので、スニーカー必須。

入洞料は大人1,100円。

渓流沿いの景色も良くて、洞窟だけじゃなく周辺の散策も楽しかった。

■ 龍泉洞 住所:岩手県下閉伊郡岩泉町岩泉字神成1-1 営業時間:8:30〜18:00(季節変動あり) 入洞料:大人1,100円、中学生550円、小学生550円 アクセス:宮古市街から車で約50分
地図で見る →

モデルコース

Day Trip 8:00 浄土ヶ浜 → 11:00 浄土ヶ浜レストハウスでランチ → 13:00 北山崎 → 16:00 宮古駅。車移動推奨。
1 Night 1日目:浄土ヶ浜 → レストハウスランチ → 北山崎。宮古泊。 2日目:龍泉洞(岩泉)→ 渓流散策 → 宮古駅へ。距離あるので朝早め出発が鉄則。
Travel Tips レンタカーがないと正直きつい。 宮古駅周辺に数社ある。 北山崎と龍泉洞は方向が違うので、1日で回ろうとしないこと。 ウニの旬は6〜8月。 この時期に合わせると、海も食事も最高のタイミングになる。

宮古への行き方

ICカード利用可
Access Time
東京から 約4時間
水戸から 約4時間45分
前橋から 約5時間
高崎から 約5時間
名古屋から 約5時間25分
鉄道 宮古駅へ
移動 宮古へ

宮古の宿を探す

近隣の温泉地や市街地に宿が集まる。


Travel Planning

旅先を1分で決めてみる?

どこ行こ?で旅先を探す →