蔵王のお釜
宮城県

蔵王

温泉自然山冬秋

Photo by Jacob Ehnmark from Sendai, Japan / Wikimedia Commons (CC BY 2.0)

温泉雪景色自然と過ごす1泊がおすすめひとり旅向けカップル向け友達と温泉がおすすめ

標高1,800メートル近い稜線に、エメラルドグリーンの湖がある。 火口湖なのに、その色が信じられないくらい鮮やかで。 冬は怪物みたいな氷の木が並ぶ。 温泉は乳白色で、肌が変わる感覚がある。 蔵王は、季節ごとに別の顔を持っている山だ。

宮城県の蔵王は、温泉と山岳景観を持つ東北の山だ。最寄りは蔵王駅で、山麓の移動には車が必要。東京からは約2時間25分。主な見どころはお釜で、エコーラインを上がり駐車場から徒歩10分ほど歩くと稜線に出て、エメラルドグリーンの火口湖が眼下に現れる。天候が変わりやすく、午前中に訪れると晴れていることが多い。蔵王温泉はpH1.2〜1.8という強酸性の源泉で、共同浴場では乳白色の湯に浸かれる。冬には零下20度の夜気がアオモリトドマツを包み、純白の樹氷がゴンドラの先に並ぶ。深山荘高見屋は享保元年創業の老舗で、山形駅からバス約40分。稜線に立って初めてわかる色。

Best Season
紅葉と草紅葉が重なる10月上旬か、樹氷が育ちきる2月が特別だ。 夏のお釜もきれいだが、空気が澄む秋は別格の景色がある。
Stay
1泊おすすめ
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蔵王のおすすめスポット

01
蔵王のお釜|標高1,800mに、あの色は反則だ

お釜|標高1,800mに、あの色は反則だ

蔵王エコーラインを車で上がっていく。

カーブを曲がるたびに景色が変わる。

駐車場に車を止めて、徒歩10分ほど歩く。

稜線に出た瞬間、視界が開けた。

エメラルドグリーンというか、青とも緑ともつかない色。

直径約360メートルの火口湖が、そこにあった。

強酸性の湖だから生き物は住めないらしい。

なのに、あの色は何なんだろう。

風が強い日は湖面が波立って、色が変わって見える。

曇っているときと晴れているときでも全然違う。

同じ場所で何度見ても、同じ顔じゃないのがお釜の面白いところだ。

7月でも防寒着が必要なくらい寒い日がある。

薄手のジャケットは絶対に持っていくべきだ。

10月中旬には積雪で通行止めになることもある。

行くなら7〜9月が現実的だ。

■ 蔵王お釜 住所:宮城県刈田郡蔵王町遠刈田温泉倉石岳国有林内 料金:無料(蔵王エコーライン通行無料) 通行可能期間:例年4月中旬〜11月上旬 アクセス:遠刈田温泉から車で約30分
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02
蔵王の樹氷|夜中の2時に山頂へ行った理由
作者不明 / CC BY-SA 3.0

樹氷|夜中の2時に山頂へ行った理由

「樹氷ライトアップ」という言葉を聞いて、甘く見ている。

イルミネーション的なものを想像している。

完全に違った。

蔵王ロープウェイで山頂駅に着いたのは夜の8時過ぎ。

気温はマイナス15度を下回っている。

息をするだけで眉毛が凍る感覚がある。

ライトに照らされた樹氷は、白い怪物みたいだ。

アオモリトドマツが氷と雪をまとって、2〜3メートルの塊になっている。

それが何十本も並んでいる光景は、現実の景色じゃない感じがした。

昼間に見ると、また全然違う顔だ。

青空の下で白い巨人たちが並んでいる。

その間をスキーヤーが滑り抜けていく。

樹氷が見られるのは例年1月下旬〜3月上旬。

ロープウェイは往復2,000円(2024年時点)。

防寒は「これで大丈夫」と思った2段階上で行くべきだ。

■ 蔵王ロープウェイ(樹氷観察) 住所:山形県山形市蔵王温泉229-3 料金:山麓線〜山頂線 往復3,800円(大人・2024年参考) 営業時間:8:30〜17:00(季節により変動) 樹氷シーズン:例年1月下旬〜3月上旬 問い合わせ:023-694-9518
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03
蔵王の蔵王温泉|湯に入った瞬間、肌がひりついた
Raita Futo from Tokyo, Japan / CC BY 2.0

蔵王温泉|湯に入った瞬間、肌がひりついた

蔵王温泉の源泉は強酸性だ。

pHが1.2〜1.8という数値は、温泉の中でもトップクラスらしい。

共同浴場に入った。

料金は1回250円。

シャンプーも何もない、ただ湯があるだけの場所。

湯船に足を入れた瞬間、じんわり熱さとは違うひりつきを感じた。

皮膚が反応している感じ。

乳白色の湯が、肌に絡みついてくるような感覚がある。

10分も浸かると、体が真っ赤になった。

上がってから2〜3時間、ぽかぽかが続いた。

蔵王温泉街には共同浴場が3か所ある。

「上湯」「下湯」「川原湯」のどれも味が違う。

3か所まわって400円ちょっと。

それで十分すぎるくらい満足した。

宿に泊まるなら、温泉街の中心にある宿を選ぶべきだ。

外湯めぐりの動線が全然違う。

夕方17時すぎ、人が少ない時間帯が狙い目だ。

■ 蔵王温泉 共同浴場(上湯・下湯・川原湯) 住所:山形県山形市蔵王温泉(各所) 料金:各250円 営業時間:6:00〜22:00(施設により異なる) アクセス:山形駅からバスで約40分(蔵王温泉バスターミナル下車)
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モデルコース

Day Trip 9時:遠刈田温泉出発 → 10時:お釜見学(90分)→ 12時:山麓で昼食 → 14時:蔵王温泉共同浴場めぐり(2〜3か所)→ 17時:解散
1 Night 【1日目】お釜見学 → 蔵王温泉チェックイン → 共同浴場めぐり → 夕食 【2日目】早朝の外湯 → 蔵王ロープウェイ(冬は樹氷、夏は稜線散策)→ 昼食後に帰路 冬は樹氷ナイトツアーを1日目夜に組み込むと一気に密度が上がる。
Travel Tips お釜は天候が変わりやすい。 午前中に行くほうが晴れている確率が高かった。 蔵王温泉の共同浴場はタオルを持参する。 強酸性の湯は傷があると染みるので注意。 冬の山頂は防寒を絶対に過信しないこと。

蔵王への行き方

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Access Time
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Parking
お釜 エコーラインを上がり、駐車場から徒歩10分ほどで稜線へ
主な見どころはお釜で、エコーラインを上がり駐車場から徒歩10分ほど歩くと稜線に出て、エメラルドグリーンの火口湖が眼下に現れる
鉄道 蔵王駅へ
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移動 蔵王へ

おすすめの宿はこちら

深山荘 高見屋

享保元年(1716)創業。高湯通りの高台に立つ蔵王の老舗

🚐 蔵王温泉バスターミナルから無料送迎あり(到着後に連絡)

📍 山形駅からバス約40分

蔵王はレンタカーがおすすめ

現地で自由に動きたいならレンタカーが便利です


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