栃木県

足利

歴史自然寺社

東京から電車で約1時間半。 そこに、日本最古の学校がある。 戦国時代の武将たちが学んだ街。 寺の鐘が聞こえ、藤の香りが漂う。 華やかでも派手でもない。 でも、来るたびに何か引っかかるものが残る。 そういう街が、足利だ。

Best Season 藤を見るなら4月下旬〜5月上旬が最盛期。 紅葉の11月も鑁阿寺の銀杏が見事。 夏は暑いが朝イチなら快適。 冬のイルミネーション期間(フラワーパーク)も人気が高い。

足利のおすすめスポット

01

足利学校|日本で最も古い教室に、ひとり立ってみた

入学料は420円。

それで、日本最古の学校に入れる。

門をくぐった瞬間、空気が変わった。

砂利を踏む音だけが響く。

観光客が少ない平日の午前中、ほぼ貸し切り状態だ。

孔子廟の前に立つ。

室町時代からここにある建物が、今も普通に残っている。

それが信じられなくて、しばらく動けない。

学校内に復元された「方丈」という部屋がある。

畳に座ると、庭がちょうど額縁のように見える。

ここで何百年も前の人間が同じ景色を見ていたんだと、妙に静かな気持ちになった。

所要時間は45分もあれば十分。

でも、急ぐ必要はない。

ぼんやり座っている時間が、一番よかった。

■ 足利学校 住所:栃木県足利市昌平町2338 料金:420円(大人) 営業時間:9:00〜16:30(季節により変動) 休館日:月曜日(祝日の場合は翌日)
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02

鑁阿寺|境内に入ると、街の音が消えた

足利学校から歩いて3分。

鑁阿寺(ばんなじ)がある。

お堀に囲まれた境内は、まるで小さな城みたいだ。

実際、足利氏の館跡がそのままお寺になったらしい。

それを聞いて、なんとなく納得した。

本堂は国宝。

拝観料は無料。

その事実に、少し驚く。

大きな銀杏の木が境内のど真ん中に立っている。

樹齢600年以上と言われている。

幹に手を当てると、ひんやりして、それだけでなんか満足してしまった。

お昼前後に訪れたとき、地元のおじさんが境内を散歩している。

観光地というより、生活の一部になっているお寺だ。

境内のどこかから聞こえてくる鐘の音が、ずっと頭の中に残っている。

ああいう音は、再現できない。

■ 鑁阿寺 住所:栃木県足利市家富町2220 料金:無料 営業時間:境内自由(本堂 9:00〜16:00) 休み:なし
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03

足利フラワーパーク|藤のトンネルは、写真では絶対に伝わらない

入園料は時期によって変わる。

ゴールデンウィーク中の藤の最盛期は1600〜2000円になることもある。

それでも、行く価値がある。

正直、藤棚の写真はSNSで何度も見ている。

「綺麗だけど、実際はどうなんだろう」と半信半疑で入った。

入った瞬間、声が出た。

藤のトンネルを歩くとき、花が頭の上20センチくらいのところまで垂れ下がっている。

香りが全方向から来る。

視界が紫と白で埋まる。

写真で見るのとは、全然違う体験だ。

夜のライトアップも見た。

同じ場所が、昼とまるで別物になる。

水面に藤が映って、どこが現実かわからなくなるような感覚があった。

混む時期に行くなら、開園直後の9時がいい。

10時を過ぎると人が一気に増える。

それだけ覚えておけば、かなり違う。

■ あしかがフラワーパーク 住所:栃木県足利市迫間町607 料金:300〜2000円(時期により変動) 営業時間:9:00〜18:00(季節・イベントにより延長あり) 最寄り:JR両毛線「あしかがフラワーパーク駅」すぐ
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モデルコース

Day Trip 9:00 フラワーパーク → 11:30 足利学校 → 12:30 鑁阿寺周辺でランチ → 14:00 鑁阿寺 → 16:00 帰路。徒歩移動がほとんど。足利市駅周辺に駐車場あり。
1 Night 1日目:フラワーパーク夜間ライトアップまで滞在 → 足利市内泊。2日目:朝イチで足利学校(人少なく静か)→ 鑁阿寺 → 織姫神社を加えてゆっくり散策 → 帰路。2日目は午前中がおすすめ。
Travel Tips 足利学校と鑁阿寺は徒歩3分の距離。 セットで回るのが基本。 フラワーパークだけJR「あしかがフラワーパーク駅」が最寄りで、足利市駅とは別なので注意。 藤のシーズンは駐車場が早朝から埋まる。 電車移動が断然ラク。

足利への行き方

ICカード利用可
Access Time
東京から 約2時間30分
水戸から 約3時間15分
前橋から 約3時間30分
高崎から 約3時間30分
名古屋から 約3時間55分
鉄道 足利駅へ

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