東京から特急で2時間もかからない。 なのに、着いた瞬間に空気が変わる。 潮の匂い、青い海、山の緑。 館山は「ちょっと遠い南国」だ。 リゾートっぽく着飾っていないのがいい。 地元の漁師がいて、猫がいて、静かな島がある。 そのざらっとした本物感が、何度でも来たくなる理由だ。
館山のおすすめスポット
沖ノ島|橋を渡った先に、時間が止まった島があった
館山市街から歩いて行ける「陸続きの離島」。
そう聞いて、正直なめている。
橋を渡った瞬間、空気が変わった。
砂浜は白く、海は透明度が高くて底まで見える。
水中マスクを持ってきたのは正解だ。
魚が普通に泳いでいる。
島の周囲は1kmほど。
歩いてぐるっと回れるサイズ感がちょうどいい。
岩場あり、砂浜あり、樹林あり。
変化があって飽きない。
夏の朝8時、人はほとんどいない。
海に入って、岩の上で乾いて、また入る。
それだけで半日使った。
贅沢という言葉の意味を考え直した。
駐車場は無料。
売店や派手な施設は何もない。
そのぶん、本物の海だけがある。
城山公園|山頂から見下ろす館山湾は、想像の3倍きれいだ
「城址公園」という名前で油断している。
どうせ石碑だけだろう。
全然ちがった。
山頂の展望台に立つと、館山湾が一望できる。
左に沖ノ島、右に富士山(晴れていれば)、正面に太平洋。
これが千葉だという事実に少し混乱した。
標高は約150m。
麓から歩いて20〜30分ほど。
整備された山道で、運動不足でも登れる。
山頂には「館山城」の模擬天守閣がある。
中は博物館になっていて、里見氏の歴史が学べる。
入館料は大人200円。
コスパがおかしいレベルだ。
4月は桜、5月はツツジが咲く。
夏は緑が濃くて、海との対比が美しい。
朝一番に登ると、観光客がいなくて静かだ。
館山の花畑|2月の菜の花と、3月のポピーが、記憶から消えない
館山は「花の街」だと聞いている。
冬から春にかけて、街のあちこちに花が咲く。
2月に行ったとき、道路沿いが一面の菜の花だ。
黄色が濃くて、香りが強い。
とにかく写真を撮りまくった。
「南総里見公園」のポピーも有名だ。
例年3月下旬〜4月が見頃。
赤・オレンジ・ピンクが混ざった畑は、現実感がない。
入場無料なのに、その景色がある。
夏はひまわりが咲く場所もある。
シーズンごとに目的の花が変わるので、何度でも来る理由ができてしまう。
地元のJAやスタンドで花を買って帰った。
100円台から買える。
都内の花屋では考えられない価格だ。
花を抱えて電車に乗って帰るのが、館山旅のルーティンになりつつある。
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館山への行き方
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