益子のつかもと
栃木県

益子

温泉観光街歩き自然冬

Photo by FukuroWaraw / Wikimedia Commons (CC BY-SA 4.0)

温泉歴史を辿る自然と過ごす街歩き工芸文化日帰り最適1泊がおすすめひとり旅向け

益子に来ると、なぜか時間の流れが変わる。 東京から車で2時間ちょっと。 たどり着くのは、土と炎でできた町。 窯の煙が上がる細い路地を歩いていると、 ここで何かを買わなくていい、ただ歩きたい、。 そういう気持ちにさせる場所。

栃木県芳賀郡に広がる焼き物の町、益子。益子駅から現地の移動は車が便利で、東京からは約1時間50分で着く。創業1864年の窯元・つかもとは、ギャラリーとショップを備えた広大な敷地で益子焼をまとめて見て回れる施設だ。民芸の巨匠・濱田庄司の活動拠点である濱田庄司記念館では、土の深みと釉薬の色をたたえた作品と正面から向き合える。益子焼窯元共販センターは、大きなたぬきの置物を目印に多彩な器を見比べながら選べる。窯元巡りに歩き疲れたら、やわらかな泉質の益子温泉で足を休めたい。器を手に、静かな午後。

Best Season
春と秋の陶器市シーズンが熱い。ただし混雑を避けたいなら初夏の平日が狙い目。青葉の中を歩く益子は、人が少なくて静かで、一番好きな顔をしている。
Stay
日帰り可能 ・1泊おすすめ
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益子のおすすめスポット

01
益子のつかもと|200年続く窯元で、焼き物の本気を見た
FukuroWaraw / CC BY-SA 4.0

つかもと|200年続く窯元で、焼き物の本気を見た

創業は1864年。

益子を代表する窯元のひとつが、ここ「つかもと」だ。

敷地に入ると、まず広さに驚く。

ギャラリー、ショップ、レストラン、工房が並ぶ。

ちょっとした小さな村みたいだ。

ショップに並ぶ器を手に取ってみる。

思ったより軽い。

土の色に深みがある。

1客600円くらいのマグカップから、

3万円を超える壺まで、幅が広い。

工房見学も無料でできる。

ろくろを回す職人の手元を、間近で見た。

土がみるみる形になっていく。

当たり前のように成形しているけど、

真似できる気が全くしない。

レストランで食べた益子焼の器に盛られた定食、1,200円。

料理より器に目がいってしまった。

これが焼き物の町のずるさだ。

■ つかもと 住所:栃木県芳賀郡益子町益子4264 営業時間:9:00〜17:30 定休日:無休(年末年始除く) 入場料:無料(工房見学無料) 駐車場:あり
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02

濱田庄司記念益子参考館|暮らしの中に、本物があった

人間国宝・濱田庄司が、実際に住んでいた場所だ。

観光施設というより、人の家にお邪魔する感覚に近い。

入館料は700円。

敷地に入ると、古民家が静かに立っている。

庭の草の匂いがした。

建物の中には、濱田が集めた民芸品が並んでいる。

日本だけじゃない。

朝鮮、沖縄、イギリス、アフリカ。

世界中の「名もない職人の仕事」が一堂に会している。

圧巻なのは登り窯だ。

敷地内に実際に使われていた窯が残っている。

全長がおよそ20メートル近くある。

こんなものが個人の家の庭にあるのか。

「美しいものを使う暮らし」を実践した人の痕跡が、

そのまま残っている場所。

パンフレットには書いていない静けさがある。

ゆっくり1時間は使いたい。

■ 濱田庄司記念益子参考館 住所:栃木県芳賀郡益子町益子3388 営業時間:9:30〜17:00(入館は16:30まで) 定休日:木曜(祝日の場合は翌日)、年末年始 入館料:大人700円、高校生400円、中学生以下無料 駐車場:あり
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03
益子の益子焼窯元共販センター|掘り出し物を探す楽しさがある
FukuroWaraw / CC BY-SA 4.0

益子焼窯元共販センター|掘り出し物を探す楽しさがある

益子に来たら、ここは外せない。

窯元が共同で運営する販売施設で、

益子焼の「市場」みたいな場所だ。

大きなたぬきの置物が目印。

駐車場から見えるシンボルが、妙に愛おしい。

中に入ると、とにかく器の量が多い。

カップ、皿、鉢、急須、花瓶。

ざっと見るだけで30分かかった。

価格帯が幅広いのがいい。

200円台の小皿から、数千円の大鉢まで。

日用使いできそうなものを探すなら、ここが一番選びやすい。

アウトレットコーナーもある。

わずかに歪みがあるとか、色が不均一とか、

そういう理由で値引きされた器が並んでいる。

個人的にはこのコーナーが一番好きだ。

そういう「ハズレ」のほうが、

なぜか手に取りたくなる。

大きな荷物になってもいい、という覚悟で来るといい。

■ 益子焼窯元共販センター 住所:栃木県芳賀郡益子町益子3527-7 営業時間:9:00〜17:00(季節により変動あり) 定休日:不定休 入場料:無料 駐車場:あり(大型バス可)
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モデルコース

Day Trip 9:30 つかもと見学・昼食 → 13:00 益子焼窯元共販センター → 14:30 濱田庄司記念館 → 16:00 城内坂周辺を散歩して帰路
1 Night 1日目:つかもと→共販センター→城内坂の個人窯元めぐり→益子の宿に宿泊。2日目:朝の静かな時間に濱田庄司記念館を訪問→近隣の陶芸カフェで一息→昼前に帰路。窯元を急がずに見られるのが1泊の良さ。
Travel Tips 春(4〜5月)と秋(11月)の「益子陶器市」は全国から数万人が訪れる。 駐車場は朝8時台でも埋まり始める。 平日の訪問が断然ゆっくりできる。 器は割れ物なので、新聞紙か緩衝材を車に積んでおくと安心。

益子への行き方

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益子を車でまわるなら、出発地・現地どちらでも借りられます

Parking
つかもと 駐車場:あり
濱田庄司記念益子参考館 駐車場:あり
益子焼窯元共販センター 駐車場:あり(大型バス可)
鉄道 益子駅へ
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移動 益子へ

おすすめの宿はこちら

益子舘 里山リゾートホテル

益子の里山に建つ温泉宿。滝を眺める露天風呂があり、館内に益子焼を飾る


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