益子に来ると、なぜか時間の流れが変わる。 東京から車で2時間ちょっと。 たどり着くのは、土と炎でできた町。 窯の煙が上がる細い路地を歩いていると、 ここで何かを買わなくていい、ただ歩きたい、。 そういう気持ちにさせる場所。
益子のおすすめスポット
つかもと|200年続く窯元で、焼き物の本気を見た
創業は1864年。
益子を代表する窯元のひとつが、ここ「つかもと」だ。
敷地に入ると、まず広さに驚く。
ギャラリー、ショップ、レストラン、工房が並ぶ。
ちょっとした小さな村みたいだ。
ショップに並ぶ器を手に取ってみる。
思ったより軽い。
土の色に深みがある。
1客600円くらいのマグカップから、
3万円を超える壺まで、幅が広い。
工房見学も無料でできる。
ろくろを回す職人の手元を、間近で見た。
土がみるみる形になっていく。
当たり前のように成形しているけど、
真似できる気が全くしない。
レストランで食べた益子焼の器に盛られた定食、1,200円。
料理より器に目がいってしまった。
これが焼き物の町のずるさだ。
濱田庄司記念益子参考館|暮らしの中に、本物があった
人間国宝・濱田庄司が、実際に住んでいた場所だ。
観光施設というより、人の家にお邪魔する感覚に近い。
入館料は700円。
敷地に入ると、古民家が静かに立っている。
庭の草の匂いがした。
建物の中には、濱田が集めた民芸品が並んでいる。
日本だけじゃない。
朝鮮、沖縄、イギリス、アフリカ。
世界中の「名もない職人の仕事」が一堂に会している。
圧巻なのは登り窯だ。
敷地内に実際に使われていた窯が残っている。
全長がおよそ20メートル近くある。
こんなものが個人の家の庭にあるのか。
「美しいものを使う暮らし」を実践した人の痕跡が、
そのまま残っている場所。
パンフレットには書いていない静けさがある。
ゆっくり1時間は使いたい。
益子焼窯元共販センター|掘り出し物を探す楽しさがある
益子に来たら、ここは外せない。
窯元が共同で運営する販売施設で、
益子焼の「市場」みたいな場所だ。
大きなたぬきの置物が目印。
駐車場から見えるシンボルが、妙に愛おしい。
中に入ると、とにかく器の量が多い。
カップ、皿、鉢、急須、花瓶。
ざっと見るだけで30分かかった。
価格帯が幅広いのがいい。
200円台の小皿から、数千円の大鉢まで。
日用使いできそうなものを探すなら、ここが一番選びやすい。
アウトレットコーナーもある。
わずかに歪みがあるとか、色が不均一とか、
そういう理由で値引きされた器が並んでいる。
個人的にはこのコーナーが一番好きだ。
そういう「ハズレ」のほうが、
なぜか手に取りたくなる。
大きな荷物になってもいい、という覚悟で来るといい。
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益子への行き方
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