豊後高田の風景
大分県

豊後高田

街歩き歴史寺社
歴史を辿る寺社めぐり街歩きひとり旅向けカップル向け友達と街歩き向け海を眺める

時間が、止まっている。 そう感じる町が、大分にある。 豊後高田は、昭和をそのまま封じ込めたような商店街と、 夕日が海を染める真玉海岸と、 千年前の仏が静かに座る富貴寺が、 ひとつの町に重なっている。 派手さはない。 でも、帰りたくなくなる場所だ。

時間が、止まっている。そう感じる町が、大分にある。豊後高田は、昭和をそのまま封じ込めたような商店街と、夕日が海を染める真玉海岸と、千年前の仏が静かに座る富貴寺が、ひとつの町に重なっている。派手さはない。でも、帰りたくなくなる場所だ。懐かしいのに、来たことがない。昭和の香りが残る路地を歩けば、どこか遠い記憶が胸をしめつける。夕暮れの海と古刹の静寂が、旅人の心をそっとほどいていく。真玉海岸は干潮時刻が命。事前に潮見表で確認してから行程を組むこと。昭和の町は平日がおすすめ。地元の人が普通に買い物している時間帯が、いちばん本物らしい。富貴寺は午前中の光が壁画を見やすい。

Best Season
秋(10〜11月)がいちばんよかった。 富貴寺の紅葉と石畳の組み合わせが別格だ。 夏は真玉海岸の夕日が遅くまで見られる。 混雑を避けるなら平日の春も悪くない。
Stay
・2泊以上
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豊後高田のおすすめスポット

01
昭和の町|駄菓子屋で10円のくじを引いた、午後2時

昭和の町|駄菓子屋で10円のくじを引いた、午後2時

商店街に入った瞬間、空気が変わった。

アーケードの下に、昭和30年代の看板が並んでいる。

本物の店として、今も営業している。

そこがすごい。

「昭和ロマン蔵」という体験施設もあるけれど、

個人的に刺さったのは、商店街そのものだ。

おもちゃ屋に入ると、プラモデルが150円で売っている。

駄菓子屋では、本当に10円のくじがあった。

おじさんが無言で新聞を読んでいた。

わざとらしくない。

それだけで、全部が本物に見える。

昼ごはんは「千草」という食堂で食べた。

日替わり定食が750円。

おばちゃんに「どこから来たの」と聞かれた。

その会話が、いちばん昭和だっただ。

所要時間は2〜3時間あると、ゆっくり歩ける。

平日のほうが、生活の匂いがした。

■ 昭和の町(豊後高田昭和の町) 住所:大分県豊後高田市新町989-1(昭和ロマン蔵) 料金:昭和ロマン蔵 大人600円、中高生400円、小学生300円 営業時間:9:00〜17:00(月曜休館) 商店街散策は無料・年中無休
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02
真玉海岸|干潮の時間を調べてから行くべきだ

真玉海岸|干潮の時間を調べてから行くべきだ

正直に言う。

最初、干潮の時間を調べていかない。

着いたら、海は普通の海だ。

きれいだけど、「あれ、こんなもんか」。

地元の人に聞いたら、「干潮の前後2時間が全然違う」と言われた。

翌朝、時刻表を確認してから出直した。

干潮は午前6時40分ごろ。

夜明けと重なっている。

海に着いたら、砂浜に無数の水たまりができている。

その水面が、空を鏡みたいに映している。

カメラを持って来ていたけれど、しばらく動けない。

足元に空があった。

夕日もすごいと聞く。

日の入り時刻は観光協会のサイトで確認できる。

駐車場は無料。

トイレもある。

干潮の時間だけ、必ず調べてから行ってほしい。

それだけで、別の場所になる。

■ 真玉海岸 住所:大分県豊後高田市臼野(真玉海岸夕日と星の公園付近) 料金:無料 駐車場:無料 干潮時刻は「潮見表」で事前確認を推奨 アクセス:JR宇佐駅から車で約30分
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03
富貴寺|1100年前の仏が、今日もそこにいる

富貴寺|1100年前の仏が、今日もそこにいる

山の中に、石畳の参道があった。

木漏れ日の中を歩いて5分。

急に、小さなお堂が現れた。

富貴寺大堂。

建てられたのは平安時代。

九州最古の木造建築のひとつ、と後で読んだ。

でも、知識より先に、体が止まった。

扉を開けると、阿弥陀如来が座っている。

像の高さは約83センチ。

大きくはない。

でも、視線が合うと、息をのんだ。

壁には平安時代の壁画が残っている。

色は薄い。

ほとんど見えないくらい薄い。

それでも、ここにある。

拝観料は300円だ。

観光地っぽい雰囲気が、まるでない。

管理している人もいるけれど、静かだ。

30分いた。

ほかに誰もいない。

その静けさが、1100年の時間と繋がっている気がした。

■ 富貴寺 住所:大分県豊後高田市田染蕗2395 料金:大人300円、中高生200円、小学生100円 営業時間:8:00〜17:00(年中無休) 駐車場:無料 アクセス:宇佐ICから車で約20分
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モデルコース

Day Trip 9:00 富貴寺 → 11:00 昭和の町・商店街散策&昼食 → 14:00 昭和ロマン蔵 → 16:30 真玉海岸(干潮・夕日を狙う)
1 Night 1日目:富貴寺 → 昭和の町散策・昼食 → チェックイン → 夕方、真玉海岸で夕日。 2日目:早朝5:30起き、干潮時刻に合わせて真玉海岸へ。朝の干潟を独り占めする贅沢。帰路に宇佐神宮に寄り道するのもいい。
Travel Tips 真玉海岸は干潮時刻が命。 事前に潮見表で確認してから行程を組むこと。 昭和の町は平日がおすすめ。 地元の人が普通に買い物している時間帯が、いちばん本物らしい。 富貴寺は午前中の光が壁画を見やすい。

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